子ども部屋はどう作る?インテリアやレイアウトのコツ #心地よい住まい

子ども部屋はどう作る?インテリアやレイアウトのコツ #心地よい住まい

まもなく訪れる春。入学や進級を控えたお子さんのために、子ども部屋を作ろうと考えている方も多いのでは?
勉強のためだけではなく、毎日を楽しく快適に過ごせる環境を作ってあげたいですね。子ども部屋の作り方やインテリアの実例アイデアをご紹介します。

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子ども部屋を作るメリットと必要性

子ども部屋を作るメリットと必要性
(画像出典)PIXTA

親と一緒にリビングで過ごすことの多かった幼児期。入学後も低学年のうちはリビング学習のご家庭が多いようですが、小学校入学のタイミングで子ども部屋を用意するご家庭も珍しくありません。

子ども部屋を作るメリットは、

  • 勉強に集中できる
  • 自己管理ができるようになる
  • 自立心を養える

などが挙げられます。

また小学校高学年以降は、子ども部屋の必要性が高まる時期ともいえます。プライバシー尊重や子どもからの要望に応える形で、子ども部屋を用意するご家庭が多いようです。

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子ども部屋を作る際の注意点

子ども部屋を作る際の注意点
(画像出典)PIXTA

子ども部屋で過ごす時間が増えると、当然のことながら親の目が届きにくくなります。
子ども部屋を作ったことによって起きやすい問題は、

  • 家族間のコミュニケーション不足
  • 睡眠不足や夜型生活への懸念
  • スマホの視聴内容やゲームの使用時間が管理しづらい
  • 掃除が行き届かず、不衛生な環境になりやすい

などが挙げられます。

子どもを信じることも大切ですが、このような問題を防ぐためにも家族でルールを決めておくと安心です。年齢や性格によっても任せられる範囲が変わるので、よく検討しましょう。

ルール作りの例

  • スマホやゲーム機はリビングだけで使う
  • ドアに鍵をつけない代わりに、入る時はノックをする
  • 掃除やゴミ捨ては子どもが行う
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快適で使いやすい!子ども部屋を作るポイント

快適で使いやすい!子ども部屋を作るポイント
(画像出典)PIXTA

子ども部屋は、勉強・遊び・睡眠とさまざまな活動を行う場所です。子どもの目線に立って、使い勝手のよい環境を整えてあげましょう。

部屋のレイアウトを決めるときに重要なのは、動かすことのできない窓やドア、コンセントの位置を意識すること。まずはベッド、勉強机という大きな家具の配置を決めるとスムーズです。

十分な明るさを確保する

勉強のしやすさだけでなく子どもの健やかな成長のためにも、できるだけ明るいお部屋を用意してあげましょう。
窓には光量を調節しやすいブラインドも便利です。照明は部屋全体を照らすシーリングライトだけでなく、手元を照らすデスクライトも必ず設置し、視力低下を防ぎましょう。

ベッドは窓の近くに配置することをおすすめします。朝の光を浴びれば自然と目が覚め、規則正しい生活リズムを身に着けられます。勉強机も、できれば窓の近くが望ましいです。

電源の取りやすさを意識する

コンセントの位置も重要なポイントです。
勉強机ではデスクライトや電動鉛筆削り、学習用タブレットの充電など、意外と電気を使う機会があります。将来的にはパソコンを使うかもしれませんね。電源を取りやすい場所に勉強机を配置しましょう。

電源の取りやすさを意識する
(画像出典)PIXTA

やむを得ず勉強机とコンセントが離れてしまう場合は、写真のように配線モールで処理をすると、見た目もよく安心です。また、コンセントまわりは定期的にホコリを取り除く必要があります。家具の裏にコンセントが隠れるような配置は避けましょう。

机のまわり以外でも、冷暖房器具や空気清浄機、加湿器などの家電を使いますので、コンセントの数はやはり多いほうが便利です。

子どもが片付けやすい仕組みを作る

勉強も生活もしやすい環境にするためには、子どもに整理整頓の習慣が付きやすい状態になっていることが大切です。

  • 簡単に片付けられる
  • 必要な物がすぐに見つかる

この2つを基準に収納方法を考えましょう。

教科書や本を収納する本棚は扉のないものを選ぶ、脱いだパジャマはカゴに入れるだけにするなど。ワンステップで簡単に出し入れできるアイテムを活用しましょう。

地震対策をする

夜中に起きることも多い地震。別室で寝ている子どもを守るのは難しいからこそ、地震対策は念入りに行いましょう。

頭上に物が落下しないよう、ベッド周辺には何も置かない。本棚や勉強机も転倒防止金具で壁にしっかりと固定しておきましょう。

※転倒防止金具は、必ず壁下地のある場所を確認して固定してください。

成長と好みに合わせて変えよう!子ども部屋のインテリア実例アイデア

子ども部屋作りのポイントを押さえたら、子どもの成長や興味に合わせてインテリアを工夫してみましょう。

しかし低学年の場合は、一人部屋に対して不安を感じているかもしれません。低学年の子が楽しく過ごせる環境を優先し、好きな色やお気に入りのおもちゃを置いてあげるのも良いでしょう。

家具はシンプルにし、小物でアクセント

家具はシンプルに。小物でアクセントを入れる
(画像出典)PIXTA

写真の例は、ホワイトの家具でシンプルにまとめられた子ども部屋。アートパネルやファブリックのイエローがアクセントカラーになっています。
飽きがこないシンプルな家具は成長しても使え、小物を変えるだけで気軽に模様替えを楽しめます。

雰囲気を変えるアクセントクロス

子ども部屋の雰囲気を変えるアクセントクロス
(画像出典)PIXTA

部屋の壁一面をアクセントクロス(他の場所とは異なる色や柄の壁紙)にすると雰囲気が一変します。壁紙はカーテンやシーツほど簡単に変えられるものではないので、成長を視野に色や柄を選びましょう。

成長しても使い続けられそうな落ち着きのある柄や大人っぽい柄でも、ファブリックや雑貨で低学年らしいかわいい雰囲気を出すことができます。

勉強に集中しやすいカラー

勉強に集中しやすいカラー
(画像出典)PIXTA

小学生も中学年・高学年になると勉強が難しくなり、塾通いを始めるお子さんも多いですよね。
「ブルー」は集中力を高めるといわれる色。子ども部屋に取り入れて、勉強に集中できる環境を作ってあげるのも良いでしょう。

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まとめ

子ども部屋は「子ども目線」に立って考えると、快適で使い勝手のよい環境を作ってあげられます。その上で、子どもの成長を見越した家具や内装を選んでおくと、後々の負担がないでしょう。

子どもが家を巣立つまでの期間は、長いようであっという間。日々の成長を楽しみ、子どもの意思も尊重しながら、その時々で快適な環境を作ってあげたいですね。

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