今年は和菓子にしてみない？かわいいクリスマス和菓子特集│hitotema

こんにちは、和菓子女子のせせなおこです。あー、もう1ヶ月終わっちゃった！そんなことを繰り返すうちにあっという間に1年が終わろうとしています。今までは街を歩いてクリスマスムードを味わっていましたが、今年はあまり感じられないな、としょんぼりしていました。

そうだ！お家でクリスマスを、さらに和菓子で楽しもう！

と思いつきました。今年のクリスマスはほっこりと和菓子でクリスマスを味わってみてはいかがでしょうか？

しっとり濃厚なコクを感じるカステラ

まず紹介したいのが京都・然花抄院（ぜんかしょういん）の「然」かすてらです。

クリスマスといえばやっぱりケーキ。和菓子におけるケーキはなんだろう？そう考えたときに思い浮かんだのがカステラでした。カステラは室町時代の終わりに日本へやってきました。カステラはポルトガルの“パン・デ・ロー”がもとになっているといわれています。“パン・デ・ロー”は一般的なカステラ、というよりもまさにこの「然」かすてらのような半熟カステラなんです。

「然かすてら」は丹波の黒豆を食べ、京都で育った鶏の卵が使われています。鮮やかな黄色が美しい！濃厚なコクが感じられます。小と大のサイズが2種類あるので人数に合わせてサイズが選べるのは嬉しいポイント。カステラのふんわり感とはまた違ったしっとり濃密な味わいを堪能できます。

※然かすてらは店舗のみでの販売です

商品お問い合わせ先

公式サイト：https://www.zen-kashoin.com/index.php
オンラインショップ：https://www.zenkashoin-shop.com/

優雅なメロディとともに味わうジャズ羊羹

大分県、由布院（ゆふいん）にお店を構える湯布院ジャズとようかんの「ジャズ羊羹 chocolat」です。ジャズ羊羹は見た目の通り音楽をモチーフに作られた羊羹で、鍵盤のモチーフがかわいくて切るのがもったいない！！定番のジャズ羊羹 classicは黒糖風味の羊羹にドライいちじくがたっぷりと入っています。

今回紹介するのは冬限定のジャズ羊羹 chocolat。羊羹にチョコレート？と思いながらも口に運ぶと、濃厚なチョコレートの香りが口いっぱいに広がり、びっくり！ねっとりとした食感を楽しめます。チョコレート好きには是非とも食べていただきたい一品です。

白餡にクーベルチュールチョコレートをたっぷりと練り込み、ドライチェリー、いちじく、レーズンがふんだんに使われています。深煎りの珈琲や赤ワインと一緒に楽しむのがおすすめ。ゆったりとした大人のクリスマスを過ごせそうです。

商品お問い合わせ先

公式サイト/オンラインショップ：http://www.jazz-youkan.com/

見て、触って、食べて楽しめるもなか

次に紹介するのは石川県・金沢にあるお店、茶菓工房たろうのおしゃれなもなか「窓」。新しい本店と工房のオープン記念に生まれたお菓子です。

本店にある窓がモチーフになっていて、立方体をもなかで表現するのがとても大変だったんだそう。上下と蓋の部分を合わせて立方体になるような設計はもなかの皮を発注しているもなかやさんにも驚かれたそうです。

蓋を開けて中を覗くとそこにはたっぷりのホイップバターが入っています。その下にはあんこ。蓋を開けたり閉めたり、かぶりついて横から見たり。見て、触って、食べて楽しめるもなかです。「窓」を覗きに来年はゆっくりと金沢に行きたいなぁ。早速来年の目標が一つできました。

商品お問い合わせ先

公式サイト/オンラインショップ：https://www.sakakobo-taro.com/

幸せにかぶりつこう！ラズベリーの福

京都祇園仁々木のフルーツ大福専門店、菓実の福。色とりどりのフルーツは見た目も華やか。今回紹介するのはクリスマスカラーの「ラズベリーの福」という大福。甘酸っぱいラズベリーをジュレにたっぷり閉じ込め、周りにはビターチョコクリーム。大福の概念を超えた驚きの大福です。冷凍保存であれば30日保存できるので早めに購入してクリスマスに向けて準備万端！