京都・四条通りに「アゴーラ 京都烏丸」「アゴーラ 京都四条」2つのホテルが誕生。ビジネスにも観光にも便利な立地で、茶の湯をコンセプトとした和風情緒を味わえるホテルです。
ウェルカムドリンクにお出汁を味わい、坪庭を眺めて畳でくつろぐ。
ホテルオリジナルの「まちごころマップ」で周辺のお店をチェックし、朝ごはんには出汁茶漬けをいただく。
そんな京都の一日はいかがですか？
くつろぎ重視派におすすめの「アゴーラ 京都烏丸」と、スマートな滞在におすすめの「アゴーラ 京都四条」。
2つのホテルを比較しながらご紹介します！
目次
2021年、アゴーラ 京都烏丸／四条オープン
2021年4月に「アゴーラ 京都烏丸」、7月に「アゴーラ 京都四条」がオープンしました！立地はいずれも四条通りで、2つのホテルは四条通りを挟んで徒歩3分程度の距離。
両ホテルのコンセプトは、「泊まれる茶邸」（茶邸＝茶道のもてなしがある邸宅）。同コンセプトのホテル「アゴーラ 金沢」「アゴーラ 東京銀座」に続き3、4軒目の登場です。ホテルへ入ってすぐのカウンターには茶釜の用意があり、茶釜の湯で点てたお抹茶をラウンジでいただくこともできます（有料）。
2021年4月9日、東京・銀座に新規ホテル「アゴーラ 東京銀座」が開業。茶邸（さてい）＝茶の湯の心でお客様をお迎えする邸宅、をコンセプトとし、伝統と最先端が交差する銀座の街にふさわしい和モダンなホテルです。先日内覧会に参加させていただきま[…]
両ホテル共通のおもてなしは……
アゴーラ 京都烏丸／四条の特徴は、シティホテルよりもカジュアルで、ビジネスホテルよりもくつろげる、心地よいおもてなし。
例えば、ゲストやスタッフが実際に訪れたおすすめ場所の情報を付箋で貼り付けていける「まちごころマップ」。茶の湯に由来する「一期一会」になぞらえて名付けられた共有フロア「いちえ・ラウンジ」の入口にある、すりガラス製のマップです。
また、ドリンクは24時間、自由にいただけます。煎茶、ほうじ茶、デトックスウォーターのほか、ぜひいただきたいのがアゴーラのホテルの中でも京都限定となる「お出汁」。カツオをメインに丁寧に抽出したお出汁は、気持ちと身体をほっとさせてくれる優しいお味です。
そして、両ホテルの朝ごはんはどちらも出汁茶漬けに、旬の食材を使用した日替わりのおかず。ラウンジか客室、お好みの場所でいただけます。お茶やジュースはタンブラーで受け取れるため、朝ごはんをラウンジでいただいた後、客室へタンブラーを持ち帰って食後のお茶やジュースを楽しむこともできますよ。
共通のおもてなしの多い「アゴーラ 京都四条」と「アゴーラ 京都烏丸」、けれど2つのホテルのおすすめ滞在スタイルは実はかなり違います。何が違うのか？その差は客室やレストランにあります！
アゴーラ 京都烏丸は「ゆったり滞在」におすすめ
アゴーラ 京都烏丸は、四条通りを妙伝寺町へ入ってすぐ。大通りからすぐに見える立地ながら、数寄屋造りをイメージしたデザインで落ち着いた雰囲気があります。
いちえ・ラウンジはくつろぎ重視。木目調のインテリアの並ぶ明るい空間で、机が広く椅子もゆったりしています。
烏丸の客室はリラックスできるナチュラル空間
アゴーラ 京都烏丸の客室は、全部で140。スタンダードな部屋となるのが、2～7階のスーペリアキング／スーペリアツインと8～9階のデラックスキング／デラックスツイン。
烏丸の部屋は、木の家具に穏やかなグレーやグリーンなどを用いたナチュラルな色調。ゆったりとくつろげる優しい雰囲気です。
こちらも全室、バス（シャワールーム）・トイレが別。次にご紹介するプレミアルーム以外は、シャワーのみとなります。
コーナーキング／コーナーツインは、玄関で靴を脱ぐ畳の部屋。部屋は障子で仕切られ、旅館のようにくつろげます。
コーナーツイン（ユニバーサル）は全フローリング。水場との間を障子で仕切る形なので、フローリングながら和洋室のような雰囲気です。
烏丸だけの客室・プレミアルーム
烏丸だけの特別なお部屋となるのが、最上階「プレミアフロア」にあるプレミアツイン／プレミアキングとプレミアスイート。
全室に坪庭と、信楽焼の陶器でできた湯船つき。縁側をイメージした畳のベンチもあります。
ガラス張りの坪庭の上は天井が丸く切り取られていて空が覗いており、窓を開ければ太陽の光や風が入ってきますよ。
坪庭の木の種類はすべて異なります。
こちらがプレミアキング／プレミアツイン。坪庭をぐるっと囲むように、バスルーム、洗面所、トイレ、ベッドルームが配されています。バスルームはガラス越しなので、湯船から坪庭や部屋の様子を眺められますし、板戸で仕切るのもOK。
こちらがプレミアスイート。ベッドサイズは全部屋で最大となり、ダブルベッドサイズである140cmベッドが2台並びます。
リビングルームには茶道具一式と茶釜、天板に栗の一枚板を用いた立礼卓が設えられており、部屋の中で気軽に茶会を楽しめます。ベッドルームとの間は障子や板戸で区切ることができますよ。くつろぎのためにはソファのほか、椅子とテーブルもあります。
烏丸の京フュージョンレストラン「Les Confluents／レ コンフリュアン」
烏丸のダイニングは、京フュージョンレストラン「Les Confluents／レ コンフリュアン」。京フュージョンとは、京料理の食文化とフレンチの技法を組み合わせた創作料理を指す造語です。
フランス語で「交差」を意味するレストラン名は、「あらゆる価値観を“交差”させ、人の中に新しいインスピレーションを生み、それまでになかった価値観を生み出す」とのコンセプトから名付けられました。席はカウンター10席。
「Les Confluents／レ コンフリュアン」のメニューは、2つ用意されたお任せコースのみ。「料理がどのように出てくるか、お客様に想像していただきたい」という思いから、基本的に料理名はついていません。京野菜や旬の食材を用いたコース料理が、月替わりで登場します。
写真は2021年5月の料理。フレンチならではのフォアグラのテリーヌ入りのサブレやタルタルや食用花の乗ったビーツのタルトを楽しんだ後には、和食ならではのこぶ締め鯛や甘鯛の松笠焼き、黒毛和牛に葉わさびのソテーが登場するなど、まさに「価値観が交差」する料理です。
アゴーラ 京都四条は「スマートな滞在」におすすめ
アゴーラ 京都四条は大通り・四条通り沿い。初めてでもわかりやすい立地の上に、周囲には京都らしいお店や便利なお店も多く、活気のある雰囲気です。
いちえ・ラウンジはシンプル・シック。窓の優雅な細格子など、京町家のエッセンスを取り入れたデザインです。
四条の客室は機能的でスタイリッシュ
アゴーラ 京都四条の客室は、全部で80。スタンダードな客室となるのが、2～7階のスーペリアツイン／スーペリアキング、8～10階のデラックスツイン／デラックスキングです。
落ち着いた色調に、シンプルな内装が特徴。オリジナルの三角の椅子や、カウンター形式の机など、必要な機能がコンパクトにまとめられています。
また全部屋でシャワーブースとトイレが別なのも嬉しい特徴（全室、シャワーのみです）。
コーナーツイン／コーナーキングは、フローリングに畳の小上がりがあり、靴を脱いで上がる形。
コーナーツイン（ユニバーサル）は全フローリング。ゆったりとしたスペースで、床は水場までフラットです。
バルは「Al Bocadillo／アル ボカディーヨ」
アゴーラ 京都四条のダイニング「バル アル ボカディーヨ」では、スペイン料理をはじめヨーロッパ全土の料理をカジュアルに楽しめるメニューが用意されています。
四条通りに面した入口から直接入店できるため、気さくで入りやすい雰囲気です。カウンター席とテーブル席がありますよ。明るい店内はそのままいちえ・ラウンジへと続いており、ラウンジでバルメニューをいただくのもOK。
本格的なバル料理とワインが楽しめますが、ホテル併設ならではの魅力も。特におすすめなのは「ローストビーフとカントリーポテト」、柔らかなローストビーフは、さすがホテル！アゴーラ名物「アゴーラ ホテル黒カレー」もいただけますよ。
アゴーラ 京都烏丸／四条で味わう京都時間
アゴーラ 京都烏丸・アゴーラ 京都四条は、京都らしいエッセンスを味わいながら、機能的な滞在からくつろぎの一日まで自分好みに過ごせるホテル。
自分らしい京都時間を過ごしに、訪れてみませんか。
アゴーラ 京都烏丸／四条の基本情報
公式サイト：https://www.agora-kyoto.com/
【アゴーラ 京都烏丸】
住所：京都市下京区西洞院通四条下（さがる）妙伝寺町701-1
電話番号：075-353-1118
アクセス：阪急京都線「烏丸」駅・京都市営地下鉄「四条」駅、25出口より徒歩約6分
【アゴーラ 京都四条】
住所：京都市下京区四条通油小路東入（ひがしいる）傘鉾町36
電話番号：075-254-7588
アクセス：阪急京都線「烏丸」駅・京都市営地下鉄「四条」駅、24出口より徒歩約7分
【当取材記事につきまして】
アゴーラ ホスピタリティー グループ様より内覧会のご招待を受け、取材させていただき、記事を作成しました。
