iDeCo(イデコ)・個人型確定拠出年金の選び方と開設手順 #FPの家計塾

iDeCo(イデコ)・個人型確定拠出年金の選び方と開設手順 #FPの家計塾

みなさんはiDeCoを活用していますか?
「そろそろ調べなくちゃと思っているけど」「手続きの仕方がわからなくて何もしていない」という方も多いようなので、今回はiDeCoの開設方法を説明します!
選ぶにあたってチェックするべき点もきちんと解説しますよ。

iDeCoって何?という方は、先にこちらの記事を見てくださいね。

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iDeCo(イデコ)・個人型確定拠出年金とは?その基本を解説 #FPの家計塾
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iDeCoスタートの流れ

iDeCoスタートの流れ
(画像出典)PIXTA

iDeCo(個人型確定拠出年金)は、老後に受け取る年金を増やすためにできた投資制度です。iDeCoを利用して運用した資産には、

  • 運用益に対して非課税
  • 掛け金が所得控除対象になる(節税効果)
  • 受取時に税制優遇がある

という特典があります。

iDeCoは、

金融機関にiDeCo用の口座を作る
商品を決めて積立投資運用を開始する

この2ステップで始められます。簡単ですね。金融機関に強い希望がない場合は、選びたい商品のある金融機関を選ぶというステップでもいいでしょう。

なお、開設時に初期費用が2,829円(税込)、手数料(国民年金基金連合会、信託銀行)が合わせて年額2,052円がかかります(※)。始めたばかりのころは手数料>運用益になることもあります。

※年1回納付等の場合、手数料はもう少し安くなります。また別途、金融機関の運営管理手数料がかかることもあります。

金融機関の選び方

金融機関の選び方
(画像出典)PIXTA

iDeCoは国民年金制度とは違い、任意で加入するものですから、自分で口座を開設しなければなりません。金融機関は、銀行だけでなく証券会社や保険会社も選べます。
選ぶにあたっての主なポイントは2つ。

運営管理手数料

さきほども説明しましたが、金融機関によっては運営管理手数料がかかります。0円も多いですが、5,000円ほどかかるところもあります(月々の積立額によって変動する仕組みの金融機関も多いです)。iDeCoは運用期間が長く、数千円の手数料も積み重なると高額になるため、重要な判断材料になります。

商品数

商品数や内容も金融機関ごとに違いがありますが、金融庁が定めた以下のルールに沿っています。

  • 最低でも3つの商品を作る
  • 元本保証型のあんしんタイプの商品を作る

このルールのもと、2021年1月現在は金融機関によって3~60の商品が用意されています。しかし選択肢が多すぎると選びにくくなる懸念もあるため、2023年までに35を上限とすることになっています。

商品の選び方

商品の選び方
(画像出典)PIXTA

投資が初めてであれば、「そもそも商品って?」となってしまいますよね。iDeCoの商品=どんな投資をしていくかのメニュー、と考えてください。
国内株式、外国株式、国内債券、海外債券、不動産…、アナリストが市場調査して選ぶアクティブ運用なのか、ベンチマークした指数に連動するパッシブ運用なのか…など。

そんなこと言われてもわからない!となると思いますが、

  • ハイリスク・ハイリターン
  • ローリスク・ローリターン
  • その中間

といった方針が決まっていれば、ある程度絞り込めるような仕組みを各社用意しています。それでも難しければ、担当者に聞いたり、相談窓口のようなところに行ったりしてみるといいでしょう。

どれを選ぶにしても、以下の2つがポイントになります。

ポイント:複数の商品を組み合わせる

iDeCoの商品を選ぶ際、1つに限定する必要はありません。3~4つ選んで4:3:3や25%ずつなど、選んだ商品の組み合わせとシェア率を決められます。

株式相場には「一つのかごにたまごを盛るな」という格言があるのですが、大切な資産を一つだけにまとめるのではなく、分けておくことでリスクが分散されるという意味です。
例えば、「国内株式、海外株式、国内債券、海外債券の4つに分散する」、といったことですね。

ポイント:年齢によって商品の選び方を考える

投資の運用成績を効果的に上げるポイントのひとつは「運用期間の長さ」。運用期間が長いと、時々下落してもまた持ち直したりするのでリスクが軽減できるのです。

30~40代でiDeCoを始めるなら60歳の積立終了までの期間が長いので、一部はハイリスク・ハイリターンを狙うような商品を選んでもいいかもしれません。しかし50代に入ると下落したときの打撃が大きくなるので、せっかくの資産が目減りしないよう守りの体制を取るのが賢明です。

iDeCoは定額積立のような投資なので一度決めたら放置してしまいがちですが、投資スタイルを年齢によっても変えるのが運用効率を上げるコツになります。

まとめ

まずは口座を持っている銀行や加入している保険会社など、なじみのある金融機関の資料を見てみるところから始めてみましょう。
iDeCoは自己責任が伴う投資ですが、元本保証型もあります。納得して始めたいですね。

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hitotema

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