名古屋駅では行列必至の大人気で、すぐに完売してしまうひよこ型スイーツ『ぴよりん』。
2024年2月、増産のために工房を移転。名古屋駅近くからJRで1本の勝川駅の高架下に、工房と併設のショップ『ぴよりんshop アトリエ店』がオープンしました。
目次
名古屋の人気者『ぴよりん』とは?
ぴよりんは、名古屋コーチンの卵を使った、ひよこ型スイーツです。
かわいいだけでなく、味や製法にこだわっているのも特長。名古屋コーチンのプリンをババロアで包み、ふわふわのクラム(粉末状のスポンジ)をまとわせるという凝った構造で、パーツのチョコレートに至るまでほとんど手作りです。
ぴよりんが有名になったきっかけは、SNSで話題になった「ぴよりんチャレンジ」。
「ぷるぷる」「ふわふわ」な作りであるため、ぴよりんを無事に家まで連れて帰れるかどうかを「ぴよりんチャレンジ」として楽しむのが流行りました。
その後、将棋棋士の藤井聡太さんが対局中のおやつにコラボ商品の「ぴよりんアイス」を選んだことで、さらに人気が加速しました。
近年は『ミックスジュースぴよりん』(大阪)や『ずんだぴよりん』(仙台)など、愛知県を飛び出したコラボも増えています。
工房併設のショップ『ぴよりんshop アトリエ店』オープン
ぴよりんは手作りのため大量生産が難しく、名古屋駅では行列必至ですぐに完売してしまいます。
そこで増産のため、2024年2月、名古屋駅からJRで1本の勝川駅の高架下に工房を移転し、併設のショップ『ぴよりんshop アトリエ店』がオープンしました。
『ぴよりんshop アトリエ店』のコンセプトは“ぴよりんのおうち”。
ショップの入口にはドアが3つ並んでおり、左から大人用、子ども用、そしてぴよりん用!
外壁のモザイクタイルのぴよりんは、小さなお子様用のフォトスポットとしても人気になっています。
お店に入ると、ショーケースにはぴよりんがずらり!
ビッグサイズのぴよりんDXはアトリエ店のみの販売で、1日3羽(ぴよ)限定です。
工房見学まではできないものの、レジの背面にある窓からは工房の様子が少し見えます。
ひとつひとつ、本当に手作りされていますね!
2024年3月時点では、13時オープンで14時半頃には完売してしまうのだそう。
平日は観光客の方は少ないとのことなので、地元人気の高さがよくわかりますね。
名古屋駅でもいまだに行列ですが、増産体制が整えば、今まで諦めていた人も買いやすくなりそうです。
ぴよりん関連商品は、なんと30種類以上!
ぴよりん人気が長く続いているのは、見た目のかわいらしさや地元民も支持する美味しさに加え、コラボ商品や関連商品が次々に登場して話題性に事欠かないことも理由です。
例えば、2024年3月1日新発売の『ぴよりんのおやつクランチ』。関連商品としては初めてとなる缶入りで、さっそくお土産として大人気になっています。
その他のお菓子類も、リーズナブルで個数の多いバラマキ向けから、クリーム入りなど高級感のあるものまで、用途に合わせて選びやすいラインアップです。
ぬいぐるみのほか、文房具やタオル、ソックスなどのグッズも豊富。
大人気ゆえ「ぴよりんとコラボしたい!」というラブコールが絶えず、魅力的なグッズが続々と誕生しているのだそうです。
ぴよりんチャレンジ、成功なるか?
今回は「ぴよりんチャンレンジ」にも挑戦すべく、取材後に実際にぴよりんを購入。
このかわいらしい姿を保って、電車と徒歩での1時間の移動が可能でしょうか……?
はい、無事に連れて帰れました!
食べるのがかわいそうでフォークを入れるのに思い切りが必要でしたが、ふわふわ甘いぴよりん、美味しくいただきました。
「ぴよりんshop アトリエ店」の基本情報
所在地:愛知県春日井市松新町5丁目3312番10
営業時間:13:00~17:00
定休日:日曜日(※当面の間)
電話番号:0568-37-1450
アクセス:JR中央本線 勝川駅 徒歩3分(勝川駅高架下)
ぴよりん公式サイト:https://piyorin.com/
『ぴよりんshop アトリエ店』では、DXを含め1人4羽(ぴよ)までの制限があります。
整理券はなく、並ぶのは開店1時間前からとなっています。
ぴよりんを購入できるその他の店舗
名古屋駅の2店舗でぴよりんを購入できます。
『ぴよりんSTATION カフェジャンシアーヌ』では、モーニングを含めイートインも可能です。
ぴよりんSTATION カフェジャンシアーヌ
JR名古屋駅(名古屋中央通り、中央コンコース内)
電話番号:052-533-6001
営業時間:7:00~22:00(L.O.21:30)
定休日:無休
ぴよりんのイートイン:あり
ぴよりんshop
JR名古屋駅(名古屋うまいもん通り広小路口)
営業時間:10:00~20:00
定休日:無休
ぴよりんのイートイン:なし
【当記事につきまして】
hitotema編集部が企画して取材・撮影し、商品を購入して記事を制作しました。