お菓子作りが好きな人にとって、新しい器具を買い揃えるのも楽しみのひとつですよね。
ですが、「買ったはいいけど結局ほとんど使わなかった」なんて経験がありませんか?せっかく新しい器具を買うなら、ちゃんと活用できるものを選びたいですよね。
今回は、製菓衛生師の資格を持つ筆者が基本の器具にプラスして揃えてもらいたいグッズを3つ紹介します。
目次
レバー式ストレーナー
ストレーナーとは粉ふるいのことです。ストレーナーには、ザルタイプや裏ごし器タイプがありますが、その中でもレバー式のストレーナーがおすすめです。
このタイプは、粉をふるうときにストレーナーを一定の場所から動かす必要がないので、粉の飛び散りを最小限に押さえられます。
レバーを握ることで中の部品が回転して粉がふるわれるので、片手でできるのもメリット。左手でストレーナーを使いながら、右手で生地を混ぜることもできます。
部品の間に粉が詰まりやすいので、使った後はできれば分解をして洗い、しっかりと乾かしてから組み立ててください。
シリコン製のオーブンシート
オーブンシートといえば、使い捨ての紙タイプを使う方が多いですが、頻繁にお菓子作りをするなら、シリコン製のオーブンシートがおすすめ。
洗って繰り返し使えるので、とてもエコでコストパフォーマンスが高いです。ハサミで簡単にカットできるので、使うオーブン皿の大きさやケーキ型に合わせてカットすることもできます。
また、使い終わったら小さくコンパクトにたためるので、収納場所を取らないのも嬉しいポイントです。
オーブンシートとしてだけでなく、生地をこねたり成形したりするときのマットとして使えるのもメリット。厚みがあり丈夫で滑りにくいので、とても作業がしやすいですよ。剥離性が高いので、打ち粉も最小限でOK!特にパン作りやクッキーの型抜きをよくする方は、使用頻度が高いでしょう。
ただ、オーブンから出したときに紙のオーブンシートよりも高温になりやすいのでヤケドには十分注意してくださいね。
ワイヤー式ケーキスライサー
スポンジケーキを均等な厚みで真っすぐ切るのは、お菓子作り上級者でも至難の技です。爪楊枝を刺したり左右に板を置いたりする方法もありますが、スポンジケーキ専用のスライサーを使うと手間なくあっという間にスライスできます。
両端にくぼみがあるので、スライスする厚さに合わせて高さを調節することが可能です。一気にスライスしようとせず、小刻みに動かすのがきれいにスライスするコツです。
製菓器具って楽しい!
今回紹介した器具はどれも使用頻度が高いものばかりです。
粉ふるいやケーキのスライスにストレスを感じている方、紙のオーブンシートの消費量が多い方は、ぜひ購入を検討してください。どれも製菓材料店で購入できます。
近くに店舗がない場合はインターネットで探してみてくださいね。
【当記事につきまして】
ライター藤永瞳がおすすめ商品を選定し、記事を作成しました。