毎日の夕食だけでも大変なのに、連休中はお昼まで!
外食もままならないご時世が続く中、子どものお昼ごはん平日5日分をまとめて用意して冷凍する方法を試してみました。おかずのみですが、「今日のお昼どうしよう?」という悩みから解放されてストレスが軽減されました!
目次
レンジOKの耐熱・耐冷容器を準備

せっかくなのでかわいいお弁当箱に詰めようかと思ったのですが、100円ショップのお弁当箱はどれもレンジ不可。というわけで、2個100円の保存容器にしました。電子レンジ対応であることが重要です。
容器だけでなく、レンジ不可のカップや仕切りは使わないようにしてくださいね。
容器のサイズは?
食べる量にもよりますが、小学校高学年や女性なら400mlくらいがほどよいです。小学校低学年や幼児向けはもう少し小さくするか、このサイズならごはんも詰めるといいですね。高さがないほうが冷凍庫を圧迫しにくいです。
中学生以上の男性ならもう少し大きくするか、ぎっしり詰めましょう。
冷凍食品やレトルトも活用!
詰めるおかずは、冷凍可能であればなんでもOK。すべて冷凍食品やレトルトでもいいですし、すべて手作りでも。今回は家にある食材の使いきりも兼ねて、冷凍食品・レトルトと手作りをミックスしました。
準備したのはこちら!

- 冷凍:唐揚げ(10個)※写真は5個ですがあとで追加
- レトルト:ミートボール(10個)
- 冷凍:エビフライ(4尾)
- 冷凍:サバの塩焼き(4切れ)
- 冷凍:グラタン(4個)
- 冷凍&手作り:かぼちゃの煮物(冷凍2/3袋を煮る)
- 手作り:キャロットラペ(ニンジン小 1.5本分)
- 手作り:ほうれん草のソテー(ほうれん草1束・ベーコン1パック)
- 手作り:ポークピカタ(生姜焼き用の豚肉4枚分)

毎日同じにならないように、バリエーションを意識しながら詰めました。
しかしこれだけ用意して「小学生のお昼5日分」だと思うと気が遠くなります…
給食ありがとう!!!と、あらためて感謝しました。
冷凍&解凍はどうだった?

こちらが完全に冷凍された状態です。

そしてこちらが、レンジの「自動あたため」で解凍した状態です。
レンジにもよるでしょうが、解凍ムラもなくどれも美味しかったです。
自然解凍OKの冷凍食品だけを選べば、レンジを使わず
- 寝る前に冷蔵庫に移しておく
- 朝起きて冷凍庫から出しておく
といった方法でも解凍できそうですね。
まとめて冷凍のメリット&デメリット
実際にやってみた感想としては、
- 献立を考えるストレスがなくてラク!
- 子どもの野菜不足を心配するストレスがなくてラク!
- 昼ごはん準備の手間が減ってラク!
でした。
また、子どもたちは、
「これは唐揚げが多いけど、グラタンがない……」
「大好きなエビフライがあるけど、ちょっと苦手なかぼちゃが……」
と、 初日や2日目は楽しそうに選んでいました。
今年のGWはおでかけできないので、平日だけでなくGW期間中もこの方法でおかずをストックしておこうと思います。

デメリットは、なんといっても冷凍庫の圧迫。
できれば家族全員分を用意したいところですが、冷凍庫の大きさの問題もあって我が家は子どもの分だけで精一杯でした。もう少し大きな容器にして白ごはんも詰めるとさらにラクですが、とても無理!
また、レンジで温めるのであればサラダ系のキャロットラペより温かい状態で食べても違和感のないきんぴらのほうがよかったな、というのも反省点です。
手作りするなら、こちらをどうぞ!

今回のおかずのほとんどは、hitotemaにレシピがあります。
唐揚げ・ほうれん草のソテー・サバの塩焼きはありませんが、チキン南蛮・いんげんのごま和え・ブリの竜田揚げが代わりになりそうですよ。
ちなみに卵焼きはダメではありませんが、冷凍すると食感が悪くなるのであまりおすすめはできません。
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少しでも毎日のごはん作りがラクになりますように……!