“withレモン”で身体づくり!研究結果&お役立ちレシピ

“withレモン”で身体づくり!研究結果&お役立ちレシピ

“withコロナ”の生活が始まって約1年。気軽に外出することもままならず、休校やオンライン授業、リモートワークなど生活には大きな変化がありました。

その結果、コロナ前に比べて運動不足気味になった人や、ストレスや食べ過ぎが気になっている人も多いでしょう。新しい生活様式に合わせて、運動習慣や食生活も変えていかなければならないのですね……。

対策のひとつとして注目されているのがレモン。血糖値を下げたり、カルシウムの吸収を助けたり、ダイエット効果を促進したりする効果が期待されているのです。
健康は総合的なものなので「レモンさえ摂ればOK!」とはいきませんが、身体づくりのために“withレモン”の生活を始めてみませんか。

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注目!レモンの効果とは?

注目!レモンの効果とは?

レモンといえば、ビタミンC。ビタミンCは美白や風邪予防に効果があるから、マスク生活での肌荒れ予防に良さそう……。それくらいの知識は持っている人が多いかもしれませんが、実はそれ以外にも嬉しい効果があるのです。

血糖値上昇抑制&肥満抑制効果

ダイエット外来医師が認める肥満抑制効果
(画像出典)PIXTA

糖尿病内科医でダイエット外来の医師としても知られる工藤孝文先生によると、レモンには以下の2つの効果があるそう。

血糖値上昇を抑制する効果

米飯を食べる前に大さじ1~2杯のレモン果汁を摂ることで、食後の血糖値の上昇を抑えられることがわかっています(ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社の支援による、同志社大学生命医科学部 糖化ストレス研究センターの八木雅之教授らの研究結果)。

また、レモンの香りや刺激は満腹中枢に働きかけて空腹ホルモン“グレリン”を抑え込む効果もあります。

「レモン果汁をそのまま飲むの…?」とギョッとするかもしれませんが、もちろんレモン水(ミネラルウォーター0.5Lに対し、レモン果汁大さじ1)で大丈夫。ポッカサッポロのサイトにある「ホットはちみつレモンジンジャー」もおすすめです。
食事の初め、炭水化物を摂る前にレモンドレッシングのサラダを食べるのもいいでしょう。

※空腹時の柑橘類は胃に負担をかけることがありますので、消化器系が弱い方は担当医に相談してください。

痩せホルモン“アディポネクチン”活性化

脂肪細胞から分泌されるアディポネクチンが多いほど、脂肪燃焼効果が高く(つまり太りにくく)なります。レモン摂取量が多いほどアディポネクチン分泌量が多いというデータがありますので、そちらも期待したい効果ですね。
(堂本時夫『レモンの健康効果に対する研究の動向』より)

骨を強くする効果

骨を強くする効果
(画像出典)PIXTA

こちらはレモン自体の効果というよりも、補助的な役割。リウマチ内科医であり、日本骨粗鬆症学会認定医である中山久徳先生によると、レモンに含まれるクエン酸が非常に重要なのだとか。

カルシウムの吸収を促進!

外出自粛でステイホームが続くと、日光を浴びることが大幅に減ります。そうするとカルシウムの吸収を促すビタミンDが不足し、骨や関節が弱くなってしまう懸念があります。

ビタミンD不足の解消にはウォーキングなど屋外での適度な運動がおすすめですが、カルシウムの吸収を促進するという意味ではレモンに含まれるクエン酸も効果的です。

飲むヨーグルトにレモンを入れたり、オイルサーディンやしらすのパスタにレモンを添えたりすると、双方の栄養を効率的に摂取できますね。

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レモンの効果的な摂り方&おすすめレシピ

レモンに含まれるビタミンCは水溶性で、余分な分は尿と一緒に体外へ排出されてしまいます。そのため、毎日継続的に摂ることがまず大事。
また熱にも弱いので、熱いお料理やドリンクに使う場合は仕上げに加えるのがベストです(加熱で完全に壊れるわけではありません)。

きのこソテー

きのこソテー

いつものきのこソテーにレモンをかけるだけ!レシピはにんにく醤油ベースですが、しょうがでも。

材料

  • お好みのきのこ(しめじやエリンギなど) 2パック
  • にんにく(みじん切り) 1かけ
  • 酒 大さじ1
  • 醤油 大さじ1
  • レモン汁 大さじ1
  • オリーブオイル 適量

作り方

フライパンにオリーブオイルをひき、にんにくを炒めて香りを出す。

きのこをさっと炒める。

酒、醤油を加えて炒め合わせ、仕上げにレモン汁を加える。

タコのイタリアンマリネ

タコのイタリアンマリネ

わさび醤油でも、わかめとポン酢でも美味しいタコ。でもバジル&チーズも意外とやみつき味です。

材料(2人分)

  • ゆでタコ 150g
  • オリーブオイル 大1
  • 粉チーズ 小さじ2
  • レモン汁 大さじ1.5
  • バジル 10枚

作り方

ゆでタコをさっとゆで、食べやすい大きさに切る。

にオリーブオイル、粉チーズ、レモン汁を加えて混ぜる。

ちぎったバジルを加え、冷蔵庫で15分ほどなじませてできあがり。

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塩レモンも活用しよう!

万能調味料として評判の塩レモンも、この機会にチャレンジしてみてください。

塩レモン

塩レモン
(画像出典)PIXTA

きちんと発酵させて作るには時間がかかりますが、日持ちもしますのであれば何かと便利!

材料(作りやすい分量)

  • レモン(無農薬) 3~5個
  • 塩(天然塩) レモンの重量の15%

作り方

よく洗い、水気をしっかり拭いたレモンをくし形切りにする(輪切りや乱切りでもOK)。

消毒して水気をしっかり拭いた瓶に、塩、レモン、塩、レモン…の順で重ね、最後に塩で蓋をする。

1日1回は瓶を振りながら、2週間以上おく。

塩レモン(即席)

塩レモン(即席)

本格的な塩レモンのような発酵効果はないけれど、塩レモンの風味を味わいたい!という場合には、即席でも。

材料(作りやすい分量)

  • レモン(無農薬) 1個
  • 塩(天然塩) 大さじ1

作り方

100mlの水に塩を入れて火にかけ、塩を完全に溶かす。

しっかり洗ったレモンを1/8のくし形切りにし、に入れる。

弱火で30分煮たら火を止め、そのまま冷ます。

塩レモンで!土鍋タジン

塩レモンで!土鍋タジン

塩レモンを使った料理といえば、モロッコのタジンが定番。タジン鍋がなくても、一人用の土鍋で作れますよ。蓋の穴はアルミホイルを小さく丸めて閉じてください。

材料(2人分)

  • 鶏もも肉 300g
  • じゃがいも 中1個
  • にんじん 中1/2本
  • 玉ねぎ 中1個
  • グリーンオリーブ 10〜12個
  • 塩レモン 1/2個~2/3個くらい
  • サフラン(あれば) 適量
  • オリーブオイル 適量

<A>

  • にんにく(みじん切り) 2かけ
  • しょうが(すりおろし) 1/2かけ
  • クミンパウダー 適量
  • 塩こしょう 適量

作り方

鶏もも肉、皮をむいたじゃがいもとにんじんは食べやすい大きさに、たまねぎはくし形切りにする。

に<A>をまぶす。

土鍋に薄くオリーブオイルをひき、玉ねぎを敷く。

じゃがいもとにんじんを乗せ、その上に鶏もも肉を乗せる。

グリーンオリーブと塩レモンを散らし、サフランをトッピングして蓋をする。

弱火で45分ほど加熱する。

塩レモンのピッツァ

塩レモンのピッツァ

塩レモンははちみつとの相性が抜群。今回は珍しいところで、べったら漬けと合わせましたが、もちろん生ハムやトマトと合わせても◎

材料(1枚分)

  • ピザ生地(22cm) 1枚
  • ピザ用チーズ 70g
  • 塩レモン(刻む) 1/2個分
  • べったら漬け(刻む) 10cmくらい
  • はちみつ 大さじ2
  • レモン(無農薬)の皮 1/3個分
  • オリーブオイル 適量

作り方

ピザ生地にオリーブオイルを塗る。

ピザ用チーズ、べったら漬け、塩レモンを散らし、トースターで7~8分焼く。

仕上げにはちみつをかけ、レモンの皮を削る。

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餃子にも塩レモン!

餃子にも塩レモン!

最近は「酢こしょう」で食べる餃子が人気ですが、実は「レモンこしょう」でも美味しいんです。いつもの酢をレモン汁に変えてみてください。
塩レモンで食べるのもおすすめ!

レモンで美味しくヘルシーに

レモンで美味しくヘルシーに
人気のスイーツ「ウイークエンドシトロン」

最近は酸味の少ないマイヤーレモンや広島・瀬戸田産レモンの知名度も上がり、レモンのスイーツも増えていますね。ドリンクでもお料理でもおやつでも、手軽に摂れるのがレモンの魅力です。

豚しゃぶ鍋

こちらの写真は、ポッカサッポロのサイトで紹介されている「だしとオリーブオイルでつくる 豚しゃぶレモン鍋」。きのこがなくて麩を入れましたが、冬はもちろん夏にも食べたいような絶品さっぱり鍋です。

〆のそうめん

〆のそうめんまで、ツルッと食べ切ってしまいました(写真は徳島名物の半田そうめん。普通のそうめんより太めです)。

レモンを切るのが面倒な方はポッカレモンなどのボトル入りの果汁(1~2週間での使い切りが目安)、ボトル入りの果汁が使い切れない方は冷凍のカットレモンが便利です。
まだしばらく続きそうなコロナ禍、美味しいレモンが健康の助けになりますように!

【当記事につきまして】
ポッカサッポロフード&ビバレッジ様よりご案内を受けてhitotema編集部が企画し、レモンについての最新研究やその他専門家の先生に伺った情報をご提供いただいて記事を作成しました。

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