ミニチュアパンケーキ

小さいのに本格的!実際に食べられる「Yuka’s tiny kitchen」さんのミニチュア料理

子どもの頃に憧れた、小さくてかわいらしいミニチュアの世界。「本当に料理できたらいいな」という夢を、大人になってから叶えた女性がいます。

(画像提供)Yuka’s tiny kitchen

YouTube登録者数12.3万人(2020年10月現在)の人気チャンネル「Yuka’s tiny kitchen」を主宰するYukaさんが使うのは、指先サイズの調理器具。よく切れる包丁や小さなスプーンで料理し、器用にお皿に盛り付けます。材料もすべてスーパーで揃うような身近なものを使っていて、どれも実際に食べられるのがポイントです。

そのクオリティの高さに、「何度見てもすごい」「普通に作るより難易度高そう」などコメントも多数。海外からの視聴者も多いそうなんです。

今回は、ミニチュアの世界観を大切にするYukaさんを取材。作り始めたきっかけや、作る上での苦労話などをお聞きしてきました!

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2年前から週1ペースで投稿。海外のファンも多数

お会いしたYukaさんは、スラリとした20代くらいの女性。普段は会社員として働き、仕事終わりや休日にミニチュア料理の調理・撮影・編集をしています。

床は100円ショップで購入した板を細かく切って貼りつけたそう。
白い壁は画材店のキャンバスボード。
購入したハンドメイドの飾り棚を取り付け、ミニチュア缶や瓶を並べています。

ミニチュア料理を始めたのは2018年秋。YouTube開設とともに動画の投稿をスタートさせ、今では80本以上を制作しています。

日本のみならず、海外からの視聴やコメントも多いとか。投稿のたびに「よくこんなに細かく作れるなあ」「まさにアリエッティの世界」などコメント欄もにぎわいます。

(画像出典)Yuka’s tiny kitchen

Yukaさん「日本からのほか、海外からかなり反応が多いですね。視聴者割合では4割が日本の方、6割はアメリカ、ベトナムなどからです。コメント欄でみなさんの反応を見るのも楽しみですね。各国の言葉でコメントが来るので、そのたびにGoogle翻訳で確認しています。すべてにお返事したいのですが、返し漏れがあったら申し訳ないので、今は一律でしないように決めているんです」

シルバニアからスタートしたミニチュア好き。学んできた映像制作を組み合わせた

「子どもの頃からシルバニアファミリー好き。その延長で、ミニチュアのおもちゃを集めるのが趣味になった」というYukaさん。

Yukaさん「特にミニチュアのカプセルトイが好きで、見かけるたびに新しいものが入っていないかなっていつも探しています。ミニチュアって調理系の道具が多いので、『これで料理したら楽しいかな』と考えたのがきっかけです」

また、Yukaさんは映像系の大学出身。好きなミニチュアと、学んできた映像制作を組み合わせて動画を作ったら面白いのでは、と始めたそう。

「料理は人並みにできる程度でしたが、ミニチュアを使ってみたくて始めたという感じです」とYukaさん。記念すべき1作目「プリン」は63万回再生!
(画像提供)Yuka’s tiny kitchen

火を使える本格キッチン!パッケージは手作りも

コツコツ集めてきたミニチュア道具に加え、実際に調理可能な器具も揃えています。例えば「ネットで探し回って見つけた」というキッチンは海外製で、小さくても加熱できる本格仕様。

(画像出典)Yuka’s tiny kitchen

もともとはアロマバーナーとして作られているもので、加熱する時は固形燃料を1/16ほどの大きさにカットして使います。

Yukaさん「加熱時間は5分ほど。火が消えそうになったら固形燃料を足して……と、焼き加減を見つつ作るので結構忙しいです(笑)」

パンケーキもふっくらおいしそうに焼けています
(画像出典)Yuka’s tiny kitchen

プラスチック製が多いミニチュアトイ。火を使ったり熱いものを混ぜたりすると溶けてしまう場合があるので、素材にも気を使います。

(画像提供)Yuka’s tiny kitchen

食材を小さく切るのに欠かせない包丁も、ネットで探して買い求めたもの。人差し指ほどのサイズですが、スパッと気持ち良いほどの切れ味です。「この包丁は職人さんが一本一本手作りしているそうで、入手が難しく購入に苦労しました」と、Yukaさん。

「陶芸が趣味」という友人に作ってもらった鍋たち。動画でも大活躍

お気に入りのお店は、鎌倉のミニチュア専門店「イクスタン鎌倉」。シルバーのスプーンやフォーク、お皿といった食器類を揃えたそうです。

(画像提供)Yuka’s tiny kitchen

カレールウの箱など、パッケージ類はYukaさん自ら手作りすることが多いとか。ケンタッキーフライドチキンをモチーフにしたオリジナルの箱とドリンクカップもクオリティが抜群!“YTK”の文字入りで凝っています。

(画像提供)Yuka’s tiny kitchen

Yukaさん「以前タピオカドリンクを作った時は、カップは既存のミニチュアのものを使いました。ただ、ちょうど良いストローが見つからなかったので、木を切って色を塗って作ったのですが…タピオカが吸えないくらいの細さでしたね(笑)」

撮影、調理、編集で合計6時間以上!目に見えない苦労も

「小さくても実際に食べられる料理」をコンセプトにしているYukaさん。

ガパオライス調理風景(画像提供)Yuka’s tiny kitchen

玉ねぎはペコロス、キャベツは芽キャベツを使用。スーパーの店頭で、とくに小さいものを選んで買っているそう。また、しめじはパックの脇に生えている小さなものを集めて調理する念の入れようです。

作業はすべてYukaさんひとりで行っています。作る料理は基本的に「自分が食べたいもの」。ほか、同僚や友人に「次は何を作ろうか」と相談することも。レシピはできるだけスタンダードなものを検索して選んでいるそう。

226万再生を突破した『盛り盛り原宿系パンケーキ』
(画像出典)Yuka’s tiny kitchen

動画はすべて5分ほどに見やすくまとめられていますが、実はとても時間がかかっているんです。

Yukaさん「とにかく、撮影に入る前の準備に時間がかかりますね。準備、撮影で4時間程度。そこから2~3時間ほどかけて編集します。今はだいぶ慣れてきましたが、うっかり器を倒したり、切った野菜を飛ばしてしまったりとNGも多くて…。そうしたNG集も映像にまとめてアップしています」

今までのお気に入りは「ドーナツ」、一番大変だった料理は「手打ちそば」。

Yukaさん「お菓子系はホットケーキミックスを使えば良いんですが、薄力粉から作る場合だとベーキングパウダーがコンマ単位になってしまうんですね。分量次第で膨らまないことも多いので、ドーナツが上手くできた時は嬉しかったです」

Yukaさん「手打ちそばは年越しに向けて作ったのですが、それまでそばを手作りしたこともなくて。全然まとまらなくて大変でした」

最後に

最後に、今後挑戦してみたいものを伺ってみました。

「いつかコース料理にチャレンジしてみたいですね。一品作るだけでもかなり時間がかかるので、いったい何時間かかるんだろうってちょっと怖い気もしますが…。本当に楽しいので、これからもずっと続けていきたいですね」と、笑顔で話してくれました。

これまで集めてきたミニチュア道具で、本当に食べられる料理を作っているYukaさん。次はどんな逸品がアップされるのか、ぜひ注目してみてくださいね!

YouTube
https://www.youtube.com/c/yukastinykitchen/
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