暮らしの中でも重要な家電である冷蔵庫。
メーカー各種、さまざまな機能を考案して新商品を世に送り出しています。
しかも最新の冷蔵庫は省エネ仕様。高機能でありながら節約もできるんです。
でも、とにかく種類が多くて生活スタイルに合った機種を見つけるのは大変!
というわけで今回は、ファミリー用の冷蔵庫のおすすめランキングをご紹介。
少し小さめと大容量に分けてご紹介しますので、自分にぴったりの冷蔵庫を見つけてくださいね。
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目次
最新の冷蔵庫は省エネ仕様
冷蔵庫、特にファミリー用サイズとなると安い買い物ではありません。10万円を超える機種も多いため、少しでも安くと型落ちの機種を選ぶ方もいると思います。
しかし、新型であればあるほど省エネ仕様。電気代の面で考えると、最新式の冷蔵庫がおすすめです。
冷蔵庫の電気代を節約するコツ
冷蔵庫は24時間フル可動しているため、どうしても電気代がかかります。しかし逆に言うと、冷蔵庫の電気代を抑えられると家計の節約につながるということ。
ポイントはいくつかありますので、コツを伝授します。
「冷蔵庫」にたくさんモノをつめないこと!
なんとなく想像できるかもしれませんが、冷蔵庫内にたくさんモノを詰め込むと冷えにくくなります。すると、規定の温度まで冷やそうと冷蔵庫ががんばることになり、電気代がかかってしまいます。
家族が多かったり、まとめ買いしたりする生活スタイルではどうしても冷蔵庫内が満タンになりがちですが、満タンにしすぎると使いきれないロスも増えがち。
できるだけ、詰め込みすぎない生活を心がけましょう。
「冷凍庫」は、詰め込んでOK!
詰め込まないのがコツの冷蔵庫に対し、冷凍庫は詰め込むのが正解。
凍った食品自体が保冷材としての役割を果たすだけでなく、開閉時に冷気が逃げるのを防ぐ効果もあるためです。
開け閉めはスピーディーに!
冷蔵庫だけでなくエアコンもそうですが、「いまから冷やす!」と初動時の消費電力が大きいです。エアコンなら電源を入れたとき、24時間稼働している冷蔵庫の場合は、「ドアの開閉で庫内温度が上がったとき」。設定温度に戻すために動き始め、電気を使います。
閉め忘れは論外ですが、「あれどこにあったっけ?」と探したり、「どのドリンクにしようかな」と悩む時間も電力の浪費につながります。
開け閉めはスピーディーにし、庫内温度を上げないことが大切です。
壁との隙間を空けて、放熱の効率UP!
冷蔵庫と壁の間に、隙間はありますか?もし狭い場合、その隙間に手を入れてみてください。おそらく、熱を感じるはずです。モノを冷やす代わりに、冷蔵庫は放熱しなければなりません。隙間が狭いと放熱の効率が悪くなって冷蔵庫に負荷がかかり、電気代が余分にかかってしまうのです。
冷蔵庫設置時は、まわりに隙間を空けるようにしてください。
最大の節約!食品を適切に収納しよう!
冷蔵庫は、冷蔵室、冷凍室、野菜室にチルド室と、部屋のように分かれており、それぞれに適温があり、適した食品・食材があります。
それらに合わせた温度設定をし、食材を適切に収納することも大切。とにかく冷蔵室に突っ込み、あまり冷えないからと設定温度を下げる、低すぎる温度に適さない食材が傷む……なんてことになれば、電気代がかかるうえに食品ロスも発生します。
適切な温度設定と収納により、電気代も食費も節約できるのです。
300L~400Lのおすすめ冷蔵庫TOP5
さて、ここからはおすすめの冷蔵庫をご紹介していきましょう。
夫婦のみ、あるいは子ども1人といった家庭では、300L~400Lのサイズの冷蔵庫がちょうどいいと思います。
このサイズで省エネもしっかり兼ね備えたおすすめ冷蔵庫ランキングをご紹介していきます!
東芝 VEGATA(GR-S33SC)
使いやすい機能が充実しているこの冷蔵庫。毎日使うものですから、シンプルが一番です。
小柄な女性でも最上段に手が届きやすい高さなのも嬉しい設計。
そして、全段ガラス棚を採用してあるので、お手入れが楽チンです。
また、野菜室はうるおいを逃さない高湿設計で、ラップなしでも鮮度を保てます。
製品仕様
幅600mm
容量326L
ドアタイプ 右開き3ドア
省エネ性能 2.2点(省エネ基準達成率105%)
年間電気代 約8,775円
シャープ(SJ−W354H)
他の冷蔵庫よりも少し低めの169cmという高さで、苦労せずに扱えます。扉も左右どちらからも開く「どっちもドア」を採用しており、転居時でも設置場所の心配がありません。
庫内はLED照明になっており、見やすく自然の色合いを感じられる設計です。プラズマクラスターではありませんが、ニオイや雑菌を抑える機能は搭載されています。
製品仕様
幅600mm
容量350L
ドアタイプ 左右開き3ドア
省エネ性能 1.4点(省エネ基準達成率83%)
年間電気代 約11,340円
日立(R−V32NV)
日立独自の急冷方式「さっと急冷却」が搭載された冷蔵庫。冷気を直接当てない、間接冷却の「うるおい野菜室」を採用しており、野菜の保存環境も考えられています。
内部の棚は強化ガラスを採用しており、清潔な状態を保てるように掃除のしやすい設計になっています。
製品仕様
幅540mm
容量315L
ドアタイプ 右開き3ドア
省エネ性能 2点(省エネ基準達成率102%)
年間電気代 約8,910円
パナソニック(NR−C372N)
開閉の少ない時間帯は自動で節電する嬉しい機能「エコナビ」が搭載されています。
野菜室は真ん中に設置されており、頻繁な出し入れでも腰が痛くならないように設計されています。また、野菜室は2段ケースの大容量です。
製品仕様
幅590mm
容量365L
ドアタイプ 右開き3ドア
省エネ性能 2点(省エネ基準達成率101%)
年間電気代 約9,207円
三菱電機(MR−CX37F)
氷点下の設定なのに、凍ることなく生の食材を美味しく長持ちさせる「氷点下ストッカー」を搭載した高性能な冷蔵庫。チルド室は「ワイドチルド」を採用しており、大容量なのも嬉しいポイントです。
ガラスシェルフを採用していますので、庫内のお手入れも簡単です。
製品仕様
幅600mm
容量365L
ドアタイプ 右開き3ドア
省エネ性能 2.1点(省エネ基準達成率103%)
年間電気代 約9,126円
400L~500L以上の大容量冷蔵庫5選
家族の人数が多い場合や、育ち盛りぼ子どもがいる家庭には、400L~500L以上の大容量の冷蔵庫をおすすめします。最近は大容量でもコンパクトな製品が多いので、キッチンの面積が広くない方も検討してみてください。
省エネ性能が高く、300~400Lタイプよりも年間電気代は安いのが驚きです。
東芝 VEGATA(GR−T510FH)
食材の鮮度を保ちながら、清潔な状態を維持しやすい設計になっている「ベジータ」シリーズ。「Ag低温触媒除菌・脱臭」銀イオンの働きで冷蔵庫内を除菌、脱臭して清潔な状態を保ちます。
また、真ん中にある野菜室のケース底面に「お掃除口」を設けており、野菜クズや泥を捨てることができるなど、使いやすさも考えられています。
製品仕様
幅650mm
容量509L
ドアタイプ 観音開き6ドア
省エネ性能 3.5点(省エネ基準達成率100%)
年間電気代 約7,560円
三菱電機(MR−WX52G)
この冷蔵庫の最大の特徴は、AIが生活パターンを学習して、庫内の部屋ごとに最適な運転をしてくれること。誰が使っても楽に無駄なく使えます。
三菱電機独自の「氷点下ストッカー」は、肉や魚を美味しく長持ちさせることができます。
製品仕様
幅650mm
容量517L
ドアタイプ 観音開き6ドア
省エネ性能 3.8点(省エネ基準達成率106%)
年間電気代 約7,155円
パナソニック(NR−F516MEX)
パナソニック独自の「ナノイーX」は、冷蔵庫内の菌の繁殖やニオイを徹底抑制して清潔に保つ機能。美容機器に使われる「ナノイー」に比べ、除菌の決め手になるOHラジカルは10倍です。
−3℃で肉や魚の鮮度を1週間ほど保てる「微凍結パーシャル」は、高品質な状態を長持ちさせられます。
製品仕様
幅513mm
容量685L
ドアタイプ 観音開き6ドア
省エネ性能 3.4点(省エネ基準達成率100%)
年間電気代 約7,641円
日立(R−HW54R)
「冷蔵室全てがチルド状態」がウリの商品。ラップなしでも乾燥することなく美味しさを維持でき、かつ衛生状態も維持できる冷蔵庫です。
もうひとつの目玉機能は、「クイック冷却」。「食中毒予防でお弁当に入れる料理を冷まさないといけないから、早起きしている」という方には、特にありがたい機能です。
製品仕様
幅650mm
容量540L
ドアタイプ 観音開き6ドア
省エネ性能 3.4点(省エネ基準達成率101%)
年間電気代 約7,884円
シャープ(SJ−X504H)
プラズマクラスターを搭載しており、キレイな冷気が庫内を循環します。そして冷蔵庫の最大の特徴は、大容量170Lの冷凍室「メガフリーザー」。冷凍庫は常にいっぱい、という家庭におすすめです。
低温高湿コントロールで野菜の甘味をアップさせる「雪下シャキット野菜室」も搭載。
製品仕様
幅685mm
容量502L
ドアタイプ 観音開き6ドア
省エネ性能 3.4点(省エネ基準達成率100%)
年間電気代 約7,830円
電気代の節約なら、電力会社の乗り換えも!
省エネ性能の向上によって、家電の消費電力は昔の比にならないほど少なくなっています。しかし、毎月の電気代という面では節約効果をあまり実感できないかもしれません。
電気代を節約したいなら、電力会社の乗り換えも選択肢のひとつ。
電力自由化から5年、乗り換えていない方はもちろん、当時すぐに切り替えた方も、いま一度電気代をチェックしてみてください。
【当記事につきまして】
hitotema編集部がおすすめ商品を選定し、記事を作成しました。