【和歌山・ボイジャーブルーイングのお取り寄せ】スモークナッツと王道ビールの正解ペアリング

【和歌山・ボイジャーブルーイングのお取り寄せ】スモークナッツと王道ビールの正解ペアリング

秋が深まってもビールは旨い。
ビールをこよなく愛するビアエッセイストが通販ペアリングの魅力を伝える企画。

今回は和歌山県のボイジャーブルーイングから!
おつまみのスモークナッツはビールの友と言ってもいい鉄板アイテム。
誰もが「こりゃ合うわ……」と納得せざるを得ない組み合わせをご紹介!

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ボイジャーに込められた思いとは

1977年に2号、その後すぐに1号が打ち上げられたアメリカの木星・土星探査機、ボイジャー。打ち上げから2年で木星を撮影した後も地球から遠ざかり、ついに2012年に1号が、2018年には2号も太陽圏を脱出して今なお宇宙遊泳を続けている。

そんな「旅人」というロマンティックな名前を冠したボイジャーブルーイングは、和歌山県田辺市にある。そして田辺市のある熊野地方は、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された熊野三山へと続く参詣道「熊野古道」を擁する。
日本人の旅は巡礼から始まっており、さらに熊野詣が起源というから、実にふさわしいネーミングである。ラベルをよく見てみると、ステンレスタンクがロケットのように飛び立つという遊びゴコロが!

設立こそ2015年と比較的最近なのだが、同じ和歌山県で1997年から醸造を続ける「ナギサビール」から独立しているので造り手の歴は20年を超える。新ブルワリー設立にあたって、「大きなスケール、ロマン、チャレンジ」といったイメージのあるボイジャーはまさにぴったりだったそう。

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ビールにあえて地域色を出さないという選択

ボイジャーブルーイングの大きな特徴は、一方で和歌山感が希薄なことかもしれない。最近クラフトブルワリーが日本各地にできていて、その数は500を超える。そして、その多くが地元の地名を冠したり、近場で採れる食材を副原料に使ったりして他社と差別化している。

ところが、ボイジャーブルーイングはぱっと見ではどこのブルワリーかわからない。日本の会社かどうかすらわからないのである。また、地元産の副原料を多用する様子もない。

「自分たちが造りたいビールを造る」という信念で、バランスの取れた飲み飽きないビールを生んでいる。これは世界の名立たるブルワリーと真っ向勝負しているということであり、ロマンやチャンレジに満ちた姿勢がここにも垣間見える。

ボイジャーブルーイング楽天市場店もストイックなデザインが印象的。今回は唯一のおつまみ付きのアイテムである「クラフトビール6本&スモークドミックスナッツ (地ビール詰め合わせギフトセット)」をチョイスした(写真は2本しか写ってないが各3本、計6本あり)。
スモークドミックスナッツは、田辺市内の薫製加工食品ブランド「the magnoria(ザ・マグノリア)」の商品だ。

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スモークおつまみはビールの心の友である

ボイジャーブルーイングは、コパー、ゴールド、IPA、スラスターという4つの定番アイテムをリリースしているが、このギフトセットはその中からコパーとゴールドという2大定番が3本ずつ入っており、6本飲み切ることでボイジャーブルーイングの目指すビール像がしっかり伝わるようになっている。

何はともあれ、コパーから開栓!

「銅」を意味するコパーは、その名の通りに赤胴色がまず綺麗。ホップ由来の柑橘系の香りが期待を高める。一口飲むと、かなり重厚。アルコール度数は6.0%と確かに少し高めではあるけど、どっしりしたミディアムボディが心地よい。

そして、おつまみのスモークナッツが絶品だ。ピーナッツとジャイアントコーンを中心にアーモンド、カシューナッツ、ピスタチオ、ピーカンナッツ、かぼちゃシード、ひまわりシード、チリペッパーが入っている。ジャイアンならずともビール好きは「心の友よ~」と呼び掛けてしまいたくなるに違いない。

つまみのしょっぱさとビールの甘みが絡み合う

このスモークナッツ、かなり塩味がきいているのとスモークの香りが高くてビールにめちゃめちゃ合う。9種ものナッツ類が入っているので、つまんだ時に何が出てくるかわからないガチャ的楽しさがあるのもいい。ビールとナッツの永久運動をしばし堪能いただきたい。モルトの甘味とナッツの塩味との相性が最高である。

そして、ゴールドも開栓。これは淡色系のラガーと思われるが(スタイルは不明)、5.5%ながらこちらも重厚感がある。しっかりした飲み応えがあって、これまた味濃いめのナッツと合う。

クラフトビールはブームから一般的な飲み物になり、様々なスタイルが生まれた。最近はウケ狙いのようなネタ的ビールもたくさんリリースされている。それはそれで面白いし、実際に話のネタになるのだけど、やはり安心感のあるものも飲みたくなる。ボイジャーブルーイングのビールは奇をてらっておらず、まさに王道の味わい。1本の中で飲み疲れすることもないのでホッとするのだ。

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ナッツだけでなく、様々なスモークつまみにトライ

そんな王道ビールにつまみの王道のナッツ。これは至高体験が約束されたようなもの。しかもスモークされている。鬼に金棒&銃という感じで無敵なのだ。
薫製は自宅でも気軽にできるので、ナッツだけではなくチーズやサーモン、卵、ソーセージなど色々挑戦してみてはいかがだろうか。なんせビールは6本もあるのだから!

ボイジャーブルーイング:https://voyagerbrewing.co.jp/

【当記事につきまして】
ライター矢野竜広が企画し、記事を作成しました。

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