ふわふわしたやわらかい体に、ぷにぷにした肉球。どんな仕草も愛くるしいネコをかわいいスイーツに仕立てた“ねこスイーツ”が、ネコ好きの間で人気です。かわいすぎて食べるのがもったいなくなりますが、見た目だけでなく味にもこだわりがいっぱい! 今回は4つのお菓子をセレクトしてみました。
目次
個性的な野良猫たちがモチーフ。和菓子処 稲豊園の「招福猫子まんじゅう」
岐阜県高山市にある明治34年(1901年)創業の老舗和菓子店「稲豊園(とうほうえん)」。伝統製法をベースに、新しい発想を加えたお菓子作りをモットーに、季節の和菓子やロールケーキなど豊富な種類のお菓子が並びます。
「招福猫子(ねこ)まんじゅう」は、お店の近くで暮らす野良猫に着想を得て作られたというエピソードを持つおまんじゅう。ユーモラスなネコたちの表情は、一つひとつが職人さんの手作業で絵付けされているのだそう。
黒糖餡の黒猫や黒ごまの生地で作られたロシアンブルー、きなこと竹炭を使って模様を作った三毛猫など、それぞれに素材や味の違いが楽しめます。どれから食べるか、迷ってしまいそう。
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オンラインショップ:https://tohoen.com/
切り抜くと丸い背中のにゃんこが現れる。ぶどうの木の「にゃんこのバウム」
1982年に石川県金沢市で、葡萄園の中で開いたティーガーデンがはじまりの「ぶどうの木」。現在では葡萄園の運営だけでなく、レストランや和菓子、洋菓子などを展開する企業になりました。
2月22日は「ニャン・ニャン・ニャン」と読めることから猫の日とされています。2018年の猫の日に誕生した「にゃんこのバウム」はスクエア型のバウムクーヘンの切り抜きを外していくと、かわいいトラのネコが出てくるユニークなお菓子です。「金沢の人にも愛される洋菓子の金沢みやげを作りたい」という想いから誕生したのだそう。
能登塩「わじまの海塩」を使った塩キャラメル味のバウムクーヘンを型抜きする楽しさもあり、ほっこり和む“ねこスイーツ”です。
商品お問い合わせ先
オンラインショップ:https://www.budoo-shop.jp/
阿吽の狛猫の皮でたっぷり餡をサンド。御菓子司 大道の「狛猫もなか」
明治33年(1900年)年に創業した京都府京丹後市にある「御菓子司 大道」。創業時には和菓子店でしたが、現在の4代目になってデコレーションケーキやタルトなど洋菓子をメインにしたお店になったのだとか。
つぶあんがぎっしり詰まった「狛猫もなか」は、お店の前にある金刀比羅神社の狛犬ならぬ狛猫をモチーフに作られました。全国的にも珍しい狛猫ですが、丹後ちりめんの発祥地でもあり、養蚕が盛んな土地柄でネコはネズミの害から守ってくれる貴重な存在でした。
境内社の木島神社は養蚕の神様を祀ることから、ネコを神のお使いにしたのだそうです。もなかの皮には表側に「あ」、裏側に「うん」の狛猫がかたどられ、参拝のお土産としても人気だそうです。
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公式サイト:http://www.manekineko-k.com/shops/gourmet/daido1/
電話にて地方発送も可
ネコのふわふわ感が一口ケーキに。ねこねこチーズケーキの「ふぃにゃんシェ」
ネコをデフォルメした、かわいいだけではなく、食べても本格的な味わいが魅力のねこ型チーズケーキ専門店「ねこねこチーズケーキ」。ネコ好きにはおなじみともいえるスイーツショップですが、新たに昨年から加わったのが、ねこ型フィナンシェ「ふぃにゃんシェ」です。
バターの風味豊かなしっとりとした生地が特徴的で、小さいサイズに加えて軽い食べ心地のため、4つ入りのBOXはあっという間に空っぽに。
猫専門イラストレーター・Coony氏が描き下ろしたというパッケージは全部で6種類あり、Instagramに投稿された実在のネコたちを描いているそうです。食べた後にも手元に残しておきたくなるかわいさで、全種類集めてしまいそう。
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オンラインショップ:https://allhearts-mall.jp/
※オンラインショップでは「にゃんチー4個入り」とのセットで販売
まとめ
ネコをモチーフにしたかわいいルックスのお菓子やパンを4つご紹介しました。見た目にかわいいだけでなく、手に取るときのワクワク感がたまらない“ねこスイーツ”。ネコ好きな人への贈り物にもおすすめです。
【当記事につきまして】
ライター大浦春堂さんがおすすめ商品を選定し、掲載許可を得て記事を作成しました。