2021年4月9日、東京・銀座に新規ホテル「アゴーラ 東京銀座」が開業。茶邸(さてい)=茶の湯の心でお客様をお迎えする邸宅、をコンセプトとし、伝統と最先端が交差する銀座の街にふさわしい和モダンなホテルです。先日内覧会に参加させていただきましたので、ホテルの魅力やおすすめのお部屋などをお届けしたいと思います。
リゾート気分になれる客室や銀座の空を感じるアウトドアラウンジ、1泊1部屋30,000円~とリーズナブルなスイートルームなど見逃せない情報たっぷりです!それでは思わず泊まりたくなるレポをお楽しみください。
目次
銀座の街らしい和モダンなホテル「アゴーラ 東京銀座」
東銀座駅から出ると目の前に現れたのは歌舞伎座。「アゴーラ 東京銀座」はそこから歩いて2分足らず、かつて歌舞伎関係者が多く住んでいた木挽町通り沿いに位置しています。2019年にオープンした「アゴーラ 金沢」に続き、コンセプトは「茶邸」。
エントランスでは行灯(あんどん)をイメージしたライトと和紙のようなデザインの扉がゲストをお出迎え。さらに中に入ると、壁面から天井までヒノキを大胆に使用したウェルカムカウンターや藍染を表現した壁面パネルが目を引きました。
まるで伝統と最先端が交差する銀座の街を投影したような、和モダンなデザインが美しい……。
到着後は、デトックスウォーターや日本茶などのウェルカムドリンクをお好みでいただけます。これは嬉しいサービスですね。
ウェルカムドリンクはレセプション前の「Ichié・Lounge(いちえ・ラウンジ)」でいただきましょう。茶の湯に由来する「一期一会」になぞらえて名付けられたラウンジで、茶邸の居間として、宿泊者以外もカフェとして利用できます。
土間をイメージした床や和紙で作られた提灯のシャンデリアが素敵。こぢんまりとしていて気兼ねなく滞在できる雰囲気も魅力です。電源があるのでお仕事スペースとしての活用も可能ですよ。
ウェルカムカウンター(兼カフェカウンター)には、ホテルのブランドの象徴でもある茶釜が設けられているので、カフェでは抹茶とお菓子がセットになった「いちえセット(税込1,000円)」をいただけます。気軽に抹茶がいただけるなんて粋な計らいですね。コーヒー、紅茶、ジュースなどのドリンクメニューも揃っているので、到着後の休憩にどうぞ。
随所に和のエッセンスが散りばめられたゲストルーム
外に出れば銀座の賑やかな街。だからこそお休みになる空間はシンプルに……という想いから寝室はシンプルでスタイリッシュなデザイン。客室中央に設置された床の間を感じさせる「トコノマパネル」や備品など、随所に「和」のエッセンスが散りばめられ、茶邸の中の客間のような雰囲気を感じます。
全室大型のスマートテレビを採用しているので、AmazonプライムビデオやNetflixなど会員であればログインするだけで見られます。Bluetooth対応のスピーカーもあり、高品質な音で音楽を鑑賞することも可能です。これはおこもりステイしたい方にぴったりですね。
ゲストルームは全部で7タイプ97室あり、こちらは一番部屋数の多い「スーペリアツイン」。
寝室をシンプルにするため、備品などは全て入口付近に集約されています。だから16平米というコンパクトなお部屋でも動線が確保しやすく快適。バスルームはシャワーのみとなりますが、基本的なアメニティや設備、フリーWi-Fiなどが完備され機能的です。
アウトドアラウンジあり!銀座の空を感じる最上階フロアがおすすめ
最上階フロア(12階)に到着すると、そこはアウトドア空間。様々な植物が植えられリゾート感のある特別な仕様になっています。日本の庭の敷石を模したシックな廊下の先には、エグゼクティブスイート、エグゼクティブツイン、デラックスツインの3部屋が並び、ワンランク上の贅沢な空間が広がります。
エグゼクティブツイン
最上階フロアの中で、私のイチオシのお部屋がコチラ!フロアの一番奥にある「エグゼクティブツイン」です。広さは22平米ですが、両サイドに窓があり明るく開放的。何より南国のリゾート感のある雰囲気が最高です。仕事に疲れたらここでリフレッシュできるだろうな……なんて想像しちゃいました。
リゾートな雰囲気に一役買っているのは、アウトドア空間に面したシャワールーム。ガラス張りのシャワールームとレインシャワーはまるで海外のリゾートホテルのよう。ここ1部屋しかありませんので、空いていたら予約必須です!
エグゼクティブスイート
続いては、「エグゼクティブスイート」。こちらはベッドルーム、ダイニングルーム、バスルームを備えた広さ49平米の贅沢なお部屋です。ベッドは140cm幅とゆったりサイズ。
紬織りのような和紙の天蓋を設けたダイニングルームには、大型のテレビやテーブル、ソファーが配置され広々。お食事や団らん、ビジネス会議にも便利ですね。
エグゼクティブスイートはホテルで唯一浴槽があるお部屋となり、いぶし銀の渋さを持つ陶器風呂が備えられています。上品な空間でのバスタイムは特別な時間になりそう……。
そして驚くべきことはその宿泊料金。東銀座駅から徒歩2分という好ロケーションでありながら、スイートルームが1泊1室30,000円(宿泊税別途)~!これは見逃せない情報です。
デラックスツイン
エグゼクティブスイート隣接の「デラックスツイン」は、コネクティングルームとして利用でき、2家族の宿泊もOK。お子様の添い寝も可能なため、三世代旅行などにも最適です(添い寝は小学生以下/大人1名につき1名まで)。
最上階フロアの「アウトドアラウンジ」でチルしよう!
私が気に入ったのは最上階にある「アウトドアラウンジ」。宿泊者であれば誰でも利用できます。銀座の空の下、軽食やお酒を準備してチルして(寛いで)みてはいかがでしょう。
最上階の客室3部屋を貸し切ると、なんとこのアウトドアラウンジまでまるごと最上階フロアを貸し切ることができるんです!しかも3部屋貸し切りしても1泊53,600円(宿泊税別)~とリーズナブル。これはコスパ最高ですね。プライベートな空間で家族や友人と楽しみたい方はぜひご検討ください。
※貸し切りされている場合は他のフロアの方は入れませんのでご注意ください。
気になるレストランは…?
実は、アゴーラ 東京銀座にはレストランがありません。
ホテル内にレストランがないのですが、その理由は銀座がグルメの街だから。
エントランスには銀座を中心とした街の地図「まちごころマップ」が掲示されてあり、お客様やホテルスタッフおすすめのグルメやショップ、イベント情報などが書き記されています。気になるお店があれば訪れてみるのもいいでしょう。
もちろん、自分で見つけたお店を書き込んで貼ることもできます。
なお、朝食はホテルから徒歩3分の「プロント」で朝食セット(450円税込)の用意があります。
最後に
銀座のモダンなホテルに入るのは気兼ねしてしまいそう……なんて思っていたのですが、実際中に入ってみるとホッ。茶邸のような和空間は、自然と日本人の心を和ませてくれるのでしょう。スタイリッシュでありながら気取らない雰囲気も魅力に感じました。
歌舞伎座や銀座の中心地からすぐですし、羽田空港や成田空港からのアクセスも抜群。観光やビジネス、ワーケーションなど様々な用途に利用できます。
そして、本当に最上階フロアおすすめです!贅沢貸し切りプランもぜひチェックしてみてくだいね。
アゴーラ 東京銀座の基本情報
住所:東京都中央区銀座5-14-7
電話番号:03-6809-2238
アクセス:東銀座駅より徒歩2分
公式サイト:https://www.agora-ginza.com
【当取材記事につきまして】
アゴーラ ホスピタリティー グループ様よりメディア内覧会のご招待を受け、取材させていただき、記事を作成しました。