まだまだ暑い日が続く9~10月は、夏の疲れが出やすい時期ではないでしょうか。そんな時に食べてもらいたいのが茨城県のご当地グルメ、スタミナラーメンです!
「 栄養が偏りがちなラーメンで元気が出るの?」と思うかもしれませんが、スタミナラーメンは豚レバーやニラ、かぼちゃなど栄養満点の食材がたっぷりと使われています。
この記事では、見た目も味もインパクト大のスタミナラーメンの特徴やレシピを紹介しているので、元気をつけたい日にぜひ作ってみてください。
目次
スタミナラーメンとは?
まずは茨城県のご当地グルメ、スタミナラーメンの魅力をお伝えします。
甘辛いあんにたっぷりの野菜と豚レバー
スタミナラーメンは、あんかけラーメンに近い見た目です。しかし、あんに入っているのが豚レバー、ニラ、かぼちゃなどラーメンの食材としては珍しいものばかり。たっぷりの野菜が取れるのが嬉しいポイントです。
もちもちの太麺
スタミナラーメンに使われる麺は太麺です。ちぢれた太麺があんによく絡みます。
スタミナホット?スタミナ冷やし?
醤油ラーメンの上にあんをかけるホットバージョンの他に、冷水でしめた麺にあんをかけるスタミナ冷やしがあります。
話題沸騰!茨城のスタミナラーメンのレシピ
スタミナラーメンのことが分かったところで、早速レシピを紹介します。
今回は「スタミナ冷やし」です!
材料(2人分)
- 中華麺 2玉
- 豚レバー 100g
- キャベツ 1/4個
- ニラ 1/2束
- にんじん 1/2本
- かぼちゃ 1/8個
- 片栗粉 適量
- 牛乳(レバー下処理用) 50ml
<あん>
- 水 300ml
- 水溶き片栗粉 大さじ1と1/2
- A:中華スープの素 大さじ1
- A:醤油 大さじ1
- A:みりん 大さじ1
- A:砂糖 大さじ1
- A:豆板醤 小さじ1
作り方
<レバーの下処理>
1豚レバーを食べやすい大きさにカットしてボウルに入れ、水を2~3回変えながら血や汚れを洗い流します。
2ザルにあげて水気を切り、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
3トレイやバットにレバーを並べて牛乳を入れ、30分ほど置いて臭みを取ります。
4表面についた牛乳を流水で洗い流し、キッチンペーパーで水分を拭き取ります。
<あん>
1キャベツは食べやすい大きさにざく切り、ニラは5cmの長さにカット、にんじんは2〜3mmの厚さの正方形、かぼちゃは5mmの厚さにカットします。
2下処理をしたレバーに片栗粉をまぶします。
3フライパンに多めの油(分量外)を入れて熱し、キャベツ、にんじん、かぼちゃを揚げ焼きにし、バットに取り出します。
4続いてレバーを揚げ焼きにし、バットに取り出します。
5鍋に水を入れて沸かし、Aを入れます。
63と4とニラを加えて混ぜ合わせ、ニラがしんなりとしたら水溶き片栗粉でとろみをつけます。
<仕上げ>
1麺を茹でて、冷水で冷やします。
2麺をお皿に盛り、あんをたっぷりかけたら完成です。
美味しいスタミナラーメンを作るポイント
スタミナラーメンを作るときは、
- 豚レバーの下処理をして臭みを取ります。
- 野菜のシャキシャキ感を残すため、あんと合わせたらサッと馴染ませます。
- あんの仕上がりに合わせて、麺が茹で上がるように調節します。
今回はスタミナ冷やしのレシピを紹介しましたが、温かいスタミナラーメンが食べたい場合は、市販の醤油ラーメンにあんを乗せるだけでOKです。
栄養満点のスタミナラーメンを食べて残暑を乗り切ってくださいね!