1台◯役を謳うキッチン雑貨や調理器具って、いざ買ってみると意外と使い勝手が悪いこともありますよね。何度かチャレンジしては後悔していたのですが、どうしても気になって買ってみた水切りボウルが最強だったので紹介させてください。
葉物を茹でたあとやパスタだけでなく、お米をザルにあげている方も必見!
目次
藤井器物製作所 3WAY水切りボール
ご紹介するのはこの「藤井器物製作所 3WAY水切りボール」。半分は普通のボウル、もう半分はザル。
底がカットされたような不思議な形のステンレスボウルですが、この形こそがポイントです。
めちゃくちゃ使い勝手の多機能ボウル!
まずは、いちばんわかりやすい例を小松菜でご紹介していきますね。
1 水にさらす
底をボウル側にしておくと、水がこぼれません。
2 水を切る
ボウルを傾けるだけで水切りできてしまいます。
※あくまでザルなので、しっかり絞るときは手やキッチンペーパーも使います。
3 調理する
再び傾ければ、ボウルとして調理に使えます。
小松菜としらすの組み合わせはテッパンですよね!
同様に、切干大根も。
1 水にさらす!
2 水を切る!
3 調理する!
ちなみにこれは、切干大根とブラックオリーブをマヨネーズと塩コショウとナッツで和えたおつまみです。バルで出てきたのをマネしました。
レトルトソースで作るパスタにも!
1 湯切り!
2 仕上げ!
これもザルからボウルに移すことなく完結してしまいます。
ザルとボウルを両方出さなくてもいいのがとても楽です。
ついでに言うと、カルボナーラはレトルトが楽ですよね……
使うタイミングがかぶらないのがポイント
さて、この「藤井器物製作所 3WAY水切りボール」のすごいところ。
それは、それぞれの役割で使うタイミングがかぶらないということです。
例えば「フライパンにも深鍋にもなる!」という鍋があったとして、炒め物と煮物を同時にしたいことは往々にしてありますよね。
しかしこれは「もう1個欲しい!」と思うことが基本的にありません。
水にさらしているときにザルはいらないし、最後に和えるときにザルはいりません。
続けて使える便利さと、出す調理器具が少なくて済む省スペース効果に感動!
このボウルで作りたいお料理が2品あるとしても、和え物系を2品同時進行させることはあまりないので「もう1個あれば…!」と思うことはほとんどありません。
米研ぎにも!
ところで、「水にさらす」と「水を切る」だけでは2WAYですよね。
これが3WAYであるのは、「お米を研ぐ」ができるからなのです。
1 お米を研ぐ
2 水を切る
ザルの目から米粒がこぼれることもありません(普通のザルはわりとこぼれるんです)。
ボウルで米研ぎしてザルに移している人はいますぐ買うべし!
「お米は炊飯器の内釜で研いでそのまま浸水だから……」
という方も、無関係ではありません。
水に浸すのではなくザルに上げる「洗い米」はご存知ですか?
洗い米について
— 土井善晴 (@doiyoshiharu) August 13, 2014
お米は乾物だから、洗ってザルに上げ40分ほど置いて、吸水と水切り(これが洗い米)。 すぐに炊かない時はポリ袋に入れて冷蔵庫で保管可。水加減後すぐに火を入れる。確実に米のおいしさを引き出せます。 pic.twitter.com/IVjYzs7SeQ
あの土井善晴先生提唱で、ごはんが めちゃくちゃ 美味しく炊けるんです。
買って損なし!
後悔しないボウル
1台◯役に懐疑的な方にもおすすめの「藤井器物製作所 3WAY水切りボール」。1,500円超えとボウルとしてはやや高めの価格帯ですが、日々のお料理のストレスが劇的に減ります。
お料理好きのお友達へのギフトにもおすすめです!
【当記事につきまして】
hitotema編集部が企画・購入し、記事を作成しました。