リトアニア共和国(通称「リトアニア」)は旅行先としても人気の国で、バルト三国では一番南に位置しています。
観光地としては湖に浮かんでいるように見えるトラカイ城が有名ですが、映画で話題となった日本のシンドラーと言われる杉原千畝(すぎはらちうね)氏ゆかりの地でもあります。
リトアニア・カナウスにある旧日本領事館(杉原記念館)も観光スポットのひとつです。
目次
シャルティバルシチェイとは?
北海道よりも北に位置し、冬の寒さが厳しい環境なので、リトアニアには身体を温める美味しいものがたくさんあります。ジャガイモを使った料理が多いのも特徴。
しかし今回ご紹介するのは、夏に冷やしていただく「シャルティバルシチェイ」です。
スイーツのような色合いにまずびっくりされる方もいらっしゃると思いますが、これはビーツによるもの。ビーツを使ったロシア料理といえば「ボルシチ」がありますよね。「ボルシチ」と「バルシチェイ」の発音が似ているのも納得です。
「冷たいボルシチ」や「夏の飲む野菜」とも言われていて栄養価も高く、簡単に作れるのでスムージー感覚で飲めるのも嬉しい料理です。
暑い時期に飲むスープといえばスペインのガスパチョが有名ですが、ぜひこのさっぱり美味しいシャルティバルシチェイもレパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?
シャルティバルシチェイのレシピ
本来はケフィアを使うのですが、今回は手に入りやすいプレーンヨーグルトで代用しています。
材料(2人分)
- ビーツ(缶詰) 固形分150g
- プレーンヨーグルト 150g
- キュウリ(みじん切り) 1/2本
- ゆで玉子(半分にカット) 1個
- ディル(食べやすいサイズにカット) 2本
- 万能ねぎ(小口切り) 1本
- おろしにんにく 少々
- 牛乳 100ml
- 塩 2g
- 塩こしょう 適宜
作り方
1ボウルにビーツ、プレーンヨーグルト、牛乳、塩、にんにくを入れてブレンダー等で滑らかになるまで攪拌します。
21にキュウリを加え、塩こしょうで味を調えます(冷蔵庫で1時間ほど寝かせるとさらに良いです)。
3お皿に2を注ぎ、ディル、万能ねぎ、ゆで玉子を盛り付けたらできあがりです。