色鮮やかでキブンも上がる!お花見のお供にベルギーのフルーツビールを

色鮮やかでキブンも上がる!お花見のお供にベルギーのフルーツビールを

寒かった冬ももうすぐ終わり(記録的暖冬ではあったが…)。
春になったら何はともあれお花見をしたい。

この春、ビアエッセイストがおすすめするのがベルギービール。中でもフルーツランビックは色彩豊かで目でも楽しませてくれる。苦味が弱くて飲みやすいのでビール入門としても最適。
フードともしっかり合わせてお花見の質をランクアップさせよう!

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お花見のときに飲みたいビール4箇条とは。

お花見のときに飲みたいビール4箇条とは。
(画像出典)PIXTA

世界には多種多彩なビールが存在する。
「ビール」というと、「金色で苦くて泡があるもの」と考えてしまいがちだが、それは「ピルスナー」という一つのスタイルに過ぎない。

では、お花見に合うビールとはどんなものだろうか?
ここで独断と偏見により、お花見のときに飲みたいビール4箇条を掲げたい。

アルコール度数低め
目で見て楽しめる
非日常感がある
桜に関係する

夜桜もいいが、お花見はやはり明るい時間に開催したい。アルコール度数が高いお酒でぐでんぐでんになってしまったら、夕方以降の時間が潰れてしまう。だからこそアルコール度数はやや低めがいい。
また、モノクロームな冬が終わり、色鮮やかな季節に突入する歓びを飲み物の色でも表現したい。そして、お花見という心が弾むイベントにさらに非日常感をプラスし、桜をイメージさせるビールがあったら完璧。

これらの条件にぴったり合致しているのがベルギーのフルーツランビック!

ランビックというのはビールのスタイルの一つで、自然発酵による酸味が一番の特徴だ。フルーツランビックはこのランビックにフルーツ果汁を混ぜて飲みやすくしている。中でもリンデマンスという醸造所は多彩なラインアップを展開しているので飲み比べをするのも楽しい!

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肉料理と合いそうなさくらんぼビール。

肉料理と合いそうなさくらんぼビール。
さくらんぼ
(画像出典)PIXTA

まずはさくらんぼのビール、クリーク。
この鮮やかなルビー色はお花見パーティーの場に映えるので、乾杯用にぴったり。グラスに鼻を近付けるとむせ返るほどのチェリー香に包まれる。ランビックは酸味が特徴ながらこちらはそこまで酸味が強くなく穏やか。

チェリーソースというのがあるくらいだから肉料理との相性はバツグン!
お花見の定番肉料理と言ったら唐揚げがすぐに浮かぶが、ミルフィーユとんかつを用意すると華やかさがプラス。梅肉を挟んだら酸味同士が響き合いそうだ。

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サンドイッチと好相性の木苺ビール。

サンドイッチと好相性の木苺ビール。
木苺
(画像出典)PIXTA

続いては木苺のビール、フランボワーズ。
フランボワーズ。もはや名前の時点で華やか。「フランボワーズ持ってきたよ!」と言ったらとりあえず「何それ!?」と盛り上がること請け合いである。

アルコール度数は2.5%と低い。こちらはかなり酸味が強い。が、甘みもあって甘酸っぱい。
あまりビールに親しんでこなかった!という人や二十歳になってビールデビューしたい!という人に真っ先におすすめしたい。

フルーツサンド
(画像出典)PIXTA

こちらはワッフルなどパンと合う。お花見パーティーのメニューをサンドイッチにすれば、フランボワーズのポテンシャルを存分に引き出せるに違いない。甘い系も合うので、流行のフルーツサンドにすればさらに華やかだ。

フランス流にガレットと合わせたいアップル。

フランス流にガレットと合わせたいアップル。
りんご
(画像出典)PIXTA

ビールにりんご?と思われるかもしれないが、ベルギーではたまに見かける。その名も「ニュートン」という銘柄もあるほど。
リンデマンスのアップルは赤りんごと青りんごの果汁をミックス。甘さとフレッシュさと酸味が渾然一体となった絶妙なバランスを楽しめる。

ガレット
(画像出典)PIXTA

りんごのお酒と言えば、シードルがある。シードルのお供としてはそば粉のクレープ、ガレットがよく知られている。シードルに似たこのビールももちろん、ガレットとは鉄板の組み合わせ。花見にガレットなんて結構オシャレではないだろうか。生春巻きのように巻いてカットすれば食べやすい。チーズともよく合うので色々なチーズを持参するのも手!

ガレットのレシピはこちら

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フランス・ブルターニュ名物のそば粉のクレープ「ガレット・コンプレット」 #世界の料理
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もはやビールだけでイケるピーチ。

もはやビールだけでイケるピーチ。
桃
(画像出典)PIXTA

リンデマンスのフルーツランビックは全体的に女性人気が高いが、このピーチは特に女性からの支持を集めている。この一本がきっかけでビール道に入った女性もいるくらい。
もう香りからして「桃!」である。他にも色々な香りが含まれているのかもしれないが、桃の個性が強烈で他が全てなぎ倒されている。

こちらも甘みと酸味のバランスが芸術的なまでに保たれていて「うう…」と唸ってしまう。甘過ぎず、酸っぱ過ぎずの調和点を見事に衝いている。そんな繊細な味わいを堪能すべく、こちらはビール単体で飲みたい。そういう意味では、締めの一本でもいいかもしれない。

アダルトな雰囲気漂うカシスは締めに。

アダルトな雰囲気漂うカシスは締めに。
カシス
(画像出典)PIXTA

ピーチで締めるのもいいが、よりラストを飾るにふさわしい一本がカシス。クリークよりも一段階深い色合いでどことなくアダルトな雰囲気もある。と言っても、アルコール度数は3.5%と低めなのでご安心を。

こちらは酸味が強めで飲み応えがあるのが特徴。アルコール度数的にはライトなのにミディアムボディのような濃厚さがあるために締めにちょうどいいのだ。

ペアリング的にはパンや肉、チーズなどこれまでに挙げたフードとは全て問題なく合いそうで懐の深さを感じる。このカシスのビールをチビチビやりながら余ったフードを食べ切る。そして、少しずつ撤収モードに入ろう。その頃には一同みんなが幸せな気持ちに浸っているはず。

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お友達にビールでサプライズを仕掛けてみて。

お友達にビールでサプライズを仕掛けてみて。

仲良しで集まってお花見をしたら、何を食べたって、どんなお酒だって思い出に残る楽しい時間になるだろう。ビールだって発泡酒や新ジャンルで何の問題もない。
でも、みんながそう思っているなかであえて面白いビールとそれに合う料理を持って行ったら、「すごーい!」とまず間違いなく喜ばれる。「え?これもビールなんだ!」と驚かれる。「用意してくれてありがとう!」と感謝される。
たまにはいつも自分を支えてくれているお友達に、ビール的サプライズを仕掛けてみては?

リンデマンス醸造所

公式サイト: https://www.lindemans.be/ja/
公式Facebookページ:https://www.facebook.com/Lindemansbrouwerij/
公式Twitter:https://twitter.com/lindemansbeers
公式Instagram:https://www.instagram.com/lindemansbeers/

【当記事につきまして】
ライター矢野竜広が企画し、おすすめ商品を購入して記事を作成しました。

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