ベーシックなパンナコッタと3種のソース #イタリアからのレシピ直行便

ベーシックなパンナコッタと3種のソース #イタリアからのレシピ直行便

ティラミスやジェラートと並び、今や世界中で名を馳せているイタリアのドルチェといえばやはりパンナコッタでしょう。

直訳すると、パンナ=生クリーム、コッタ=調理された、ですが、現地では「白く固まったプリンのようなもの」といったニュアンスで解釈されています。
20世紀初頭に北イタリアのピエモンテで生まれた、イタリアを代表する長い歴史のあるドルチェ(デザート)です。

材料も生クリームと牛乳、砂糖と板ゼラチンととってもシンプル。イタリアだけではなくフランスやイギリス、その他の国でも似たようなデザートが存在しています。日本でも名が知られているのはフランスのブランマンジェでしょう。

簡単で美味しいパンナコッタ。今日はそんなパンナコッタをいろいろなソースで楽しむレシピをご紹介していきます。王道はやはり新鮮ないちごやブルーベリーなどを使ったベリーソースやチョコレートソースですが、今日は市販のジャムを使ってさっと作れるソースもご紹介!
お好みのジャムを使用することにより、さまざまなソースでパンナコッタを楽しむことができます。

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パンナコッタのレシピ

それではイタリアを代表するドルチェ、パンナコッタのレシピをご紹介していきましょう。

材料(プリン用カップで6人分)

  • 牛乳 100ml
  • 生クリーム 200ml
  • グラニュー糖 50g
  • 板ゼラチン 2枚(4g)
  • バニラビーンズ 1本

下準備

バニラビーンズ

バニラビーンズに包丁で縦に切れ目を入れ、包丁の先で中からタネをこそぎだす。

板ゼラチン

板ゼラチンをボウルにたっぷりと入れた冷水の中でふやかす。

板ゼラチンが完全にふやけたら、キッチンタオルの上に取り出し、水分をしっかりと取り除いておく。

作り方

小鍋にバニラビーンズのさやとタネを入れ、生クリームと牛乳を加えて中火で火にかける。

沸騰直前になったらグラニュー糖を加え弱火にし、砂糖が溶けるまでかき混ぜる。

火からおろし、バニラビーンズのさやをとり除く。

粗熱が取れ、人肌より少し熱い温度(50度から60度)になったら、板ゼラチンを加え、ゴムベラを使いながらゼラチンをしっかりと溶かすように混ぜ合わせる。

茶こしなどで、一度生地をこす。

器の8分目まで生地を流し入れ、冷蔵庫で3時間以上冷やし固める。

ポイント

板ゼラチンは70度以上の温度の液体に入れてしまうと効力を失い、固まらない原因となります。ですので粗熱を取ったのち、人肌より少し熱いくらい(50度から60度)になるのを待ってから入れるようにします。
またその際、ふやかしていた時の水分をキッチンペーパーなどでしっかりと拭き取ることも忘れないようにしましょう。
板ゼラチンはコツさえ掴めば扱いがとても簡単です。しかも粉ゼラチンを使用するよりも、仕上がりがとてもきれいになります。

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パンナコッタのソースのレシピ

生地を冷蔵庫に入れた後は、ソースを作っていきましょう。王道のフレッシュベリーのソース、子どもに人気のチョコレートソース、そして時間のない時にさっと用意できる市販のジャムを使ったソースの3種をご紹介します。
お好みのソースで召し上がってくださいね。

いちごを使ったベリーソース

いちごを使ったベリーソースは、いちごの代わりにブルーベリーや冷凍ベリーミックスでも作ることができます。

材料

  • いちご 150g
  • 砂糖 20g
  • レモン汁 小さじ2

<飾り用として>

  • いちご 2~3個
  • ミント 適量

作り方

いちごはヘタを取り、小さめのものは半分に、大きめのものは4等分にする。

小鍋にいちご、砂糖、レモン汁を加え、ゴムベラでかき混ぜながら中火で5分ほど加熱する。

火から下ろし、粗熱が取れたらミキサーにかけて滑らかにする。

チョコレートソース

材料

  • チョコレート(高カカオチョコレートやビターチョコレートがおすすめ) 50g
  • 牛乳 40ml

作り方

ボウルに細かくカットしたチョコレートと牛乳を入れ、湯せんにかけて溶かす。

ゴムベラで滑らかになるまで混ぜ合わせる。

※粗熱を取り、冷めた状態で使用します。

市販のジャムを使ったソース

イタリアではアプリコットを使ったソースが一般的ですが、お好みでいろいろな味を楽しんでみてください。電子レンジを使ってあっという間に仕上げます。

材料

  • お好みのジャム 100g
  • 水 小さじ2

作り方

耐熱皿にジャムと水を入れ、軽く混ぜ合わせる。

電子レンジ(600w)で約30秒加熱する。

粗熱が取れたら茶こしなどでこす。

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Profumi e colori “イタリアからの香り”

イタリアといえばやはり夏!そして夏といえば海!!
海なくしてイタリアは語れないと言っても過言ではありません。
イタリアの子どもたちは、生後間もなくから海辺で過ごす習慣すらあるのです。

体に良いとされるヨウ素とビタミンDを摂取すべく、朝から夕方まで海辺で過ごします。夏の間だけ海辺に家を借りる人も多いですし、海辺にセコンドハウスを持っている方も少なくないのです。

太陽光はうつ病にも良いと言いますが、そう言われてみるとイタリア人でうつ病を患っている人はあまり聞きません。
やはり太陽と海のなすわざなのでしょうか?

今日は我が家も海辺のレストランで食前酒を楽しみました。

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