レープクーヘンはドイツを中心に作られている、クリスマスのお菓子。ハチミツ、香辛料、ナッツ類などを使って作るクッキーです。
バターや卵を使った一般的なサクサククッキーとは違い、レープクーヘンはパリッと固めでスパイスの効いた大人の味わい。ハチミツの甘さが加わることで、砂糖にはないコクも感じられるようになっています。
湿気に気を付けて保存すれば3週間ほど日持ちもするので、クリスマス前に作ってゆっくり食べることもできます。
レープクーヘンを作ってクリスマスまでワクワクした気分で過ごしませんか？
目次
材料（60枚分）
- 薄力粉 250g
- ベーキングパウダー 小さじ2
- アーモンドプードル 60g
- ハチミツ 120g
- 砂糖 100g
- スパイス（シナモン、カルダモン、ナツメグ、オールスパイスなど） 小さじ2くらい
- 水 大さじ2～4
- チョコペン、アイシング お好みで
作り方
１ボウルに薄力粉、ベーキングパウダー、アーモンドプードル、スパイスを入れます。
２全体を泡だて器でよく混ぜ合わせます。
３鍋にハチミツと砂糖を入れ、火にかけます。
４砂糖が溶けるまで、混ぜながら煮ます。
５２のボウルに４を入れてヘラで混ぜます。
６水を少しずつ入れながら、生地をまとめます。（水の適量は気温や湿度、使う材料によって違うので、調整しながら入れてください）
７ラップに包み、冷蔵庫で1時間ほど休ませます。
８生地を３ミリ程度の厚さに伸ばし、お好みの型で抜きます。
９180度に予熱したオーブンで15分ほど焼きます。
10お好みで、チョコペンやアイシングで飾ったら完成です。
クリスマスが心待ちになるレープクーヘン
たくさん作ったので、毎日2～3枚、コーヒーと一緒に食べています。固めの食感なのでコーヒーに少し浸して食べても美味しいんですよ。
今回はクッキー型で抜いて焼き上げましたが、棒状に焼き、立体的な家の形に組み立てても可愛いですよ。『ヘンゼルとグレーテル』に出てくるお菓子の家も、レープクーヘンで作られているんだそうです。
クリスマスのお菓子と言えばシュトーレンが有名で、レープクーヘンはあまり聞き慣れないのですが、一度作ると、次の年もクリスマスが近づくと作りたくなるお菓子だと思います。
焼きあがるときにオーブンからハチミツとスパイスの何とも言えない幸せな香りが漂い、心が躍ります。
