
ワールドカップで日本との熱い戦いを見せて(魅せて)くれたアフリカ大陸最南端の国、南アフリカ共和国。
1994年に廃止されるまで続いたアパルトヘイト政策があった国として知られていますが、現在はダイナミックでバラエティに飛んだ魅惑的な観光国として世界的人気となっています。
美しい白浜に大西洋を望む各地の絶景ビーチリゾート、広大な自然溢れる土地で野生動物に近づくことの出来る貴重なサファリ体験、更にギネスに世界一豪華な列車と認定されている豪華寝台列車のブルートレインツアー、などなど!
目次
南アフリカ料理の特徴は?

原住民だけでなくヨーロッパやアジアからの移民も多い多民族国家のため、実はあらゆる文化が融合したバラエティに富む味わいが楽しめるグルメ大国。シーフードをはじめ、充実したお肉や野菜で構成される料理の数々に、最近では”料理が美味しい国”としても人気が急上昇しています。
しかし日本人には南アフリカワインの美味しさは随分と知られるようになってきましたが、個人的にはお料理はまだまだ馴染みが薄いかなという印象がありますね。
今回ご紹介するのは、グルメパラダイス・南アフリカの家庭の味「ボボティ(Bobotie)」です。
ボボティとは?

ボボティは、 ミートローフの原型と言われているお料理。
スパイスにナッツやドライフルーツを入れた”甘いけれどスパイス感もある優しい味のキーマカレーのオムレツ”そんな味わいを想像してもらうと分かりやすいと思います。
カレー好きの日本人には子供から大人まで喜ばれること間違いなしのお料理。
家庭によってプルーンやクルミを入れるなどアクセントも様々なので、レシピの材料にこだわらずお好みのナッツ等を入れてみてくださいね。
レシピ
では、ボボティのレシピをご紹介しましょう。
材料(2人分)

- 牛ひき肉(またはラムひき肉) 300g
- バター 10g
- 玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
- ニンニク(みじん切り) 1かけ
- 生姜(すりおろし) 1かけ
- 食パン 1/2枚
- 牛乳 100ml
[A]
- 砂糖 大さじ1/2
- カレー粉 大さじ1/2
- ターメリック 小さじ1
- オールスパイス(粉) 大さじ1/2
- 塩 3g
[B]
- レモン 小さじ1
- 干しブドウ 15g
- フルーツチャツネ(杏ジャムで代用可) 20g
- スライスアーモンド 10g
- 玉子 2個
- 塩 ひとつまみ(指3本分で掴んだ量)
- ベイリーフ(あれば。ローリエで代用可) 1~2枚
作り方
1食パンをちぎって牛乳に浸し、ふやけたら絞ります。残った牛乳はとっておきます。
2フライパンにバター、玉ねぎ、生姜を入れて火にかけ玉ねぎが透き通ったら牛肉と[A]を入れて更に炒めます(完全に火が通らなくても良いです)。
32の粗熱がとれたら[B]とふやけた食パンを入れて全体をよく混ぜて耐熱容器に敷きます。
4玉子を溶き1の牛乳と塩ひとつまみを混ぜ合わせます。
53の上に流し込み、ベイリーフを乗せて180度に予熱しておいたオーブンで40~45分焼き、表面に美味しそうな焼き色がついたら出来上がりです。


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