エジプトの正式名はエジプト・アラブ共和国。北アフリカに位置し、公用語はアラビア語。アラブ民族が多数を占め、そのうちの94%がイスラム教徒です。

首都はカイロで北アフリカ、アラブ世界随一の人口950万人が暮らす巨大都市。
そしてカイロで絶対訪れたいのが、20万超の収蔵品を有する「エジプト考古学博物館」です。
ただし今年2020年に「大エジプト博物館」が開館予定で、「エジプト考古学博物館」に収蔵されている中から10万点が引き継がれるとのこと。一番の見所「ツタンカーメンの黄金のマスク」も移される予定なので、エジプト旅行されるときはチェックをおすすめします。
さてエジプトといえばナイル川が作り出す肥沃な土地とともに世界最古の文明の一つ「古代エジプト文明」が栄えた国としてお馴染みですよね。成田から直行便も出ているのでとても行き来しやすくなりました。

エジプトといえばやはり巨大ピラミッドやスフィンクスが見どころですが、ただ見るだけでなくピラミッド内に入場したりラクダに乗ったり出来るツアーもまた、特別感が味わえ人気です。
さらにお勧めなのが世界遺産に登録されている豪華絢爛な「ガーマ・ムハンマド・アリ」。エジプトを代表するイスラム教礼拝堂(モスク)でシャンデリアやランプなど美しすぎる装飾は必見です。
でもエジプトは、夏場は50度近くの高温になりますし、砂嵐が多い時期(3~5月)もあるので、観光場所だけでなく旅行時期を選ぶのも大切なポイントですよ。
目次
エジプト風シャクシュカのレシピ

さて今回ご紹介の料理「シャクシュカ」は中近東近辺で幅広く食べられ、主に朝食として定番となっている国民食。日本ではイスラエル料理として紹介されることが多いですが、私が教えていただいたのはエジプト人。
エジプトではひき肉を入れて食べることが多いから、とひき肉入りを教えてくださいました。
ひき肉が入るとボリュームアップし、朝食だけでなくランチや夕食にも幅広くいただけるので、今回のシャクシュカは“エジプトスタイル”でご紹介させていただきますね。
作り方はとっても簡単。食べ方はパンやピタパン等を添えて乗せたり挟んだりとお好みでどうぞ。
ワインとの相性もバッチリです。
スパイスの加減はお店や家庭によって変わるとのことなので、お好みで増やしたり減らしたりして楽しんでください。
定番のトマトとひき肉と玉子の組み合わせですが、エジプトならではのエキゾチックな味わいにきっと虜になると思いますよ。
材料(2人分)

- 合い挽き肉 100g
- にんにく(みじん切り) 1かけ
- 玉ねぎ(みじん切り) 1/2個
- 玉子(常温) 2個
- 塩 3g
- 胡椒 少々
- オリーブオイル 大さじ1
- 刻みパセリ 大さじ1
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- トマト缶(ダイス) 1/2缶
- トマトペースト 大1
- チリパウダー 小さじ1/4
- クミンパウダー 小さじ1/2
- パプリカパウダー 小さじ1/2
- ナツメグ 少々
辛いのが苦手な方やお子様向けには、チリパウダーは抜いてください。
作り方
1冷たいフライパンにオリーブオイル、にんにく、合い挽き肉、玉ねぎを入れ、火が通るまで弱火~中火で炒めます。
2<A>を加え弱火にして10分ほど煮込み塩胡椒で味を調えます。(火が強いと焦げやすいので注意してください)
3真ん中に窪みを作って玉子を割り入れ、蓋をしてお好みの固さになったらパセリを散らして出来上がりです。