20ポンド以下!お財布に優しい贅沢アフタヌーンティー #ロンドン女子の英国日記

20ポンド以下!お財布に優しい贅沢アフタヌーンティー「The Tara Tea Lounge」 #ロンドン女子の英国日記

こんにちは、在英ライターの山田志桜里です。

長期に渡ったロックダウン中のイギリスでの自粛生活。日用品や食料品などのデリバリーの充実や、オンラインでのミュージカル・舞台配信など、自宅で楽しめる様々なサービスが登場したおかげで、申し分ないおうち時間を過ごしていますが、やっぱり恋しくなるものもたくさんあります。

リード1
(画像出典)PIXTA

中でも私が特に恋しく感じるものの一つが、ホテルのティーラウンジやティーハウスで過ごす「アフタヌーンティー」の時間。

もちろん自宅でゆっくり紅茶やお茶菓子をいただきながら、お家アフタヌーンティーを楽しむこともできますが、いつもよりちょっぴりオシャレをして、素敵な内装のお部屋にのんびりと腰をかけ、こだわりの茶器を使っていただくティータイムは格別です。

ロンドンのアフタヌーンティーといえば、5つ星ホテルのリッツロンドンや、英国王室ご用達の紅茶で知られるフォートナム&メイソンなどが有名ですが、どちらも60ポンド(約8,200円)超え。「アフタヌーンティー=高価なもの」というイメージのある方も多いのではないでしょうか?

リード2
(画像出典)PIXTA

ロンドン観光の思い出に、有名ホテルやティーサロンで高価なアフタヌーンティーを体験してみるのもおすすめですが、予算を抑えて楽しめるアフタヌーンティーもたくさんあります。

今回は、お財布に優しいアフタヌーンティーの中から、ロックダウン前最後のアフタヌーンティーだった私のお気に入り「The Tara Tea Lounge」をご紹介します。

スポンサーリンク

気品溢れるケンジントンエリア

コプソーン タラ ホテル ロンドン ケンジントン

The Tara Tea Loungeがあるのは、ロンドン中心部のケンジントン地区に位置する「コプソーン タラ ホテル ロンドン ケンジントン」。

ケンジントン地区は、自然史博物館やヴィクトリア&アルバート博物館、ケンジントン宮殿やロイヤル・アルバートホールなど、観光に人気のスポットも多く、高級住宅街が立ち並ぶ気品溢れるエリアです。

「コプソーン タラ ホテル ロンドン ケンジントン」は、ケンジントンのハイ・ストリートから徒歩3分。アクセス良好の立地も魅力です。

テディベア

レセプションでは、ホテルのTシャツを着た可愛らしいテディベアが迎えてくれました。

スポンサーリンク

まさに”ラブリー”なティーラウンジ

こちらがホテル1階(イギリスでは0階 Ground Floor)にある、The Tara Tea Loungeです。

The Tara Tea Lounge

お花が描かれた可愛らしい壁紙と、温かみ溢れる照明が、とても居心地の良い空間です。レセプションからは少し離れているので、人の行き来も全く気にならず、ゆったりとした時間が流れていました。

Whittard

暖炉のそばには、ティーラウンジでも提供されているWhittard(ウィッタード)の紅茶がディスプレイされていました。

Whittardは、1886年創業の紅茶専門店でイギリス全国に店舗を展開しているお店。紅茶やお菓子のパッケージも可愛らしく、おみやげなどにも人気です。

アフタヌーンティーメニュー

アフタヌーンティーメニューはこちら。1人19ポンド(約2,600円)でいただくことができます。

5種類のサンドイッチに、2種類のスコーン、デザートメニューは季節ごとに変わるシェフのセレクションとなっています。

特にテーブルの時間制限もなく、お茶も様々な種類のものを飲み放題でいただけるので、時間を気にせずのんびりとティータイムを過ごすのにぴったりです。

スポンサーリンク

The Tara Tea Loungeのティースタンド

注文からしばらくして、美しいケーキスタンドが運ばれてきました。写真は2人分が1つのスタンドに乗せられています。

ケーキスタンド

丸いフォルムがとっても可愛らしいスタンドで、色とりどりのサンドイッチが印象的です。

セイボリーのサンドイッチ

こちらがセイボリーのサンドイッチセレクション。

サンドイッチセレクション

全5種類のフィンガーサンドイッチは、パンも全部異なる種類のものが使われています。見た目も華やかで、一つ一つのサンドイッチに個性があり、食べ比べをしながら飽きずに食べられます。
特に私が気にいっているのは、クラシックチーズとオニオンのフィリングを、トマト風味のパンで挟んだもの。茶色のパンは玄米やライ麦かと思っていましたが、ココア風味のパン。クリームチーズとチャイブスで味付けしたスモークサーモンが挟まれていました。

スコーン

下段のスコーンはプレーンとレーズンが一つずつ。

スコーン

添えられた小さな小瓶に詰められた、スコーンにつけるクロテッドクリームとストロベリージャムを、スコーンにつけながらいただきます。

大きすぎないスコーンがちょうどいいサイズで、重たすぎることなく食べ進めることができました。

ミニデザートセレクション

こちらが上段のデザートセレクション。

ミニデザートセレクション

訪れたのが冬だったので、まだちょっぴりクリスマス仕様になっていました。

通常は2つずつ同じデザートが乗っていることも多いのですが、ここでは1種類ずつスイーツが乗せられているので、自分の好みのものを選んだり、もしくはシェアしあったりしながら、いろんな種類のスイーツを楽しむことができます。
大好物のエクレアが乗っていたのがとても嬉しく、どれも甘すぎず大きさもちょうどよく食べきることができました。

アフタヌーンティーを楽しんで

アフタヌーンティーは量が多いので、お腹を空かせていくのがオススメですが、もしお腹がいっぱいで食べきれなくなってしまった場合には、残りをテイクアウトすることができるお店がほとんど。

無理して食べ進めず「Can I take the rest of it to go?(残りをテイクアウトできますか?)」とお店の方に頼んでみてください。

イギリスに来たなら、ぜひ体験していただきたいアフタヌーンティー。高級なイメージがありますが、お安くアフタヌーンティーを楽しめるお店もたくさんあります。観光の予算をできるだけ抑えたいという方は、ぜひThe Tara Tea Loungeも候補に入れてみてはいかがでしょうか?

また、前回の記事ではイギリスのアフタヌーンティーの歴史もご紹介しています。アフタヌーンティー文化がどのように生まれたのか、ご興味がある方はぜひ、こちらの記事もご覧ください。

関連記事

こんにちは、フリーライターの山田志桜里です。イギリス好きが高じて昨年渡英し、現在ロンドンを拠点に活動しています。連載 #ロンドン女子の英国日記 では、私の大好きなイギリスの魅力やロンドンで見つけたときめきスポットをご紹介していきます。 […]

優雅なティータイム!女性の憧れ「アフタヌーンティー」って? #ロンドン女子の英国日記
スポンサーリンク

The Tara Tea Lounge の基本情報

住所:Scarsdale Place Kensington London, W8 5SR (GPS W8 5SY) United Kingdom (Copthorne Tara Hotel London Kensington)
電話番号:+44 2079 377211 , Ext.2221
公式サイト:https://www.millenniumhotels.com/ja/london/copthorne-tara-hotel-london-kensington/afternoon-tea/

Whittard の紅茶

公式サイト:https://www.whittard.co.uk/

【当取材記事につきまして】
ライター山田志桜里が企画・取材依頼して記事を作成しました。

関連記事

>hitotema

hitotema

贅沢・丁寧は、難しい。でも、節約・時短ばかりじゃつまらない。日々の生活を彩る、嬉しい情報を届けます。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。
Cookieなどの設定や使用の詳細については詳細をよくお読みいただき、これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになりますので、ご了承願います。

同意する