子どもが「自分磨き」できる目安とポイント教えます! #歯科衛生士の歯磨き教室

子どもが「自分磨き」できる目安とポイント教えます! #歯科衛生士の歯磨き教室

子どもの歯磨きのフォローは、毎日の大仕事。

「いつまで親が、最初から最後まで歯磨きをするんだろう?」
「自分で磨く練習はいつからするの?」
と、自分磨きのタイミングに悩んでいる保護者の方も少なくないと思います。

そこで今回は、子どもが自分磨きをする目安やポイントなどについて解説していきます。自分磨きを始めよう!と思っている方は是非、参考にして下さいね。

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自分磨きの目的は「歯磨きの習慣化」

自分磨きの目的は「歯磨きの習慣化」
(画像出典)PIXTA

そもそも、自分磨きをさせる目的は、歯磨きをする習慣を身に付けるためです。そのため、子どもが自分磨きをし始めてからも保護者の方の仕上げ磨きは必要になります。

子どもの意識を「食後は歯を磨く」から「食後は“自分で”歯を磨く」に少しずつ変えて習慣にしていけば、自然と歯磨きが生活の一部になるので自分で行うようになっていきますよ。

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自分磨きをスタートするタイミング

自分磨きをスタートするタイミング
(画像出典)PIXTA

自分磨きを始めるタイミングは、「1歳頃」と「3歳頃」の2回あります。それぞれの年齢で自分磨きを始めるには、次のようなことを目安にしましょう。

1歳頃は、「スプーン」

1歳を過ぎると、手先を使った遊びが増え、離乳食も手づかみだけでなくスプーンを使い始める時期になります。
「握る」「持つ」といった動作には握力が必要。子どもがスプーンを持てるようになったら、歯ブラシを握らせてみるチャンスです。
初めは歯ブラシに興味を持ってもらうために、自由に磨かせるようにしましょう。また、子どもが歯ブラシを使っている時には、喉の奥まで歯ブラシを入れないように注意してくださいね。

3歳頃は、「うがい」と「言葉」

3歳は、「何でも自分でやりたい!」が増えてくる時期です。
大人のマネや簡単な動作ができる年頃でもあり、2歳~3歳頃にはブクブクうがいができるようになる場合が多いです。
ちなみに、ブクブクうがいをするには頬や舌などの筋肉を上手く動かす必要があります。うがいができることは、自分の意思で体を動かせるようになってきた目安でもあるんですよ。

また、3歳は言葉の意味がわかってくる年頃です。簡単な会話ができたり、言葉の意味の理解が早くなったりします。例えば「奥歯を磨こうね」といったことも、奥歯の位置を教えられると習得が早いので、自分磨きを始めるのに適しています。

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子どもが楽しく自分磨きをするポイント

子どもが楽しく自分磨きをするポイント
(画像出典)PIXTA

子どもが歯磨きを嫌がらずに積極的にやってくれると、保護者の方は嬉しいし助かりますよね。ここでは、子どもが自分磨きを楽しく続けられる4つのポイントについて紹介していきます。

一緒に歯磨きをする

まずは、保護者の方と一緒に歯を磨くことから始めましょう。
子どもだけでは歯ブラシの動かし方がわからない場合がありますし、子どもは大人と同じように歯磨きができているのが嬉しいものです。「歯の裏側を磨こうね」と磨く箇所を教えながら歯磨きすることで、子どもは歯の位置を理解でき、磨き方のマネをしやすくもなります。

部分磨きから始める

自分磨きを始めたばかりの頃は、歯磨きに時間がかかったり、全体を磨く前に疲れて飽きてしまったりします。そのため、自分磨きに慣れるまでは「部分磨き」がおすすめです。

例えば、「今日は上の前歯と下の前歯を自分で磨いてみようね」などと、事前に決めておきます。また別の日には「右上の奥歯と右下の奥歯」というように、口全体をパーツに分けて磨くことで、小さな目標を達成しやすくなるのです。

子どもにとって「歯磨きができた!」という達成感は自信になり、歯磨きが楽しく続けられる大きなポイントにもなります。

歯ブラシは2種類準備する

歯ブラシは「自分で磨く歯ブラシ」と「仕上げ磨き歯ブラシ」の2種類を準備しましょう。自分で磨く歯ブラシは、子どもが選んだ歯ブラシがおすすめです。自分で選んだお気に入りの歯ブラシだと、歯磨きも楽しくなりやすいからです。
仕上げ磨き用はヘッドの部分が小さい歯ブラシにすると、子どもの口の中を磨きやすいでしょう。

歯磨きができたら褒める

褒められるのは大人も子どもも嬉しいですよね。慣れない手つきで頑張って歯磨きをしたり、部分歯磨きの1箇所だけでもできた場合には、褒めてあげましょう。

自分磨きを嫌がる時はどうする?

自分磨きを嫌がる時はどうする?
(画像出典)PIXTA

最初は楽しそうに歯磨きしていたのに、最近は自分で歯磨きをするのを嫌がる……なんてことも少なくありません。そんな時には、次のようなことを試してみてください。

・自分磨きの歯ブラシを新品に替えてみる
・曲に合わせて歯を磨く
・歯磨き粉の味を替えてみる

自分磨きが習慣になる前に、子どもが飽きてしまうケースもあります。そんな時には、新しいことを取り入れてみましょう。まだ使えそうな歯ブラシでも思い切って新しい歯ブラシにするだけで、子どもが歯磨きを始める可能性があります。
他にも子どもの好きな曲で、歯ブラシの歌を作って歯を磨くのも楽しいですよね。

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子どもの自分磨きは成長の証

子どもの自分磨きは、「自分でやりたい!」「自分もできる!」という成長の証でもあります。最初は自由に磨かせて慣れることから始めましょう。
とはいえ、子どもの気分にはムラがあるので、どんな方法を使っても歯を磨かない時もあります。そんな時は、今まで通り仕上げ磨きだけでも十分です。
子どものペースに合わせて自分磨きを進めていきましょう。もし、自分磨きの進め方がわからない時は、かかりつけの歯医者さんに気軽に相談してください。

記事監修:林 徹(歯科医、はやし歯科医院院長)

林徹先生

三重県津市 高茶屋小森町356-2林歯科ビル1F
059-234-0118
https://hayashi-dentalclinic.net/
小さなお子様からお年寄りまで、幅広い層の患者さまに信頼していただける医療を提供することを心がけています。

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