ポカポカ陽気になると、お子様を連れて外で遊ぶ機会も増えますよね!思い立ったらすぐ作れて、野菜嫌いなお子様にもパクパク食べてもらえる米粉パンを作ってピクニックへ出かけませんか?
パン作りといえば発酵時間が必要ですが、このレシピでは発酵は必要なし!
手の抜けるところは上手に抜いて、でも見た目手抜きには見えないちぎりパンサンドレシピです。
今回ももちろん、全て7大アレルゲン(※)不使用レシピです。
(卵・乳製品・小麦・カニ・エビ・そば・落花生)
目次
基本のモッチモチ米粉ちぎりパン
モッチモチの秘密は、蒸したじゃがいも!
冷めると固くなりがちな米粉パンですが、じゃがいもを加えることで冷めてもモチモチ食感をキープ。
じゃがいもそのものはモソモソして嫌いなお子様でも、これは気づかずおいしく召し上がっていただけます。
焼きたてをそのまま食べるのもおいしいですよ。
発酵時間がないのも、忙しいママにはありがたいですね!
今回はトースターで焼いていますが、もちろんオーブンでも焼けます。
材料(9個分)
- じゃがいも 2個
- 米粉(製菓用) 50g
- 片栗粉 50g
- 水 100㏄
- オリーブオイル 大さじ3
- アルミフリーベーキングパウダー 3g
- 塩 3g
※上新粉も米粉ですが、パン作りには粒子が細かい製菓用がより最適です。
作り方
1じゃがいも皮のまま4等分に切り、耐熱容器に入れ、700wの電子レンジで7分加熱する。
2レンジから取り出し、熱いうちに皮を剥く。スプーンなどでマッシュしてなめらかになるまでつぶす。
3ボウルに米粉・片栗粉・ベーキングパウダー・塩・オリーブオイルを入れてよく混ぜる。
43につぶしたじゃがいも・水を加え、よく捏ねる。握るとパサッと崩れる感じになるが、耳たぶくらいの柔らかさになっていたらOK。
59等分にして丸める。クッキングシートの上に正方形になるようくっつけて並べる。
6アルミホイルをかぶせて、トースターで15分焼く。
7その後アルミホイルを外し、焦げ目をつけるために10分焼いて完成。サンドイッチにする場合は、粗熱が取れてから包丁で切り込みを入れる。
ポイント
水分量は目安となります。耳たぶくらいの柔らかさになるまで、足りないようでしたら都度足して様子を見てください。
オーブンで焼く場合は、180度に余熱後、180度で20分焼いてください。
生地の中にニンジンのすりおろしや、ほうれん草ペーストを入れるなどアレンジも可能です。普段お子様の食べないお野菜を入れてみてください。
使用している特定原材料
なし
サンドイッチの具材は上手に手抜き!
全部を手作りするのもいいけれど、出発前にママが疲れてしまいます。今は市販のものでアレルギー対応食品もたくさん出回っていますので、上手に活用しておいしく楽しいピクニックにしましょう!
材料
- 7大アレルゲン不使用ミートボール(※1) 5個
- 7大アレルゲン不使用ハム(※2) 2枚
- サラダ菜 1~2枚
- プチトマト 3個
- ニンジン 1/3本
<マリネ液>
- 塩 1g
- レモン果汁 小さじ1/2
- オリーブオイル 小さじ1/2
- 乾燥バジル 少々
(※1)比較的手に入りやすい商品の一例:日本ハム みんなの食卓 ミートボール
(※2)比較的手に入りやすい商品の一例:日本ハム みんなの食卓 ロースハム
作り方
1ミートボールは湯煎し、温まったら中身を取り出して、包丁で半分に切る。
2ハムは扇型に4等分し、2枚を少しずらして端から巻く。
3サラダ菜は洗って水分をきっておく。プチトマトはヘタを取り、洗って包丁で半分に切る。
4ニンジンは千切りにし、塩を振って揉み込み5分間置く。ニンジンがしんなりしたらレモン果汁・オリーブオイルを加えてよく合わせ、乾燥バジルをお好みでふりかけよく混ぜる。
米粉パンにはさんで完成!
粗熱が取れた米粉パンに、包丁で切り込みを入れて、具材をはさんでみましょう。
ハムはクルクル巻いただけでグンとおしゃれに見えます。
具材の色に悩んだら、「緑・赤・黄(オレンジ)」を意識して選ぶと失敗しません。
ちぎりパンサンドが完成したら、ペーパーナフキンに包んで持っていきましょう。ランチの時にカッティングボードの上に置くだけで、おしゃれなピクニックランチになります。
米粉とじゃがいものパンなので、腹持ちもバッチリ!
午後からもたくさん遊べちゃいますね。
アレルギーがあるとお弁当はおにぎりが定番になりがち。
お米ももちろんおいしいけれど、ちょっと飽きてきた時のとっておきメニューとして、ぜひ試してみてくださいね。おいしくて楽しいピクニックを!
愛知県でアレルギーフリー食研究家として活動している野田真実です。この度連載をさせていただくことになり、自己紹介を兼ねて私が日々制作している「アレルギーフリーレシピ」をなぜ作るようになったのか、また現在アレルギーっ子を育てているママ目線でア[…]