当サイトhitotemaを運営している伊藤忠エネクス株式会社で、 2020年1月21日(火) に食育イベントが行われました。
第一部(約60分):食育ワークショップ<薬膳ポン酢づくり>
第二部(約30分):食育マルシェ<温活・生姜の効用講座>
今回は社員向けイベントでしたが、「hitotemaライターさんたちもぜひ」とお声がかかり、管理栄養士の神田由佳さん、世界の料理に詳しい沖本直子さん、整理収納アドバイザーの藤野ことさん、ファイナンシャルプランナーの高橋禎美さんの4名が参加しました!
14時からですが、13時半に到着したころにはすでに準備万端。
大きな柚子に期待を高めつつ、開始までのしばしの時間は普段会う機会のないライターさん同士の会話に花が咲きました。
目次
第一部:食育ワークショップ<薬膳ポン酢づくり>
では、イベントレポートにまいります。 まずは、ワークショップ。 講師は食のオタクコミュニティ「365Market(サンロクゴマーケット)」 に所属している加野有美さんです。
お持ちの資格は、 調理師・野菜ソムリエプロ・保育士・食育インストラクター・国際薬膳食育師・ブレッドマスター・コーヒーマイスター・江戸東京野菜コンシェルジュ。さすが「食のオタク」!
体質診断チェック
まず、体質診断チェックがありました。
点数が低いほうがいいチェック、hitotemaメンバーはなかなか優秀!
PMSの症状にはジャスミン茶やミカンなど香りのいい食材がいいですよ。
貧血には夏野菜は控えて、黒豆・黒ごま・プルーンなど黒い食材がいいですよ。
そんなアドバイスに、女性陣は興味津々です。とはいえ、「適度な運動をして脂っこいものは控えましょう」というアドバイスには「それは無理だな~」という感想も聞こえました。正直!
でもこういうことは、頭の片隅に覚えておくことが大事なんですよね。
陳皮・乾姜の作り方講座
薬膳ポン酢づくりに先立ち、薬膳ポン酢の材料となる陳皮(ちんぴ・ミカンの皮を乾燥させたもの)と乾姜(かんきょう・ショウガを乾燥させたもの)の作り方を教えてもらいました。
さすが先生、教科書のような左手使いですね。
ベージュが乾姜で、先生のお手製です。東洋医学では生姜はショウキョウと読み、乾燥させていないショウガを指すのだとか。知らなかった!
オレンジ色が陳皮。これは購入されたそうで、正式には3年以上も陰干しして作るそうです。今回は、家庭でミカンの皮を干すだけで作る方法を教えてもらいました。
使い方の説明も詳しいので(でも全部簡単!)、メモしたいことだらけでした。
薬膳ポン酢づくり
いよいよお待ちかねの、薬膳ポン酢づくりです。まずは先生が実演。
「ポン酢を作ったことがある人~?」という問いに手を挙げたのは、沖本さんと高橋さんだけ(管理栄養士の神田さんはこのときは不在)。hitotemaチームも、相当な食オタク集団ですね……。
材料を混ぜるだけなので、とっても簡単。簡単なので周りの人たちとなごやかに会話する余裕もあるし、イベント会場が柑橘のいい香りに包まれるのもいいですね。
薬膳ポン酢、完成です。
余った陳皮と乾姜は持って帰っていいので、家でまた作れますね。イベントの日だけで終わらないのが嬉しいです。
第二部:食育マルシェ<温活・生姜の効用講座>
休憩時間を挟んで、第二部は食育マルシェ。講師は一瀬ゆかりさんです。
お持ちの資格は、管理栄養士、マクロビオティックセラピスト、食生活アドバイザー、認知症予防食生活支援指導員など。
温活というスライドが準備されたので普通のセミナーなのかと思っていたら……
つやつやカラフルなマルシェが会場に設営されました。
野菜のお土産付きというお話は聞いていたのですが、まさかこんな素敵な演出があるとは思っていなかったので、期待以上でびっくりです。
ケースに並べるだけじゃなく、ちゃんと手書きのカードまで添えてあるんですよ。これは楽しい!
食育セミナー
温活講座のテーマは、ショウガ。
セミナーは、クイズ形式で進みました。漢字やさきほどの薬膳ポン酢作りで習ったばかりの「ショウガオール」は、みんな揃って正解!
野菜マルシェ
マルシェの野菜を配布する前に、お野菜についてのレクチャーがありました。おすすめの食べ方をしっかり解説してもらえます。見事なトークの一瀬先生、「野菜が好きで好きでたまらない!」という感じのオタクぶりが素敵でした。
本物のマルシェでお野菜を買うような雰囲気でお土産を選べるのが楽しいですね。
しかも、食のプロが質問にも答えてくれるのです。こんな機会、めったにありません。
野菜の入った袋を手に、参加者同士の話も弾みます。内容がバラバラになるので一見不平等にも思えますが、好き嫌いもあるし、重いのは避けたい、家庭菜園で作っている、など各自事情があるので、同じセットを配布されるよりも満足度が高いなと思いました。
薬膳ポン酢もそうですが、イベントかぎりで終わらないのがいいですね。暖冬とはいえ冬の収穫は寒さが厳しいはず。農家のみなさん、美味しく大事にいただきます!
hitotemaライターのイベントレポ
初対面のライターさん同士もわいわい楽しく盛り上がり、「とっても楽しかったね!」「次回はイベント後に食事もしましょうね!」なんて話もしながら名残惜しくお別れしました。
うまく撮れなくて、美味しそうに見えないかもだけど💦
— 藤野こと🇫🇷整理収納ライター兼フランス語翻訳家 (@koto_fujino513) January 21, 2020
今晩の豚肉と白菜の煮込みに、さっそく薬膳ポン酢入れたよ😋
「旭ポン酢」のファンだったけど、これからは作るわ。
めっちゃ簡単で美味しい〜🥰 pic.twitter.com/sKJj0FH1aS
帰宅後、豚肉と白菜の煮込みにさっそく使う藤野さん!
生産者がわかる野菜は食べると野菜の味がする ー アメブロを更新しました#体質改善https://t.co/bMs5CpiH5z
— 神田 由佳(管理栄養士)/人生が楽しく、豊かになる食べ方 (@eiyoyuka) January 21, 2020
神田さんは、野菜の美味しさをブログに綴ってくださいました。薬膳ポン酢ワークショップは先約があって不参加でしたが、神田さんのポン酢もライター仲間で作りましたよ。
【「薬膳ポン酢」を作ってみましょう!】 昨日、伊藤忠エネクスさまにお邪魔しました。 LPガスなど家庭のエネルギーを供給されていることから、食に関わる今回のイベントを開催され、それに参加させていただきました。 伊藤忠エネクスさまが昨年末開…
高橋 禎美さんの投稿 2020年1月21日火曜日
食ライターではないのにポン酢づくりの経験者だった高橋さん。薬膳ポン酢、「素晴らしく美味しい!」とのこと!
沖本さんもアツいイベントレポ!
“持続可能”な食育を、もっと楽しく!
楽しくてリフレッシュになる食育イベント。その場限りで忘れてしまっても決して無意味ではありませんが、帰宅後も明日も続けばもっと有意義ですよね。
- ポン酢を作るだけじゃなく、次回分の材料も一緒に持ち帰れる。
- 食べ方を教えてもらってから、自分で選んだ野菜を持ち帰れる。
今回の食育イベントは、そんなところが大きなポイントでした。
“持続可能”はいま環境問題での重要なキーワードですが、今後は食育でも “持続可能” であることがもっと重視されそうですね。
社内イベントや商業施設でも、こんな食育ワークショップがどんどん増えそうな気がします。
<今回参加していただいたライターさんの記事>
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