スノーピーク×食×白馬「LOCAL FOOD TOURISM in HAKUBA」イベント体験記

スノーピーク×食×白馬「LOCAL FOOD TOURISM in HAKUBA」イベント体験記

2020年7月、長野県白馬村に、スノーピーク初となる体験型複合施設「Snow Peak LAND STATION HAKUBA(スノーピークランドステーション白馬)」がグランドオープン。今回、私はそちらで開催されたキャンプツアー「LOCAL FOOD TOURISM in HAKUBA」の第1回目に参加させていただき、野遊びの楽しさをじっくり体験してきました!

キャンプ体験レポとともに、スノーピークランドステーション白馬の魅力をお届けしたいと思います。

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「LOCAL FOOD TOURISM in HAKUBA」とは?

「LOCAL FOOD TOURISM in HAKUBA」のキーワードは「食」と「その土地」。そして、“白馬山麓の自然の中で、この土地に根付く食文化と人々の営みに触れ、「食べる」と「生きる」がつながること”がテーマ。

イベントの発起人は、スノーピークEatのシェフの釘本さん。スノーピークEatで提供しているメニューの食材が生まれるその場所で、お客様に生産者を知ってもらい、その土地と人をつなぎたいという想いから始まり、開催に至ったそうです。

イベント会場に入り、出迎えてくれたのは、ウェルカムドリンクと絶品スイーツでのおもてなし。泊まるテントやシュラフなどが用意され、イベントの幕開けに期待が膨らみました。

心躍る、テント設営

早速、今晩泊まるテントをスタッフさんと一緒に設営開始。やっぱりテント張りは楽しい……。もう、設営自体が野遊びでしたね。こうしたイベントはスノーピークユーザーさんはもちろん、キャンプ初心者の方や「地域との取り組み」という観点から興味を持った方も参加されるそうです。

参加者はさまざまですが、野遊びを楽しみたい、という思いは皆共通。それぞれが心躍らせ、設営をしている姿が印象的でした。

ほんの20~30分で、野遊びの隠れ家が完成。イベント時にしか泊まれない、芝生エリアに特別に宿泊です。長野オリンピックで使われた、スキーのジャンプ台を遠くに望める絶好のロケーション。いや~これは贅沢でしたね。

まさに野遊び!ワイルドなパン作りに挑戦

続いては、アウトドアクッキング体験です。敷地内にある「Restaurant 雪峰(せっぽう)」の関シェフが教えてくれた田舎風パンは、粉を混ぜるところから焼き上がりまでなんと1時間!

しかも、キャンプフィールドにあるホオノキから葉っぱを取り、パンの香り付けにするという素敵な演出付き。この森は、食べられるハーブや野菜、クルミなどの植物が生きる森でもあり、レストランの食材として使われることもあるんだそうです。

完成したパン生地は、コロダッチポット(ダッチオーブン)に入れて焚火台へ。なんてワイルドな焼き方!!これが野遊びだ!と感じる瞬間でしたね。こうして、調理ギアを巧みに使いこなすスタッフさんもまた、ワイルドでカッコイイ。キャンプでパン作りなんて面倒、という固定概念を覆し、最高のアクティビティとなりました。

こんがり焼き上がったパンは、ホシノ酵母(天然酵母)による甘味とホオバの香りがふわっと広がる、最高の仕上がり。大人はもちろん、こうした体験は、子どもの食育にも最適です。ぜひ、お子さん連れで参加して欲しいと思いましたね。

とろっとろの湯が最高!野遊び後は温泉で幸せタイム

野遊び後は、お風呂タイム。施設内に24時間利用可能なシャワールームもあるのですが、せっかくなので、キャンプ場の横にある温泉「みみずくの湯」へ行ってきました。キャンプに来て温泉に入れるなんて、幸せじゃないですか!

しかも、お湯がとろっとろで、pH11.2という強アルカリ温泉だったんです。これは、お肌をツルツルにしてくれる美肌の湯。しかも、源泉掛け流し!キャンプに来て美肌ケア、温泉ソムリエの私も満足の湯でした。

BBQディナーで絶品料理に舌鼓!

温泉後は、お待ちかねのディナータイム。イベント会場に戻ると、ランタンが照らす幻想的なパーティールームがセッティングされていました。スノーピークのテーブル、チェア、タープが織り成す空間も素敵!もう、ここでスノーピークマジックにかかりましたね。

夕食のメニューは、信州牛や信州野菜などが中心のBBQ。人気のグリルバーナー「雪峰苑」で焼いていただきました。お肉はジューシーで柔らか、野菜は新鮮で、エンドレスに食べられるほどの美味しさ!

それ以外にも野菜料理やフィンガーフードが並び、食いしん坊の胃袋をパンパンに満たしてくれました。

生産者とお客様がつながる時間「トークセッション」

食事を盛り上げてくれたのは、スノーピーク×生産者のトークセッション。そこで、長野でしか生産されていない、長野が生み出した「信州サーモン」の存在を知りました。トーク中にそのサーモンをいただいたのですが、育てる環境や餌などにこだわりぬき、信州の清冽な水で育てられたサーモンは、肉厚で美味。そしてサーモン独特のクセのなさに驚きました。

続いて振る舞われたのは、スノーピークEatでも提供されている古来種野菜。古来種野菜とは、人が目的を持って改良していない、種が代々受け継がれて育った野菜のことで、その種は年々この世から消えていってしまっているそうです。

トークセッションに参加された古来種野菜のバイヤーさんは、その継承活動に力を入れているのだとか。いただいた古来種野菜は香り高く、いつも食べている野菜とは一味違う美味しさでした。

翌朝も続く、土地とのつながり

翌朝は、地元の農家さんでミニトマトの収穫体験。こうして生産者やバイヤーさんのこだわりや食にかける深い想いを聞けるのは、普段はなかなかできない体験です。このイベントが開催できるのも、スノーピークがキャンプフィールドやレストランを展開しているからこそであり、そのフィールドを活かして地元とお客様をつなげたいというスノーピークスタッフの強い想いがあるからだと感じました。

収穫体験後にいただいたモーニング。新鮮なサラダや熟成豚肉の自家製ハムが乗ったオープンサンドは、シンプルに素材の美味しさが伝わってきました。

ランチの仕込みもワイルド。最後の最後まで、ライブ感ある演出で楽しませてくれました。

(画像提供)スノーピーク

最後のお食事は、「Restaurant 雪峰」にてイベント限定の特別ランチが用意されました。先ほどの豚肉を使った、醤油麹マリネポークのローストや信州サーモンの幽庵焼きなど、和食をベースとした絶品ランチに舌鼓。

前日のディナーも、モーニングも、ランチも、全てスノーピークの皆さんの手で作ってくださったもの。全てのお料理がパーフェクトでした!それは、生産者に会い、この土地に来たからこそ気付けた美味しさかもしれません。

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当日、参加されていたお客様の声

ダイちゃん
(画像提供)人モテ料理研究家ダイちゃん(煮込みスト)

当日、楽しそうに参加されていたお客様に声を掛けさせていただきました。

白馬三山を見て、「こういう景色を見続けるために生きたいな」と強く思ったという料理人の山本さん。ここのところ「こうならなくては」「スマートに生きなくては」と思っていたところ、この地に来て、「うまいもんつくって、アウトドアでいい空気吸って、自分も楽しくて人も楽しませたい」ということを再確認されたそうです。

人生を見直せる旅になったという点で、私も同感。何より、思いっきり野遊びを楽しまれている姿が印象的でした。

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