キッチンで洗い物をする際、食器や調理道具を一時的に乾かすアイテム「水切りかご」。便利ですが、水切りかごを使うとシンクまわりにかなりの圧迫感が出て見た目もイマイチ……。
そのせいか、最近は水切りかごを使わない派が増えています。
でも、水切りかごは使うものと思っていた人にとっては
「水切りかごを使わなくても本当に大丈夫?」
「代わりに何を使えばいいの?」
こんな疑問も浮かんできますよね。
そこで今回は、水切りかごを使う場合と使わない場合のメリットとデメリットをまとめました。
また、使わない場合はどんなもので代用できるかを紹介します。
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目次
水切りかごを使う場合のメリット・デメリット
まずは水切りかごを使う場合のメリットとデメリットを考えてみましょう。
水切りかごのメリット
水切りかごを使うのは当たり前と思っている人は、そのメリットには気づきにくいものです。
では、水切りかごにはどんなメリットがあるのでしょうか?
- 洗い物の水切りが簡単
- 食器や鍋・フライパンを安定して重ねられる
- 置きっぱなしにしておいても自然と乾く
- 乾くまで待てば、拭く手間なく片付けられる
たくさんの洗い物を手間なく乾かせるのが最大のメリットです。
水切りかごのデメリット
使わないという選択肢がないだけで、実はなんとなく使いづらいと感じている人も多いでしょう。
では、水切りかごには具体的にどのようなデメリットがあるのでしょうか?
- 洗い物を水切りかごに置きっぱなしにしがち
- シンク周り(あるいはシンク内)の作業スペースが狭くなる
- 水切りかごを放っておくと、カビやぬめりが発生しやすい
- お手入れが面倒
- (シンク内に置くタイプの場合)野菜を洗う時やお米を研ぐ時の水はねが気になる
水切りかごを使うと作業スペースが狭くなりますし、清潔を保つために目安として週に1度のお手入れが必要です。その不便さや手間を省きたいと考える人が増えてきたのが、水切りかごを使わない派が増えている原因かもしれませんね。
水切りかごを使わない場合のメリット・デメリット
一方、水切りかごを使わない場合はどのようなメリット・デメリットがあるのか考えてみましょう。
水切りかごを使わないメリット
水切りかごを使わない場合のメリットは以下のとおりです。
- シンク周り(あるいはシンク内)がスッキリして掃除しやすい
- 作業スペースが広くなる
- 洗い物をしたらすぐに拭いてしまうので生活感が出ない
- 水切りかごをお手入れする必要がない
洗い物が置きっぱなしにならないので、キッチンが広くスッキリして見えるのが最大のメリットです。
水切りかごを使わないデメリット
水切りかごを使わない場合のデメリットは以下のとおりです。
- 洗い物をすぐに拭いて戻すのが面倒
- 代用品の大きさによっては、食器や鍋類の積み重ねが不安定になる
- 多くの代用品は、水切りかごに比べて洗い物が乾きにくい
洗い物をしても洗いっぱなしにすることに慣れている人とってはここが問題です。
水切りかごはどんな人が使うといいの?
水切りかごを使うか使わないかは、生活スタイルやキッチンの環境によって変わってきます。それぞれどんな人に向いているのでしょうか?
水切りかごを使うほうが向いているタイプ
洗い終わった食器や鍋類をそのまま自然乾燥させてから片付けたい人には水切りかごが向いています。
食洗機を導入していない家庭で洗い物が多い場合も、一気に洗って置いておけるので水切りかごを使ったほうがラクでしょう。
水切りかごを使わないほうが向いているタイプ
水切りかごを使う必要がなさそうなのは、まず、食洗機を使っている人。
食洗機があると手洗いする量が少ないため、場所を取る水切りカゴを置く必要がありません。
洗い物が多くても、すぐに拭いて片付けられるタイプの人も、水切りかごがなくても大丈夫でしょう。
水切りかごを使わないときの代わりのアイテムは?
水切りかごを使わないとしたら、すすいだ食器はいったんどこに置くの?
と思うかもしれません。1枚すすぐごとに拭いて片付けるわけにはいかないので、やはり代用品は必要です。
では、一体どのようなアイテムを代わりに使ったらいいのでしょうか?
水切りかごの代用品
おすすめのアイテムを3つ紹介します。
キッチンクロス(ふきん)
キッチンクロス(ふきん)を下に敷きそこに洗い物を置いていくだけ。洗い終わったら、別のキッチンクロスで食器を拭いて棚や引き出しに戻します。おしゃれなキッチンクロスにすると、洗い物中のキッチンが華やかな印象に。
吸水マット
吸水マットもおすすめです。キッチンタオル同様、洗い物を置くだけ。乾きが速くお手入れも簡単です。
スポンジワイプ
可愛いデザインの多いスポンジワイプは吸水力が抜群。乾きも速く、水切りかごの代わりとして優秀なアイテムです。
水切りかごを使わないときの注意点
水切りかごを使わずに、代用品を使用する場合はいくつか注意しなければならない点があります。
コップ類を逆さに置かない
水切りかごの場合は、逆さにしたコップの下に隙間ができるので自然乾燥できます。しかし、ふきんや吸水マットの上だと、水分が蒸発せず水が溜まってしまいます。
すぐに拭けないときのために、グラススタンドを用意しておくと安心です。
代用品はこまめに洗濯・除菌する
洗い物の量が多いと、代用品がびしょびしょになります。濡れたままキッチンに置いておくとカビが発生しやすい状態になってしまいますので、代用品はしっかり絞って水気を飛ばし、よく乾かしましょう。
何枚か持つようにして、こまめに洗濯・除菌することを心がけてくださいね。
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水切りかごの要不要を判断し、使いやすいキッチンに
これまで水切りかごを使っていてちょっとした不満を持っていた人は、水切りかごのない生活を1週間ほど試してみてください。最初は違和感があっても、水切りかごを使わないほうが快適だと判断できたら、水切りかごを処分すればOKです。
キッチンは使いやすさが重要です。水切りかごを使っても使わなくても、それぞれにメリット・デメリットがあります。自分はどちらに向いているかをよく考えて、水切りかごを使用するかどうかを判断してくださいね。