土鍋でふっくら鯛めしのレシピ。美味しく美しく作るための4つのポイント

土鍋でふっくら鯛めしのレシピ。美味しく美しく作るための4つのポイント #昭和ごはん

鯛は、「おめでたい」という言葉にちなんでお祝いの席で重宝されてきました。今回はそんな鯛が主役の鯛めしのレシピを紹介します。鯛めしは、鯛の旨味を余すことなく味わえる1品。まるまる1尾使うことで、蓋を開けたときにわっと驚く豪華な見た目になります。丁寧に下準備をして、美味しい鯛めしを作りましょう。

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鯛めしをより美味しく美しくするポイント

「鯛とご飯を土鍋に入れて炊くだけ」というシンプルな料理ですが、ちょっとしたポイントをおさえることで、さらに美味しい鯛めしが炊き上がります。

鯛は事前にグリルで焼く

鯛は、内臓と鱗を取ったら軽く塩を振り、グリルで表面を焼きます。そうすることで、香ばしさが加わり深みのある味に。グリルで焼いた後に土鍋で炊くので、中まで火を通す必要はありません。

グリルで焼く

焼いた後に一度粗熱を取ると鯛の不要な水分が飛び、身がべチャッとするのを防げます。

お米を浸水させる

お米を研いだ後に一定時間水につけると、お米の芯までしっかりと水分がいきわたることで熱が伝わりやすく、ふっくらもっちりとした炊き上がりになります。

水の温度によって浸水するスピードが変わるので、夏場は30分、冬場は60分を目安に浸水させると良いでしょう。浸水後のお米は柔らかく割れやすいので、丁寧にあつかってくださいね。

土鍋で炊く

土鍋はお米に熱がゆっくりと伝わることでうまみ成分が引き出され、美味しく炊き上がります。また、香ばしいおこげが出来るのも魅力です。

そのまま食卓に出すことができるので、ダイナミックな鯛めしを温かいままいただくことができますね。

鯛の向きは頭が左側

鯛を尾頭付きで配膳する場合、左上位という日本の礼儀作法に基づき、左側が頭、右側が尾になるように配置するのがいいとされています。

左が頭

鯛めしをほぐしお茶碗によそって配膳する場合、そこまで気にする必要はありませんが、土鍋ごと食卓に並べる場合やお客様がいる場合は、鯛の向きにも気を配るといいですね。

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土鍋で炊く 鯛めしのレシピ

今回は、直径約20cmの土鍋を使用しました。

材料(2合分)

材料
  • 鯛 1匹
  • 米 2合
  • 水 350ml
  • 出汁昆布 15cm
  • 醤油 大さじ1と1/2
  • 酒 大さじ1と1/2
  • みりん 大さじ1/2
  • 塩 小さじ1/2

作り方

小鍋に水と昆布を入れて30分ほど浸します。

鯛にまんべんなく塩をふり、 焦げやすいヒレと尾にアルミホイルを巻き付けます。

ホイルでヒレを保護

グリルで10分ほど加熱し表面に焼き色をつけます。

お米を研ぎ、浸水させます。(夏は30分、冬は60分)

お米をザルにあげて水気を切ります。

出汁を取ります。に醤油、酒、みりんを入れ沸騰直前に昆布を取り出します。

土鍋に米と出汁を入れ、鯛を乗せます。(出汁を冷ます必要はありません)

蓋をして、強めの中火にします。

沸騰したら弱火にし、15分炊飯します。

10火を止めて、そのまま10分ほど蒸らします。

11鯛の皮と骨を取り除き、混ぜ合わせたら完成です。

完成写真
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丁寧な下ごしらえで極上の鯛めしを

土鍋で炊飯をするのは難しそうだと思っている方も多いですが、火加減と時間さえ守れば誰でも美味しく炊飯できます。

  • 鯛は事前にグリルで焼く。
  • お米をしっかり浸水させる。
  • 土鍋を使う。

ということを試して、美味しい鯛めしを作ってみてください。

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