こんにちは、和菓子コーディネーターのせせなおこです。待ちに待った春がやってきました!和菓子の魅力は季節を感じられることですが、その中でも特に春は和菓子が活躍できる季節だなぁと感じています。
そしてなんといっても春の和菓子の特徴はとにかくかわいいこと!おいしいのはもちろんなのですが、見ているだけで癒される、元気になれる和菓子がたくさんあります。そんなわけで今回は見て楽しい!食べておいしい!春のかわいい和菓子を紹介します。
目次
お団子になった桜餅!?「桜もちだんご」(幸ふくだんご)
春のお菓子といって思い浮かぶのはやっぱり「桜餅」です。今回見つけたのはちょっと変わった桜餅。というのも道明寺桜餅がお団子になっているんです!

山口・幸ふくだんごの「桜もちだんご」は小さな桜もちを串に刺して、その周りには桜の葉が巻いてあります。とにかくかわいい見た目にうっとり!佐賀県産のもち米が使用されていて、しっかりとお米の食感も残りつつ、想像以上にもちもちでびっくり!中にはみずみずしいこしあんが入っています。

桜餅独特の爽やかな香りは春の訪れを実感します。ありそうでなかった桜もちだんご。お花見といえば3色団子が定番ですが、今年からはこの桜もちだんごが常連に仲間入りしそうです!

商品お問合せ先
幸ふくだんご 桜もちだんご3本入り ¥440円(税込)
http://koufuku.visithp.com/shop.html
春が咲いた!ピンクがかわいい桜のどら焼き「縁結びのさくら道」(さか昭)

東京・さか昭のどら焼きは一風変わった蒸しどら焼き。さか昭はどんなに疲れていても、食べた時に「ほっ」とできるような“やすらぎの和菓子”創りを心がけているお店です。
今回紹介するのは「縁結びのさくら道」。ふんわりとした生地の中には北海道産の大正金時豆の粒あんが入っています。生地との相性を試し、行き着いたのが金時豆だったんだそう。ねっとりとした食感とあっさりした味わいが特徴です。

目黒川の桜にちなんだお菓子を作りたい!という思いで生まれたのは1995年のこと。当時の目黒川沿いの、桜のトンネルを歩く人々の様子や、綺麗に咲く桜に人々が集まる風景をイメージして「縁結びのさくら道」という名前がつけられました。
とてもかわいらしい名前で縁起も良く、贈り物にもぴったり。生地のふわふわも重なり、ほっこりやさしい気持ちになれるどら焼きです。

「縁結びのさくら道」以外にも種類豊富な蒸しどら焼きがたくさん!是非このふわふわどら焼きに癒されてください。
商品お問合せ先
さか昭 縁結びのさくら道 ¥260(税込)
http://www1.ttcn.ne.jp/~sakaaki/dorayaki.html
いちご香るピンクのういろう「Willows(ウィロウズ)ストロベリー」(青柳総本家)

ピンクがかわいい和菓子は桜だけではありません。次に紹介するのはいちごを使った愛知・青柳総本家の「Willows(ウィロウズ)ストロベリー」です。
もともとWillowsは紅茶や珈琲に合わせるういろうとして誕生しました。「お土産」ではない、身近な人に渡せる日常菓子がコンセプト。手のひらサイズの箱にういろうが2つ。自分用にもちょっとしたギフトにも理想的なサイズ感です。
商品パッケージにも、「お米柄」に透ける特殊な加工を施した白いスリーブとフルーツ柄の箱の組み合わせで商品の特徴が表現されています。

個包装の袋を開けた瞬間にいちごの爽やかな香りが広がります!(箱にはういろうの開け方動画の二次元バーコードもあってとても親切!)ういろう特有の弾力もご覧の通り。

いちごの香りが強いので紅茶やコーヒーと相性抜群!一般的なういろうは”やさしい”印象でしたが、洋菓子っぽさを感じる華やかなういろうはまさにこの季節にぴったりです。他にもピスタチオや凍頂烏龍茶&黒糖などちょっと変わったういろうを楽しめるので、気になる方はぜひお試しください。※ストロベリーの販売は4月末日(予定)まで
商品お問合せ先
青柳総本家 Willows(ウィロウズ)ストロベリー ¥540円(税込)
https://shop.aoyagiuirou.co.jp/collections/willows/products/willows-strawberry
力強い弾力に元気をもらえる「草餅」と春を彩る「3色すあま」(茂助だんご)

桜を連想させるピンクの和菓子はとってもやさしい気持ちになれる一方、植物の芽吹を連想させる緑の草餅はこちらまで「がんばろう!」と元気が湧いてくる気がします。
そんなわけで、お次に紹介するのは元気いっぱいの草餅!東京・日本橋の魚市に始まり、築地市場で愛されてきた「茂助だんご」の草餅はむぎゅっとした力強い食感。中にはたっぷりの粒あんが入っています。

また、草餅同様おすすめなのが「3色すあま」です。すあまとは米粉に砂糖などを加えて蒸した餅菓子の一種。福岡出身の私は「すあま」にあまり馴染みがないのですが、出会った時から、お餅だけを楽しめる贅沢感がとてもお気に入り。お店で見つけると嬉しくなってしまう和菓子の一つです。

茂助だんごのすあまは国産うるち米を自社で製粉されています。独特の粗さ加減と、コシ、そしてなんと言ってもお米の味とかおりがすごいんです!素朴なおいしさとついついつまんでしまう一口サイズ。手が止まらなくなって気づいたらなくなってしまいました…。串に刺して、三色団子風にして食べるのもおすすめです。
商品お問合せ先
茂助だんご 草餅 6個入り ¥1,263円(税込)
https://mosukedango.co.jp/shopdetail/000000000017/ct6/page1/order/
茂助だんご 三色すあま ¥380円(税込)
https://mosukedango.co.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000046
フルーツ香るおまんじゅう「あげだんご」(age TRICO)

age TRICOは揚げまんじゅうで有名な東京・御門屋の新ブランド。今回紹介する「あげだんご」はとにかくかわいいパッケージが印象的で、プレゼントにも喜ばれそうです。

1袋の中にはりんご、みかん、ももの3つの種類の揚げまんじゅうが入ってます。
りんごあんには旬のりんごで作ったコンポートが入っていて、シャキシャキの食感が楽しめます。みかんあんは砂糖漬けにした日向夏のピール。ほろ苦い日向夏と白あんがとてもマッチしています。ももあんには白桃のコンポートが入っており、フルーティーな甘さを感じられます。
どのおまんじゅうも思っていたよりフルーツ感を感じることができました。

中には爪楊枝も一緒に入っているので一つずつ刺しても、3つ一緒にお団子のように刺してもおすすめ。小ぶりなサイズなのでとても食べやすいです。

商品お問合せ先
age TRICO あげだんご 6袋入り ¥1,458(税込)
https://age-trico.com/view/item/000000000002
まとめ
以上、春のかわいい和菓子5つを紹介しました。いかがだったでしょうか。少しでも明るい気持ちに、そして春を待ち遠しく思っていただけたら嬉しいです。花より団子、とは言いますが今年こそは花も団子も欲張りな、楽しいお花見ができたらいいなと願うばかりです。
【当記事につきまして】
ライターせせなおこさんがおすすめ商品を選定し、記事を作成しました。