キャンプが大好きな我が家。実は数か月前にクーラーボックスが壊れてしまいまして…
この際おしゃれなものを買おう!ということで、人気の11商品に絞って徹底比較することに。
11商品のご紹介とともに、クーラーボックスを選ぶ際のチェックポイントや保冷力アップのポイントも併せてご紹介したいと思います。
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目次
クーラーボックスを選ぶ際のチェックポイント4つ
チェックポイント1クーラーボックスのタイプ
クーラーボックスには、大きく分けて以下の2種類があります。
ハードクーラー
スペースは取ってしまいますが、耐久性があり、保冷力が高いものが多いのが特徴。氷水を入れられたり、イスやテーブル代わりになったりと使える幅が広く便利です。
ソフトクーラー
保冷力は比較的弱くなるものの、軽量でコンパクトに折りたためるのが特徴。アウトドア以外にも運動会や買い出しなど普段使いにも便利です。
チェックポイント2サイズ感
使用する人数、日数に応じて適切なサイズを選びます。他のキャンプギアもたくさんあり車に乗らない場合もあるので、車と自宅のスペースも要考慮。
1泊2日キャンプ、2~3食の場合の容量の目安
約30L:大人2名
約40L:大人2~3名
約50L:大人3~4名
約60L:大人4~5名
チェックポイント3保冷力
2泊3日のキャンプに行くなど、連泊する場合はより保冷力の高いものを選びます。断熱材の種類や厚み、気密性などで保冷力が変わってきますので、どれほどの保冷力があるかは要チェック。
商品説明や口コミに「〇時間保冷できる」や「〇時間氷が溶けなかった」といったことが書いてあることも多いのでご参考に。
チェックポイント4デザイン
クーラーボックスは物を保冷してくれるだけではありません。キャンプサイトで目立つ存在だからこそ、サイトをグッとおしゃれにしてくれるギアでもあります。
お持ちのキャンプギアやテントに合わせてお好みのデザインを探してみてくださいね。
我が家の希望まとめ
我が家の場合、5人家族、2泊3日(5回の食事)を想定しています。ただ、すべての食材が要冷蔵とは限らず、現地調達することも多いため、50L前後が良さそうだと考えています。
飲み物と食材は分けた方が何かと便利なのですが、荷物が多いのでクーラーボックスは1つで。
よって我が家の希望は、
- サイトをオシャレにしてくれるデザイン性
- 50L前後の容量
- 50時間くらい保冷が続いて欲しい
となりました。
11種類のおしゃれクーラーボックスをネットで比較してみた
50L前後のクーラーボックスを中心に、お手頃価格のものから超高性能なものまで11個に絞って比較。
さあ、この中から結論が出るでしょうか!?
1Coleman「スチールベルト」
1954年に初代モデルが発売されてから今まで、長年キャンパーに愛されているハードクーラー。アメリカンヴィンテージなデザインがおしゃれ!
大容量で、2Lのペットボトルが縦置きできます。排水タブがありワンタッチで排水が可能。厚さ3cmの断熱材(発泡ウレタン)を使用しているため、夏の暑い環境下でも氷が約4日間も溶けない抜群の保冷力があるそう!外側がスチール製なのでプラスチックより割れにくく、使用すればするほど味が出るデザインです。複数色展開あり。
スチールは傷が付きやすいですが、このスチールベルトのように「それも味になりそう」と思えるデザインならアリな気がします。
製品仕様
大きさ(外寸):H41cm×W60cm×D42cm
容量:51L
重さ:約7.5kg
公式サイト価格:28,800円(税込)
公式サイト:https://ec.coleman.co.jp/item/3000001343.html
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/alpen/7632108609/
評価
容量(収納力):☆☆☆
保冷力:☆☆★
コスパの良さ:☆☆★
2CHUMS「スチールクーラーボックス54L」
大きく配したブランドロゴが存在感抜群!特にレッドカラーは、キャンプサイトを引き立ててくれるポップなデザインが魅力的なハードクーラーです。
デザイン重視で選ぶ方も多い商品ですが、断熱材はウレタンフォーム注入型で保冷力が高く、栓抜き付き、排水タブ付き、大容量で2Lのペットボトルが縦置きできるなど機能面も良し。
〇日間氷が溶けない、という商品説明は見当たりませんが口コミによりますと少なくとも2~3日は保冷に問題なさそうです。また、外側がスチール製のため、プラスチックより割れにくく頑丈で耐久性に優れています。
製品仕様
大きさ(外寸):H42cm×W58cm×D36.5cm
容量:54L
重さ:約8.2kg
公式サイト価格::26,180円(税込)
公式サイト:https://www.chums.jp/shop/g/gCH62-1283-R001-00/
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/wins-shop/ch62-1283-r001/
評価
容量(収納力):☆☆☆
保冷力:☆☆★
コスパの良さ:☆☆★
3CAPTAIN STAG「スチールフォームクーラー51L」
サイトを邪魔しない、シンプルでスタイリッシュなデザイン。断熱材の厚さの表記はありませんが、ウレタンフォーム注入式で保冷力が高く、口コミによりますと3日間くらいの保冷も可能そうです。
栓抜き、排水タブ付き。外側がプラスチックのため、軽く持ち運びしやすいのが魅力。ブラックカラーで統一された、人気の「CSブラックラベル」シリーズもあります。
製品仕様
大きさ(外寸):H41.5cm×W60cm×D41cm
容量:51L
重さ:6.9kg
公式サイト価格:27,500円(税込)
公式サイト:https://store.captainstag.net/products/detail/7606
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/dcmonline/616473/
評価
容量(収納力):☆☆☆
保冷力:☆☆★
コスパの良さ:☆☆☆
4TENT FACTORY「メタルクーラー スチールウッドボックスL」
珍しい木目調のスチール製のクーラーボックス。保冷可能時間は不明ですが、断熱材として高密度ウレタンフォームが注入され、フタをしっかりとロックして隙間から冷気を逃がさない「ターンロック」を採用しているため保冷力は高そうです。2Lのペットボトルが縦に入り、51Lと大容量でリーズナブル。
製品仕様
大きさ(外寸):H41.5cm×W60cm×D40cm
容量:51L
重さ:8kg
参考価格:21,999円(税込)
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/naturum-outdoor/2974450/
※TENT FACTORY公式の取り扱いなし(2021年10月現在)
評価
容量(収納力):☆☆☆
保冷力:不明
コスパの良さ:☆☆☆
5 FIELDOOR「ノーザンクーラーボックス(42.5Lタイプ) 」
ゴツくてカッコイイデザイン!フタとボディの2つのパーツが溶接やつなぎ目のない一体構造で成形され、割れにくく耐久性に優れたハードクーラーです。
厚さ3cm以下の断熱材を使用しているクーラーボックスが多い中、約5cmの分厚い断熱材が使われています。加えて、気密性の高いパッキンが採用され保冷力抜群。
10月の室温環境下で7日間氷が溶け切らない実験結果もあります。栓抜き、排水タブ、開封用気圧リリースボタン付き。保冷性に対して価格がリーズナブルです。
製品仕様
大きさ(外寸):H42cm×W68cm×D41cm
容量:42.5L
重さ:約12kg
参考価格:21,450円(税込)
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/maxshare/a15770/
※公式ECサイトなし
評価
容量(収納力):☆☆★
保冷力:☆☆☆
コスパの良さ:☆☆☆
6Oregonian Camper「ヒャド クーラーボックス 47R」
カクカクしたアメリカンなデザインがカッコイイ、ハードクーラー。他にはない色合いもオシャレ!カワセミ(ブルー)のほか、リーフ(グリーン)、カプチーノ(ベージュ)があります。
容量は44.5Lで、2Lのペットボトルを立てて15本も収納できる抜群の収納力があります。約4.7cmの厚みのある高密度ウレタンの断熱材を使用しているため保冷力が高いのが特長。
実験結果や口コミがあまり見当たりませんが、2泊3日キャンプの保冷に適応できるそうです。また、ボディは衝撃に強く、仕切り板とバスケット、蓋にドリンクレストを標準装備しています。
製品仕様
大きさ(外寸):H40.4cm×W66.5cm×D38.3cm
容量:45.5L
重さ:約10kg
公式サイト価格:29,700円(税込)
公式サイト:http://www.oregonian.jp/shop/shopdetail.html?brandcode=000000000743
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/apolloex/10033986/
評価
容量(収納力):☆☆★
保冷力:☆☆★
コスパの良さ:☆☆★
7DVERG×ICELAND「クーラーボックス 45QT」
人気の「ICELAND」のクーラーボックスと新しい日本のアウトドアブランド「DVERG」のコラボ商品。 重厚感がありカッコイイ見た目だけでなく、最長で5日間ブロックアイスをキープするという驚きの保冷力を兼ね備えています。
まな板にもなる仕切り板、食材の仕分けに便利なバスケット、ドリンクホルダー、排水タブ、方位磁石、開封用気圧リリースボタンなどなどアウトドアユースな機能も充実。耐紫外線素材を使用しているため劣化しにくく、一般的なクーラーボックスと比べかなり丈夫な作りです。
お値段としては高めですが、機能を考えるとお得感があります。つまりコスパが高い商品と言えるでしょう。
製品仕様
大きさ(外寸):H41.2cm×W68.6cm×D41.2cm
容量:42.6L
重さ:約10.5kg
公式サイト価格:39,600円(税込)
公式サイト:https://www.dverg.shop/product/3
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/canpanera/d25001/
評価
容量(収納力):☆☆★
保冷力:☆☆☆
コスパの良さ:☆☆☆
8YETI「タンドラ」
コレを持っていたらキャンパーとしてのステータスが上がる憧れのクーラー。フタとボディの2つのパーツが溶接やつなぎ目のない一体構造で成形され、耐衝撃性と、長期使用においての耐久性に優れています。
加えて断熱材が5cmと分厚く、密閉性の高いシステムにより保冷力が抜群。食材の仕分けに便利なバスケット付き。値段は高くなりますが機能面では圧倒的に優れたアイテムです。より容量が大きいものが欲しい場合は、61.5Lを要チェック。
製品仕様
大きさ(外寸):H39.05cm×W65.41cm×D41.28cm
容量:約42L
重さ:10.43kg
定価:59,400円(税込)
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/americaland/b001couoyk/
評価
容量(収納力):☆☆★
保冷力:☆☆☆
コスパの良さ:☆☆★
9SEATTLE SPORTS「フロストパック 40QT」
ソフトクーラーの代名詞と言われているフロストパック。2Lのペットボトルが縦に入り、37.8Lの容量があります。
水をはじく素材のため、水+氷を入れてもOK。空気孔が付いた二重アルミ製特殊断熱層を採用しているため、冷気を内部に閉じ込めて保冷しやすい構造のようです。
使用後はコンパクトにたためて収納でき、なんと重さ1.5kgと超軽量。1万円以下の価格設定もリーズナブルで、他のサイズ・色もあるので数個組み合わせて使うのもよさそうです。
大きさ(外寸):H30.4cm×W48.2cm×D27.9cm
容量:37.8L
重さ:約1.5kg
公式サイト価格:9,460円(税込)
公式サイト:https://www.aandfstore.com/store/commodity/0/12570090
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/greenzone/101042191040/
容量(収納力):☆☆★
保冷力:不明
コスパの良さ:☆☆☆
10DOD「ソフトくらぞう」
ソフトタイプは保冷力が落ちると言われている中、こちらは一般的なソフトクーラーバッグと比べ厚い断熱材を使用しており、比較的保冷力が高いアイテム。性質上56時間氷を残存させることができる計算とのことで、2Lのペットボトルが縦に入り大容量、それなのに2.2kgと圧倒的な軽さという点が大きな魅力。
断熱材は緩衝材としても機能するため、ギアボックスとしても活用でき、使える幅が広いのも嬉しいですね。肩掛けベルト付き、食材に合わせて位置調整ができるパーテーション付きです。
製品仕様
大きさ(外寸):H36cm×W58cm×D31cm
容量:46L
重さ:約2.2kg
公式サイト価格:13,370円(税込)
公式サイト:https://www.dod.camp/product/cl5_789_tn/
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/a-price/4589946146240/
評価
容量(収納力):☆☆☆
保冷力:☆★★
コスパの良さ:☆☆☆
11DOD「マヒャドイナフスキー」
日本で2~3日キャンプするならそこまで機能は求めなくてもOK、という考えで作られたクーラー。「1週間も氷を残すことは出来ないし、熊に襲われたらひとたまりもないけど、、、」という公式サイトでの説明があるように、1週間は保冷できなくとも、断熱材は厚さ3㎝で機能的に2~3日のキャンプに対応できるようです。
何よりクールなデザインがオシャレ。DODのギアボックス「ヨクミルヤーツ」と同じデザインのため、DODファンにはたまらないアイテムでしょう。2Lのペットボトルが立てて入れられ、排水タブ付き、仕切り2枚付き、持ちやすいハンドルとグリップ付きと快適な使用感も追求された商品です。
製品仕様
大きさ(外寸):H39.5cm×W64cm×D36.5cm
容量:43L
重さ:約11kg
公式サイト価格:33,000円(税込)
公式サイト:https://www.dod.camp/product/cl3_749_bg/
評価
容量(収納力):☆☆★
保冷力:☆☆★
コスパの良さ:☆☆★
おまけ、DETAIL「メタルクーラーボックス」
今回比較対象ではありませんでしたが、最後にちょっと気になったアイテムをご紹介します。
スタイルにこだわるキャンパー必見のレトロクーラーボックス。容量が20Lと小さめとなるので、数個揃えて並べてみてもおしゃれですね。外側はスチール、中はアルミ素材で、約24時間の保冷力あり。細かな機能は付いていませんが1泊2日のキャンプでサイトを抜群に映えさせてくれそう!
製品仕様
大きさ(外寸):H29.5cm×W46.6cm×D25.2cm
容量:20L
重さ:約3.8kg
公式サイト価格:14,300円(税込)
公式サイト:http://detail.co.jp/metal-cooler-box-coyote/
楽天市場:https://item.rakuten.co.jp/plywood/08283046/
我が家が選んだのは!?
最終的に、
1Coleman「スチールベルト」
2CAPTAIN STAG「スチールフォームクーラー」
3FIELDOOR「ノーザンクーラーボックス 」
で悩みましたが、容量が大きくある程度の保冷力があっておしゃれ、重さも許容範囲内のColeman「スチールベルト」に決定しました!
保冷力アップ&スペース確保のアイデア
保冷剤をたくさん入れると、食材を入れるスペースが減ってしまいます。ペットボトルを冷凍したり、肉や魚のパックを外してジッパー付保存袋に入れて食材そのものを冷凍すれば、飲み物や食材が保冷剤代わりに。その分は保冷剤を入れずに済み、スペースが確保できます。
また食材は、朝食用・昼食用・夕食用など食べるタイミングごとに分けてアルミ保冷バッグに入れておくと、冷蔵状態をキープしやすくなり、食材のにおい移りも防げますよ。それでも入らない…という場合は無理して全部持参せず、現地調達も考えておきましょう。
災害時にも役立つ!クーラーボックスは1家に1個!
余談ですが、キャンプギアは災害時にも役立つと言われています。もちろんクーラーボックスもそのひとつ。突然の停電で冷蔵庫が使えなくなってしまった時に、一時的にクーラーボックスに避難させることができます。アウトドアにも災害時にも、クーラーボックスがあると便利ですね。
【当記事につきまして】
hitotema編集部が企画、ライター中島誠子さんがおすすめ商品を選定し、記事を作成しました。