温かくても冷めても美味しいキッシュは、スイーツにも軽食にもできて、バラエティ豊か。今日は、パイシートを使わずご飯で作るライスキッシュを作ります。季節のハーブや野菜たっぷり、生クリームの代わりに牛乳を使った、カロリーも低めのヘルシーレシピです。

目次
ハーブと野菜のライスキッシュ
今回はハーブでもあり野菜でもある旬のルッコラと、いつもの自家製ハーブソルトを使います。(ハーブソルトのレシピは最後にリンクを貼っておきますね)
ルッコラはゴマのような香りがして、生でもサラダとして美味しいですね。アブラナ科の植物で、春から夏にかけてちょうど美味しい季節なので、この時期にお店でもよく見かけます。ロケットとも呼ばれることが多いので、ロケットサラダという名前をよく耳にします。
材料(直径22cmの型1台分)
<キッシュ生地>

- ご飯 400g
- 卵 1個
- 有塩バター 小さじ1
- 塩 小さじ1
<フィリング>

- 卵 3個
- 玉ねぎ 1/2個
- にんじん 小1/2本
- ほうれん草 1株程度(葉5枚ほど)
- ルッコラ 40g(1袋)
- ハーブソルト 大さじ1
- オニオンパウダー 小さじ2
- 牛乳 150ml
- 油 大さじ1
- 塩・胡椒 少々
- パルミジャーノ・レッジャーノ 30g
- 有塩バター 大さじ1
- カレンデュラフラワー (なくても可)
※バターは有塩ニュージーランド産のグラスフェッドバターを使用していますが、お好みのバターでも大丈夫です。
作り方
1オーブンを200度に予熱しておく。
2最初にご飯でキッシュの生地を作る。ボウルにご飯と溶き卵と塩を加えて、ご飯の塊があれば崩しながらよく混ぜ合わせる。

3キッシュの型にクッキングシートを敷いて有塩バターを塗り、型に沿って2を丁寧に平らに広げる。

4オーブンで15分焼いて冷ます。

5オーブンを、再度200度に予熱しておく。
6ここからはフィリングを作る。玉ねぎは繊維に沿って細切りにし、にんじんは細かいさいの目切り、ほうれん草、ルッコラは食べやすい大きさに切る。
7フライパンに油を入れ、玉ねぎとにんじんを最初に炒める。柔らかくなってきたらほうれん草を加えて、ハーブソルトとオニオンパウダーを入れる。最後にルッコラを加えたらすぐに火を止めて余熱で混ぜ合わせ、そのまま冷ます。

8ボウルに溶きほぐした卵、牛乳、すりおろしたパルミジャーノ・レッジャーノを入れる。

9冷ました7を加え、全体によくからめたら塩・胡椒で味を調える。

104のキッシュ生地に9を流し入れて、パルミジャーノ・レッジャーノをさらにふりかけ、バターを乗せる。

11様子を見ながらオーブンで約20分焼き上げ、カレンデュラフラワーを散らす。

ライスキッシュ生地の外側のおこげがまた美味しい

ご飯の生地ならではの、フチのカリッとしたおこげがまた美味しいライスキッシュ。野菜はどんなものでも相性よし。ライス生地があっさりしている分フィリングにはコクを足したいので、バターやチーズもできれば良いものを選んで多めに使うのが美味しくなるポイントです。
はじめまして。ハーブとスパイスのレシピを担当させていただくことになりました、岩本りかです。(ニックネームは、りかりんご) ハーブとスパイスの料理研究家として、料理レシピの開発や、普段は、ハーブやスパイスを使った講座や教室などを開催し[…]