ごはん同盟さんに聞く お取り寄せで楽しむごはんのおとも3選

ごはん同盟さんに聞く お取り寄せで楽しむごはんのおとも3選

新米が店頭に並ぶ時季となりました。
ごはんに欠かせないのが、おいしいおかず。日本各地の素晴らしいごはんのおともを、お取り寄せで楽しみませんか。日本のお米と、お米を使った料理研究をメインに活動されている『ごはん同盟』のシライジュンイチさんに、お気に入りを教えてもらいました。

スポンサーリンク

新潟県 新潟加島屋「一口筋子」

――シライさんは米どころ・新潟のお生まれで、ご実家が米農家さんなんですよね。そんなシライさんがまず挙げてくださったのが、すじこでした。

シライ「まず、なじみのない方に説明すると、すじこはサケ科の魚卵をバラさずに、卵巣に入ったまま塩漬や醤油漬にしたもの。新潟県民はみんなすじこが大好きなんですよ」

――うま味の塊という感じで、新潟をはじめ、東北や北海道でも人気ですよね。加島屋さん、調べてみたら創業が1855年と、大変な老舗で。

シライ「新潟では品質の良さで名高く、とっても人気があるんです。日本各地に支店もあるので、買いやすいという点でもいいですよね。すじこひと切れで、ごはん一膳は余裕でいっちゃいます。おむすびの具材としても大定番だし、日本酒のアテとしても最高なんですよ!」

――味が濃くて、弾力もしっかり。いいすじこですねえ。「一口筋子」の名のとおり、小分けに切られているのが嬉しい。箸で切ろうとすると、けっこう切りにくいんですよね。食べやすさも考えられた商品だなあ、と。

商品お問い合わせ先

<新潟加島屋
公式サイト兼オンラインショップ:https://www.kashimaya.jp/
1瓶110g、2,000円(税・送料別)

スポンサーリンク

新潟県 新潟農産「天狗党のなんばんしょうゆ」

シライ「新潟県長岡市の伝統野菜に『かぐらなんばん』という、ピーマンそっくりの唐辛子があるんです。希少な赤いかぐらなんばんだけを4回塩漬けにして、甘酒、にんにく、しょうがと混ぜ合わせたもの。さわやかな辛味があとを引いて、おかわり必至です」

かぐらなんばん
緑のかぐらなんばん (画像出典)PIXTA

――シライさんの地元である、中越地方の名物だそうですね。私も試してみましたが、辛みがまろやかで奥深い味だなあ……と!ごはん、進みすぎて困っちゃいました(笑)。

シライ「スティック野菜につけたり、冷奴にのせたりしてもおいしいですし、冬なら鍋の薬味にもいいんです。用途も広く、楽しめます」

商品お問い合わせ先

新潟農産>
ネットショップなし。FAXで申し込み、発送ののちに郵便振り込み。
1瓶200g、700円(税・送料別)
電話番号(問合せ):0258-95-3247
FAX番号(注文):0258-95-3247

スポンサーリンク

佐賀県 三福海苔「初摘み 美香舞 焼海苔」と静岡県 田丸屋本店「わさび漬け」

シライ「佐賀を旅行中に見つけた、有明産の焼海苔。海苔は大好きで、これまでいろいろな海苔を食べてきましたが、最も記憶に残っているのがこれなんです」

――どういう点が気に入られましたか。

シライ「口の中のほぐれ具合がいい。食べた瞬間の歯ざわりはしっかりしてるんですけど、噛むうちに溶けて、きれいに消えていく。海苔だけでも十分おいしいのですが、わさび漬をのせて、海苔でくるんで食べると……無言になっちゃいますね。わさびのツンとした刺激と海苔の香りが相まって、最高なんです」

――田丸屋本店さんのわさび漬は、根の配合を特に多くしてるんだそうですね。辛みが強いけれど、海苔と包むことで柔らかい味わいになって、香りがふくらむのが発見でした!

シライ「辛みがきつすぎないのがいいんですよ。もし用意できれば、本わさびをすりおろして、ごはんと一緒に海苔でくるんで食べるのもおすすめです」

――ああ、ぜひそれも試してみたい。今回は本当に、ありがとうございました。

商品お問い合わせ先

三福海苔>
公式サイト兼オンラインショップ:https://www.noridouraku.com/
全型10枚、1,000円(税・送料別)

<田丸屋本店>
公式サイト:http://www.tamaruya.co.jp/
公式オンラインショップ(楽天):https://www.rakuten.ne.jp/gold/wasabi/
1瓶、85g 350円(税・送料別)

ごはん同盟 プロフィール

シライジュンイチさん(画像提供)ごはん同盟

ごはん好きの、ごはん好きによる、ごはん好きのための炊飯系フードユニット。しらいのりこ(レシピ制作・調理担当)、シライジュンイチ(企画・執筆担当)の夫婦二人で2011年より活動している。NHK『きょうの料理』出演ほか、各料理雑誌で活躍。近著に『これがほんとの料理のきほん』(成美堂出版)があり、発売後まもなく重版に。
公式サイト:https://gohandoumei.com/

【当記事につきまして】
ライター白央篤司が企画、ごはん同盟さんが商品を選定し、掲載許可を得て記事を作成しました。

関連記事

>hitotema

hitotema

贅沢・丁寧は、難しい。でも、節約・時短ばかりじゃつまらない。日々の生活を彩る、嬉しい情報を届けます。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。
Cookieなどの設定や使用の詳細については詳細をよくお読みいただき、これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになりますので、ご了承願います。

同意する