グレー×ベージュのインテリアでセンス良く。差し色やコーディネートも紹介#心地よい住まい

グレー×ベージュのインテリアでセンスよく。差し色やコーディネートも紹介 #心地よい住まい

シンプルで主張の少ないグレーやベージュは、内装や家具と合わせやすく、インテリアに取り入れやすい色です。

しかし、グレーやベージュは無難にまとまりすぎて、単調なインテリアに見えてしまうことも。おしゃれに見せるためにはコツがあります。

この記事では実例を紹介しながら、グレーとベージュのインテリアコーディネートについて解説します。

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グレーとベージュの相性は?

グレーとベージュの相性は?

色は、色相のある「有彩色」と色相のない「無彩色」に分かれます。
グレーは無彩色にあたり、モダンで上品なインテリアをつくれる一方で、無機質な印象を与えることも少なくありません。

そこで合わせてみたい色が、ベージュです。有彩色であるベージュを取り入れることで、洗練された中に、ナチュラルで優しい印象が加わります。

グレーとベージュの相性は良いと言えますが、有彩色にはさまざまな色合いがあることが特徴で、ベージュの場合、赤みがかったベージュ、黄色や茶色の強いベージュなどがあります。

この色合いのことを「色相」と言いますが、色相を多用すると違和感を覚えることもあります。
違和感や失敗を避けるためには、使う色相を絞ることがポイントです。

グレージュもおすすめ

グレージュもおすすめ
(画像出典)PIXTA

「グレージュ」とは、グレーとベージュを混ぜた色です。シックで上品なグレーに、温かみのあるベージュをミックス。大人の雰囲気が漂うカラーは、インテリアやファッションで近年人気があります。

グレーとベージュのコーディネートが難しいと感じる場合は、グレージュを取り入れる方法もおすすめです。グレージュカラーで濃淡をつけると素敵にまとまります。

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グレー×ベージュのインテリアにするメリットは?

グレーやベージュは、インテリアにおいて扱いやすい色です。コーディネートしやすく、部屋を広く見せる効果があります。

内装や家具と合わせやすい

内装や家具と合わせやすい
(画像出典)PIXTA

天井や壁の色は白やアイボリーが多く、グレーやベージュは合わせやすい色と言えます。
とくにベージュは、木目を基調とする床や建具、家具とコーディネートしやすい色です。

部屋が広く見える

色の明暗の度合いを「明度」と言いますが、一般のご家庭でグレーやベージュを取り入れる場合は、明度の高い(明るい)色を選ぶことが多いでしょう。明るいグレーやベージュは、部屋が広く見えるというメリットがあります。

反対に、明度の低い(暗い)色を多用すると、窮屈な印象を受ける場合もあるので注意が必要です。ただし、明度の低い色も、適度に使うとインテリアのアクセントになります。

通年で使いやすい

グレーやベージュは一年を通して使いやすい、ベーシックなカラーです。
部屋のメインカラーとして選んでも、失敗することが少なく、大きな面積を占めるソファ・ラグ・カーテンに取り入れやすい色といえます。

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グレー×ベージュのインテリアをおしゃれに見せるコツ

インテリアに合わせやすいグレーとベージュ。その一方で、無難にまとまりすぎて、物足りなさを感じるかもしれません。
単調で印象の薄い部屋にしないためには、空間に変化を付けることがポイント。3つの方法をご紹介します。

明度で変化を付ける

明度で変化を付ける
(画像出典)PIXTA

同じグレーでも、明度の違う色をコーディネートすると、メリハリのある空間に変わります。
ラグは明るいグレー、左手にある一人掛けのソファは濃いグレー、窓辺のカーテンは黒に近いグレーで構成され、部屋の奥に向かって、明度が低くなっていく空間です。
視覚効果によって、奥行きのある部屋に見えます。

差し色を入れる

グレー×ベージュのインテリアに「差し色(挿し色)」をプラスすると、シンプルな空間に変化が生まれ、見せ場のあるインテリアになります。

ゴールド・ブラック

ゴールド・ブラック
(画像出典)PIXTA

ベージュとコーディネートしやすいゴールドは、1点あるだけでも華やかさと高級感が出ます。
黒は、空間を引き締める効果があり、ゴールドと同じく高級感を演出できる色です。

レッド

レッド
(画像出典)unsplash

グレージュでまとめられた空間に、差し色として入れたのは「レッド」。シンプルなインテリアに華やかさが加わります。

イエロー

イエロー
(画像出典)unsplash

明度の異なるグレーを使い、落ち着きのあるグラデーションを構成した空間。差し色にイエローのクッションを置いただけで、垢抜けた個性的な印象になります。

柄物を取り入れる

柄物を取り入れる
(画像出典)PIXTA

アクセント効果を出しやすい「柄物」の活用もおすすめです。柄物は季節ごとに変えやすいラグやクッションが取り入れやすいでしょう。
柄物が1点入るだけで、簡単に部屋の雰囲気を変えられます。

グレー×ベージュのインテリアコーディネート実例

グレー×ベージュのインテリアは、グレーとベージュの配色バランスや差し色によって印象が大きく変わります。

グレー×ピンクベージュでエレガントに

グレー×ピンクベージュでエレガントに
(画像出典)PIXTA

ややピンクがかったベージュはエレガントな雰囲気を演出。グレーはソファやスタンド照明、テーブルなどで取り入れていますが、明度で変化を付けることによって、グレーがアクセントカラーの役目も果たしています。

色数を絞るときは、ガラスや金属など素材を変えると質感の違いがアクセントに。無難に見せないポイントにもなります。

色を使い分けて空間をゆるやかに分ける

色を使い分けて空間をゆるやかに分ける
(画像出典)unsplash

窓辺のソファに暖かそうなグレーのラグを添えて、ゆったり落ち着いて過ごせるリビングに。ダイニング側はベージュを基調としたナチュラルなインテリアでまとめられています。

同じ空間でグレーとベージュをコーディネートするだけでなく、色を使い分けてゾーニング(区分け)するという方法もひとつのテクニックです。

モダンインテリアに優しい印象をプラス

モダンインテリアに優しい印象をプラス
(画像出典)unsplash

グレーの配色が増えると、モダンインテリアの要素が強くなります。ガラステーブルもモダンインテリアの要素のひとつです。

そこへ、ベージュ・アイボリー・イエローなど明るく温かみのある色を取り入れると、洗練されたモダンインテリアにやわらかな印象が添えられます。

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グレー×ベージュのインテリアで居心地のよい空間に

グレーとベージュは部屋を広く見せる効果があり、インテリアに通年使いやすい色です。

また、明度の高いグレーとベージュでインテリアを構成すると、物足りなさを感じることがあります。適度に差し色や柄物のアイテムを取り入れたり、色の濃淡で変化を付けたりすると、見せ場のあるインテリアになるでしょう。

穏やかさや癒しを感じられるグレーとベージュのインテリア。上手に取り入れてリラックスできる部屋作りをしてみてはいかがでしょうか。

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