たまには本格チーズで挑戦!スイスの「チーズフォンデュ」#世界の料理

たまには本格チーズで挑戦!スイスの「チーズフォンデュ」#世界の料理

リード
スイスの風景(画像出典)shutterstock

ヨーロッパアルプスの名峰が堪能出来る自然豊かなスイスは自然を中心とした観光はもちろんのこと、氷河特急やベルニナ特急など鉄道も有名です。
日本ではアニメ「アルプスの少女ハイジ」の影響もあって、「自然豊かなヨーロッパの美しい国」というイメージがすっかり定着していますね。
真夏でも過ごしやすい気候のため、避暑地として過ごしたりまたハイキングで楽しんだりするにも最適のエリア。そんな山岳地帯特有のチーズ料理も豊富です。

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チーズフォンデュとは?

チーズフォンデュとは?1
(画像出典)shutterstock

日本で最も有名なスイス料理とも言えるのが、チーズフォンデュではないでしょうか。
フォンデュは溶けるという意味なので、まさに名前通りのお料理です。
スイスを中心にアルプス山岳やその近郊を中心とした家庭料理で、もともとは硬くなったパンを柔らかくして美味しく食べる方法だったようですが、今ではパン以外に温野菜やエビなどのシーフードを絡めたりと現代風にアレンジすることも多くなりました。

チーズフォンデュとは?2
(画像出典)shutterstock

基本的にチーズフォンデュで食べるものは一口サイズにカットするので2度付けはありませんが、日本の串揚げ店で「二度付け禁止」というルールがあるようにスイスにもチーズフォンデュの食べ方にルールがあります。
それは「チーズにパンを落とさないこと」。落としてしまうと「男性は同テーブルの皆にワインを振舞い、女性が落とすと隣の男性にキスをする」という、場を盛り上げるための楽しいゲーム感覚のルールがあるのも、スイスという感じでいいですね。

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レシピ

では、チーズフォンデュのレシピをご紹介しましょう。

材料(4人分)

材料
  • グリュイエールチーズ  100g
  • エメンタールチーズ  100g
  • コンテ チーズ 100g
  • 白ワイン(牛乳で代用可) 150ml
  • コーンスターチ(片栗粉で代用可) 小さじ2
  • ニンニク (カットして断面を平らにしておく) 1かけ
  • フランスパン(一口サイズにカット)  お好みの量

使うチーズについて

使うチーズは癖がなくマイルドなグリュイエールと、アニメ「トムとジェリー」にも出てくる大きな穴の開いたエメンタールを2:1でブレンドするのが大定番。
しかし、ナッツのような香ばしさのあるコンテや蜜のような甘みのあるボーフォールなど、アレンジは自由です。今回は、グリュイエール・エメンタール・コンテで作りました。

作り方

チーズを溶かしやすいように小さくカットしてコーンスターチをまぶしておきます。 コーンスターチは溶かしたチーズが分離しないようにするためのもので、入れないとなめらかに溶けません。少量ですが重要です。

お鍋にニンニクの断面をこすりつけて鍋肌に香りを移したらそこへ白ワインを入れて火をつけてアルコール分を飛ばします。(アルコールランプやキャンドルランプ専用のチーズフォンデュ鍋の場合は、テフロン加工した小さめの鍋やフライパンでチーズを溶かしてください)

アルコールが飛んだ白ワインにチーズを3~4回に分けて入れます。一度にいれると温度が下がりうまく溶けないので少しずつ入れてください。お子さまが小さくて白ワインに抵抗がある場合は、牛乳でも作れます。

ゆっくりと8の字を書くようにワインとチーズを混ぜ合わせたら出来上がりです。

完成写真

ポイント

チーズと白ワインは分離しやすいので食事中もパンで混ぜるようにしながら食べるのもポイントです。それでも分離してしまった場合には白ワインか牛乳にコーンスターチを混ぜたものを少しづつ鍋に加えてください。

チーズフォンデュのアレンジは自在!

変わり種の具材としては「りんご・バナナ・ドライフルーツ」などの朝食向きのものや、「焼き牡蠣・焼売・竹輪・チキンもも肉」などの食事もの。さらに「カニカマ・たくあん」なんて異色のコラボもチーズフォンデュ好きの間では「すごく合う!」と人気の具材です。

また、美味しく食べ終わる頃には鍋底におこげが出来ることがあります。
これをスイスではGroßmutter(グロスマター)といって「おばあちゃん」という意味。名前まで楽しいこのおこげ、フォンデュとは違った香ばしい風味に最後まで満足感いっぱいのはず!

チーズフォンデュのアレンジは自由自在

さあ、とろーり温かいチーズフォンデュを!

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