鶏の照り焼きは、子どもや男性に大人気の家庭料理!
焼いた鶏肉にタレを絡めるだけの簡単な料理だと思いきや、お店のように照りが出なかったりかたくなったりと、失敗した経験がある方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、料理初心者の方でもテリッと輝く美味しい鶏の照り焼きのレシピを紹介します!ぜひ、今晩のメインメニューに作ってみてくださいね。
目次
鶏の照り焼きを美味しく作る4つのコツ
ちょっとしたコツをおさえるだけで、美味しさがグンとアップするのでぜひお試しください。
肉の厚みを揃える

厚みがある部分に火を通すためにじっくり火入れをすると、薄い部分に火が入りすぎ、かたくなります。均等に早く火が入るように厚みがある部分は事前に開きましょう。
フォークで刺す

鶏肉は熱が加わると、たんぱく質が縮んでかたくなってしまいます。特に皮目は焼き縮みが起きやすいですが、皮目をフォークで刺すと最小限に防げます。
また反り返りも少なくなるので、見た目もよくなりますよ。
片栗粉をまぶして揚げ焼きに

揚げ焼きにすることで、脂や水分が閉じ込められてジューシーな仕上がりになります。また、カリッと香ばしく焼ける、タレの絡みがよくなるといったメリットもあります。
余分な油を拭き取る

鶏肉が焼けたあと、油が残ったまま調味料を入れると、油っこい仕上がりになったりタレがサラサラになって絡みにくかったりします。いったん火を止め、調味料を入れる前にキッチンペーパーで油を拭き取りましょう。
誰でも失敗知らず!鶏の照り焼きのレシピ
今回ははちみつを使用することで、照りが出やすくコクのあるタレに仕上げました。
材料(2人分)

- 鶏もも肉 2枚
- 塩こしょう 少々
- 片栗粉 大さじ1
- サラダ油 適量
<A>
- 醤油 大さじ3
- みりん 大さじ3
- 酒 大さじ2
- はちみつ 大さじ1と1/3
作り方
1鶏もも肉は厚いところを開いて均等な厚さにし、皮目をフォークで刺します。
2塩こしょうを両面に振り、片栗粉をまぶしたら不要な粉をはたきます。
3やや多めのサラダ油をフライパンに入れて強めの中火で熱し、皮目から焼きます。
43分ほど焼き、皮目がパリッとしたら裏返し、蓋をして弱火で3〜4分蒸し焼きにします。

5余分な油をキッチンペーパーで拭き取り、皮目を再び下にします。
6混ぜ合わせた<A>を入れ、中火で煮絡めます。

7タレの水分が半分くらい飛んだら裏返して、しっかり照りが出るまで煮詰めたら完成です。

できたてあつあつを召し上がれ!
片栗粉をまぶして焼くことで、しっかりと焼き色がつき香ばしい香りがつきます。特に焼きたては香りがよく立っているので、あつあつを食べるのがおすすめ!
また、最初に厚みを揃えたりフォークで刺したりするのは省きがちな工程ですが、このひとてまを加えることで格段に美味しくなるので忘れないようにしてくださいね。