食器棚シートの交換時は、食器を全部出し、掃除をして、適度な大きさにカットした食器棚シートを敷き直し、食器を戻す…手間がかかって面倒ですよね。
だからといって、シートを敷きっぱなしにしていませんか?
そこで今回は、食器棚シートの役割を考え、その必要性についてまとめました。食器棚シートの選び方や交換頻度もあわせてご紹介します。
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目次
食器棚シートの役割
食器棚シートは、食器や調理道具の下に敷いて使用するもの。ですが、食器棚シートの役割を意識せず、なんとなく習慣で「とりあえず食器棚に敷いておけばよい」と考えている方も多いと感じます。
まずは役割を理解しましょう。
- 食器のすべり止め※
- 食器の傷防止
- 食器棚の汚れ防止
また、食器棚シートを使うことによって
- 食器棚をこまめに掃除しなくてもよい
- シート交換時が食器棚を片付けるいい機会になる
といったメリットもあります。
※地震の揺れによる衝撃は軽減できますが、必ずしも食器の転倒や落下を防げるわけではありません。食器棚自体や食器棚の扉にも十分な安全対策が必要です。
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ちなみにこれは、鍋やフライパンを収納していた引き出しです。
食器棚シートを使わずにいたら、こんなに汚れてしまいました。清潔を保っておくためにも、食器棚シートを敷いておくのはとても効果的です。
食器棚シートは、食器棚以外にも使える!
食器棚シートという名前ですが、食器棚でしか使えないわけではありません。シンク下やコンロ下などの汚れやすい棚や引き出しでも使えます。また、下駄箱やクローゼットなどでも使える食器棚シートも。
わが家の場合は、汚れやすい「鍋・フライパンの入った引き出し」と「おたまや菜箸などが入った引き出し」に食器棚シートを使っています。
食器棚シートの選び方
食器棚シートにはさまざまな種類があるので、いざ買おうとしても「何を選んだらいいのか分からない」という方もいるのではないでしょうか。
どんなポイントがあるのかを知っておくと、シートが選びやすくなります。
シートの素材
意外と見落としがちなのが食器棚シートの素材です。
耐熱性・耐火性
ポリプロピレンやポリエチレン素材のシートは耐熱性が高くないので熱いモノを置くと危険です。ポリエステルや綿素材は耐熱性に優れていますが、それでも耐火性は低く、火に触れると溶けたり燃えたりしてしまいます。
どこにシートを敷くかを考えて、素材を選びましょう。
シート交換のしやすさ
素材は、シート交換のしやすさにも大きく影響します。食器棚の大きさはさまざまなので、食器棚シートを自宅の食器棚のサイズにカットする必要があるからです。さらに巻き癖がつきやすい素材でロールタイプだと、伸ばすだけでも一苦労。巻き癖がつきにくい綿素材、ロールタイプでない商品などは比較的敷きやすいです。また、カットしやすさという意味では模様もポイントで、チェック模様やストライプはラクですよ。
シートの色や柄、デザイン性の高さ
食器棚シートはダサいから嫌!という方もいるでしょう。
でも最近の食器棚シートは色や柄も豊富ですので、インテリアになじむデザインを選ぶこともできます。
汎用性の高さ
食器棚シートが余ると、置き場所を考える必要が出てきて小さなストレスになります。下駄箱やクローゼットなどでも使えるタイプを選べば、置き場所に困る問題は解消されます。
機能
より便利に、より清潔に使える機能に注目して選ぶのもいいでしょう。
すべり止め
食器棚シートは、食器を出し入れするときに意外とズレてしまいます。裏面にすべり止めがついている食器棚シートを選ぶと、日々のストレスが軽減されます。
防虫・抗菌・消臭などの効果
より清潔で機能的な食器棚シートを選びたいなら、消臭・抗菌・防カビといった効果に注目するのもいいでしょう。但し、このようなシートの多くは使用期限が半年。こまめな交換が必要になるのがデメリットです。
食器棚シートの交換頻度
食器棚シートは、交換のタイミングがよく分からないですよね。特にあまり使わない食器を収納している棚は、そのままでもいいと思っていませんか?
でもシートを使っている以上、敷きっぱなしはNG!
食器棚シートにゴミやホコリが溜まっていくので、少なくとも1年に1回は取り替えたほうが衛生的です。1年経っていなくても、シートの汚れが目立つようならば交換しましょう。
防虫や抗菌などの効果がある食器棚シートは使用期限が過ぎるとカビや虫が発生する可能性があるので、期限前に交換してください。
食器棚シートがいらないケースも
食器棚シートは便利なアイテムですが、
- 食器が少ない
- こまめに掃除ができる
- 食器棚の安全対策ができている
という状態であれば、必ずしも使う必要はありません。
わが家も、食器を使用中に食器棚をサッと拭けるので食器棚シートは使っていません。調味料ラックも食器棚シートではなくキッチンペーパーを敷き、汚れたタイミングで交換しています。
まとめ
食器棚シートの役割、機能、不便な点をしっかり理解すれば、自宅での要否を判断しやすくなります。また、こまめな拭き掃除が得意かどうかや食器の量にもよりますね。
棚を拭く手間とシートを交換する手間、自分にとってどちらがラクかを踏まえて考えてみてください。