【妙高高原ビールのお取り寄せ】野沢菜&ヴァイツェンがクセになる

【妙高高原ビールのお取り寄せ】野沢菜&ヴァイツェンがクセになる

今、ビール通販が熱い。
毎月ビアエッセイストが日本各地のおすすめ通販ペアリングを注文する企画。

今回取り上げるのは、長野県にもほど近い新潟県の妙高高原ビール!

2つの県のグルメが楽しめるので、ビールと合わせる楽しさがグッと広がる。
特に野沢菜とヴァイツェンの意外な組み合わせにご注目!

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そもそも妙高高原ってどこ?

妙高高原、と聞いて「ああ、あの場所ね」とすぐにわかる人はどのくらいいるのだろうか。
正直、抜群の知名度というわけではないと思うのだが、ビール好きにとっては「ああ、あの美味しいビールを造るところね」と知られている地である。

新潟県上越地方に妙高山という標高2,454mの山があり、妙高高原はそのすそ野に広がる。長野県との県境にも近い。強烈な水音が轟く苗名滝は日本の滝百選の一つに選ばれ、名所となっている。

苗名滝
(画像出典)pixabay

冬はスキー場や温泉を求める人、夏は涼を求める人で賑わう観光地にブルワリーができたのは1997年のこと。地ビールが解禁されたのが1994年なので、まさに地ビール1期生と言える。

特筆すべきなのは、開業時に招かれた醸造技師。チェコの首都プラハにある「ウ・フレク」という1499年創業の超老舗ブルワリーの醸造責任者がやって来て、その技術を余すところなく伝えたのだ。近年はアメリカンなIPAなども造るが、基本はチェコ流のラガーがお得意なブルワリーなのである。

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新潟と長野の旨いものが買えるネットショップ

かねてから美味しさには定評があった妙高高原ビールだが、比較的最近の2016年から「品質の維持・向上を目的として」海外の審査会にも出品するようになった。するとどうだろう、あっという間に金賞や入賞の嵐。楽天の公式ショップでは受賞歴がこれでもかと紹介されているので、きっと「もうこれは間違いがないんだろうな!」と期待感を高めてくれるに違いない。

ビールやギフトセットが買えるのはもちろんなのだが、ユニークなのが「新潟の旨いもの」「長野の旨いもの」というコーナーがあり、様々な地元産グルメをゲットできるところ。

新潟だとお米やお煎餅、クッキーやようかんなどのスイーツ、ご飯のお供にもなるような柿の種オイル漬けなどなどが並ぶ。長野の旨いものは隣の県だからかラインナップは控えめながら、野沢菜、信州りんごや信州巨峰のカントリーマアム、昔ながらの小布施の楽雁などを購入可。つまり、ビールと合わせる食材には事欠かないのだ!

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野沢菜とヴァイツェンが織りなす小宇宙

今回、ビールは【国際審査会受賞ビール詰め合わせ】妙高高原ビール3種(ピルスナー、ヴァイツェン、ダークラガー)ギフトセット(1,980円)を購入。

おつまみは新潟県から南蛮えび煎餅(1,450円)、長野県から野沢菜(1,350円)をチョイスした。こちらの野沢菜はかつおと昆布を醤油と一緒に漬け込んだとのことで、酸味としょっぱさが同居したもの。

これに合わせるビールはヴァイツェンが鉄板!小麦を使ったヴァイツェンというスタイルは、醸造所によってかなりニュアンスが異なる。濃厚なもの、バナナの香りが強いもの、ラガーのようにすっきりしたものなどなど。妙高高原ビールのものはかなりすっきり系でゴクゴク飲める。

ヴァイツェンと野沢菜

野沢菜の酸味とヴァイツェンのほのかな酸味、野沢菜の醬油香とヴァイツェンのフェノール香(ナツメグやクローブのようなフルーティーな香り)がそれぞれ噛み合い、両者に含まれるアミノ酸も調和し、さらに濃い野沢菜の余韻をヴァイツェンがすっきりリセットしてくれる感覚もあって、これはもう一つの小宇宙である。ぜひご堪能あれ!

南蛮えび煎餅とダークラガーはローストが共通

続いて、新潟県の南蛮えび煎餅へ。南蛮えび?聞きなれないなあと思うのは当然で、一般的には「甘えび」で通っている。
新潟のものは色の赤みが特徴で形が赤唐辛子(南蛮)に似ているため、「南蛮えび」と呼ばれるようになったそう。商品の箱には「赤い、太い、甘い」という某牛丼店のキャッチフレーズのような表現がされている。

この南蛮えびを使った煎餅はほんのり甘くも香ばしくて美味。そんな香ばしさに寄り添ってくれるのが、ダークラガーだ。妙高高原ビールのダークラガーはすっきり系と言うより、わりとコクがあるスタウト系。
ビールのロースト香と煎餅の香ばしさがマッチする。そもそもスタウトは牡蠣など魚介系と合う傾向がある。えびの風味強めの煎餅とはその点でもベストマッチなのだ!

ちなみに、妙高高原ビールのフラッグシップと言えるチェコ発祥のピルスナー(ラガーの代表種)は南蛮えび煎餅だろうが、野沢菜だろうが何でも合う。困ったときのピルスナー頼みもアリ!だ。

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欧風ビールと日本グルメを合わせる楽しさ

今回取り上げたフードのほかには、米どころ新潟ならではの柿の種やその柿の種をオイル漬けにしたものがビールに合いそうだ。また、塩ようかんや笹ようかんのような和菓子はダークラガーにマッチするはず。
本場チェコやドイツなどのヨーロッパ仕込みのビールと新潟&長野というコテコテのジャパニーズフードを合わせる妙をぜひ、妙高高原ビールの通販サイトで楽しんでいただきたい!

公式サイト:http://www.alpen-blick.com/blog/tatra/myokokogen-beer.php

【当記事につきまして】
ライター矢野竜広が企画し、記事を作成しました。。

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