快適な暖房手段として人気の「ホットカーペット」。冬はどうしても足元が冷えるので、下から温めてくれるホットカーペットはありがたいですよね。
大きさや素材のバリエーションも豊富ですし、エアコンと併用で電気代が安くなることも。
今回は、ホットカーペットのお得な使い方とおすすめ商品をご紹介します。
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目次
ホットカーペットは電気代が安い?

ホットカーペットの電気代は、1時間あたり約6.2~9.0円(参考:Panasonic DC-2NKC10-T)。こたつより少し高く、石油ストーブよりは安いです。
エアコンは使い方によるので単純に比較はできませんが、エアコンをよほど省エネ運転にしないかぎりホットカーペットより安くなることはないでしょう。
ホットカーペットをお得に使うコツ

光熱費を抑えながら快適に使うには、いくつかのコツがあります。
省エネモードやタイマーを活用する
最近のホットカーペットには「省エネモード」を搭載している機種が多いです。表面温度や室温をセンサーが感知して自動で温度調整してくれるなど高機能になっています。
使用人数が少ないときは「1/2だけ温める」、自動で切れるタイマー設定をしておくなど、電力の無駄使いも搭載されている機能を使えば簡単です。
エアコンと併用する
足元をホットカーペットで暖めていると、エアコンの設定温度を少し低めにしてもそうつらくはありません。エアコンのみで冬を過ごすのと同じが少しお得なくらいの光熱費で、より温かく過ごせます。
ブランケットを使う
ホットカーペットの上に座っているとき、ブランケットを膝にかけてみてください。こたつの要領で暖気が逃げず、弱でもとても暖かに過ごせます。
ホットカーペットの種類
ホットカーペット=じゅうたん、ホコリが溜まりやすくてお手入れが面倒…と、思っていませんか?
実は今は、フローリングタイプや丸洗いできるカバー付きなど、選択肢が増えています。
じゅうたんタイプ
最も一般的な「じゅうたんタイプ」のホットカーペット。そのまま使ってもいいですが、のちのちのお手入れを考えて上にラグ敷くことがが多いです。
ラテックスを使用しているラグの場合はホットカーペットの熱でラグが劣化してしまうので、ホットカーペット対応を選んでください。カバー付きやラグ付きの商品も多いです。
フローリングタイプ
見た目もフローリングのような木目調でインテリアになじみやすく、汚れてもサッと拭けることで人気です。クッション性がありつつ、つるりとした感触なので、夏場も電源オフにしてそのまま使えます。
1畳サイズのおすすめホットカーペット3選
ではここからは、おすすめのホットカーペットをご紹介していきます。まずは在宅ワークやキッチンの足元だけを温めるのに便利な1畳サイズ。
アイリスオーヤマ(IHC-10-H)
ダニ退治機能付きの、じゅうたんタイプのホットカーペット。機能を絞って価格を抑えた、シンプルイズベストな商品です。
商品サイズ:幅約176×奥行約88cm
参考価格(楽天市場):4,480円
YAMAZEN(YZC-106FL)
フローリングタイプ、防水仕様のホットカーペット。ダークブラウンとライトブラウンの2色展開です。ダニ退治機能、裏面のすべり止め加工付き。
商品サイズ:幅約176×奥行約88cm
参考価格(楽天市場):9,980円
MORITA(MM-17CTR)
ホットカーペットとしても、ごろ寝マットとしても使えるフランネル生地。コネクタを外せば丸洗い可能で、ダニ退治機能、裏面のすべり止め加工、タイマー付き。
商品サイズ:幅約170×奥行約80cm
参考価格(楽天市場):6,600円
2畳サイズのおすすめホットカーペット3選
4人用の座卓の下に敷くのにぴったりなのが2畳サイズ。小さいのでは…?と思うかもしれませんが、意外とゆったり使えます。
TEKNOS(HC−IR200)
スイッチを入れて1分で暖まるなる即暖仕様、じゅうたんタイプです。リーズナブル価格ながら、ダニ退治機能、暖房面積の切り替え、オフタイマーなど欲しい機能が揃っています。
商品サイズ:幅約176×奥行約176cm
参考価格(楽天市場):4,980円
日立(HLU-2007A)
日立のカバー付きタイプ。暖房面積の切り替え、ダニ退治、タイマーなど一通りの機能が揃っているだけでなく、コンパクトに収納できることやコントローラーの薄さや操作性も高評価です。
商品サイズ:幅約180×奥行約180cm
参考価格(楽天市場):14,800円
Panasonic(DC-2V4-MC)
Panasonicのフローリングタイプ。かなり高額ですが、機能面だけでなく、フローリングの質感の評価が高いのが特長です。ラグを敷かずに使うので質感はかなり重要です。
商品サイズ:幅約176×奥行約176cm
参考価格(楽天市場):34,400円
3畳サイズのおすすめホットカーペット4選
大人数でも余裕のある3畳サイズ。「部屋の広さに対して大きすぎる。2畳用で良かったかも…」と感じることもあるので、購入前に室内のどこまで占めるのか測って確かめることをおすすめします。
MORITA(TMC-300)
3畳タイプで1万円以下ながら、評価の高い商品。必要な機能はひととおり揃っており、前世代の機種と比較してスイッチがなめらかで使いやすくなったとの声があります。
商品サイズ:幅約195×奥行約235cm
参考価格(楽天市場):6,930円
国産ホットカーペット+シャギーラグ Latteセット
カラーバリエーション豊富で肌触りの良いラグとのセットで人気のシリーズ。ホットカーペットのメーカーは明かされていないものの、ダニ退治機能やタイマーなど基本機能は揃っています。
商品サイズ:幅約195×奥行約235cm
参考価格(楽天市場):14,097円
YAMAZEN(SUEG-S30)
YAMAZENのホットカーペットにしてはややお高めですが、このサイズでこのお値段なら許容範囲という人も多いのでは。従来品の約6倍の「超ふわふわ」が特長で、キャンプにもおすすめです。
商品サイズ:幅約×奥行約cm
参考価格(楽天市場):17,800円
Panasonic(着せ替えカーペット)
上品なカーペット付きで人気のPanasonicのシリーズ。写真のような模様以外にも柄のバリエーションがあります。タイマーなどの基本機能のほか、室温センサー付きで省エネモードが搭載されています。
商品サイズ:幅約241×奥行約190cm
参考価格(楽天市場):24,387円
ホットカーペットでポカポカ省エネ!
各サイズでおすすめをご紹介してきましたが、ほとんどの機種はサイズ展開があります。
ただ、
- 足を温める1畳サイズなら気にならない手触りも、ゴロ寝する2~3畳用では気になる。
- 2畳用ならなんとか手が出る高性能な機種も、3畳用となると予算オーバー。
というように、求める機能や価格で判断基準が変わってくることがあるので、今回はそれも想定してセレクトしています。ぜひ参考にしてくださいね。
最初にお伝えしたようにホットカーペットは上手く使えば省エネ&節約できます。
ただ、特にこれからは暖房費がかさむシーズン。思い切った節約を考えるなら、ガス会社や電気会社の乗り換えも選択肢になります。明細を見て「高い!」と感じるのは、実はすでに寒さのピークを過ぎた春先。
冬の光熱費対策は、秋の終わりか冬の初めに済ませておくことをおすすめします。