お弁当箱からピックまで、お弁当グッズは形もサイズもバラバラ。小物が多いため散らかりやすく、収納が難しいと感じる人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お弁当グッズが使いやすくなる収納のコツとおすすめのアイテムをご紹介します。
目次
お弁当グッズを使いやすく収納する3つのコツ

お弁当グッズを使いやすくし、スッキリとさせるためのコツは3つ。
では、1つずつ見ていきましょう。
使うモノを一度で出し入れできるようにすること
お弁当グッズは、一緒に使うモノをまとめておくのがおすすめです。時間のない朝に、何度も出し入れするのは効率が悪いですよね。カテゴリー別または使う人別にまとめ、その中で定位置を決めておきましょう。
また、元に戻しやすい配置にすることも大切です。小物が多いため、使っているうちにごちゃごちゃしやすいのが収納のしにくさにつながっています。グッズごとに仕切りを入れ、中の乱れを防ぐようにしてください。
お弁当グッズを増やしすぎないこと
お弁当グッズは、オシャレでかわいいモノが100円ショップや雑貨屋で気軽に購入できるので、つい買い足したくなってしまいます。ですが、お弁当グッズを増やしてしまうと、それだけ乱雑になり、探し物が多くなることに。
お店でお弁当グッズがほしくなったときは「本当に必要なのか?」「収納するスペースはあるのか?」をしっかり考えてから購入を決めましょう。
どこに何があるのかを把握できる収納にすること
朝は準備に追われているので、できる限り手早くお弁当をつくりたいですよね。そんな忙しいときの探し物は時間のムダ。
少しでも時短になるよう、どこに何があるのかすぐにわかる収納にしましょう。
お弁当グッズ整理の手順

では、具体的にどのようにお弁当グッズを整理していけばいいのでしょうか?
整理の手順を説明していきます。
1手持ちのお弁当グッズを把握する
大切なのは、自分がどんなお弁当グッズを持っているのかを把握すること。まずはお弁当グッズを全部出してみましょう。
大きめのグッズ | お弁当箱、お弁当袋、箸箱、カトラリー、水筒、保冷バッグ、おにぎりケース、スープジャーなど |
小物類 | ピック、おかずカップ、使い捨て容器、バランなど |
このように、お弁当グッズは大きなモノから小さなモノまでたくさんあります。
2使っていないモノは処分する
全部出したら、手持ちのモノを見直します。
- 所有数が多い
- 使っていない
- 使いづらい、壊れている
上記のいずれかに当てはまるモノがあったら思い切って処分しましょう。
今後、購入するときも「今、必要かどうか」を考えるようにしてくださいね。
3お弁当グッズを仕分ける
使わないモノを処分できたら、使うモノを使用頻度別に仕分けます。
毎日使う定番グッズ | お弁当箱、箸箱、ランチョンマット、お弁当袋、水筒など |
ときどき使うグッズ | 保冷バッグ、保冷剤、スープジャー、おにぎりケース、サンドイッチケースなど |
毎日使うモノは1つにまとめて、すぐに出し入れできる場所に収納するのがポイント。お弁当を持っていく家族が複数いる場合は、さらに使う人別にまとめましょう。
但し、水筒は細長い形状のため、一緒にまとめるのが難しいかもしれません。その場合、水筒は別に収納しても大丈夫です。
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4お弁当グッズの定位置を決める

使用頻度別に仕分けたグッズをグルーピングしたら、定位置を決めていきます。定番グッズはカゴやボックスに入れて出し入れしやすい場所に。
おかずカップやピックなどの小物類は、仕切り付きの収納ケースを使い、きちんと指定席をつくってあげると在庫管理がしやすくなります。
おすすめの収納場所
お弁当グッズの収納場所は、お弁当をつくる頻度によって決めましょう。
毎日つくる場合は、ゴールデンゾーンと呼ばれる目線から腰の高さまでの位置に。吊り戸棚の下段や調理台下の引き出しが適しています。
つくる頻度が少ない場合は、吊り戸棚の上段や引き出しの最下段などが適切です。
お弁当グッズのおすすめ収納アイテム
お弁当グッズは仕分けとグルーピングがポイントです。
では、収納に便利なアイテムを紹介します。
仕切り付きケースを活用

ピックやおかずカップなどの細かい小物類は、仕切り付きのトレーに分けて入れておくのがおすすめです。
ハンドル付きストッカー

キッチンの吊り戸棚にお弁当グッズを収納する場合は、ハンドル付きストッカーが便利です。使う人別に収納しておけば、必要な人のお弁当グッズだけを引き出せます。
中身が見えないストッカーの場合は、ラベリングをしましょう。
ファイルボックス
高さのないハーフサイズのファイルボックスは、お弁当箱やお弁当袋、箸箱などをまとめておくのに使えます。ラベリングせずに中身がわかるよう、半透明のファイルボックスを選ぶほうがいいでしょう。
通常の高さのファイルボックスは、水筒を収納するのに便利ですよ。
まとめて収納すればお弁当づくりがラク

お弁当グッズの収納を見直すと、お弁当づくりの効率がアップします。朝の忙しい時間は、1分1秒でも有効に使いましょう。
お弁当グッズは「仕分けること」「使うモノをまとめること」が大事。お弁当づくりが手早く楽しくなるように、ご紹介した収納のコツやおすすめアイテムを参考にしてみてください。