hitotemaの姉妹サイト「Route×Food(ルートフード)」は、調理動画チャンネル 。プロ直伝のレシピを生産者直送の新鮮食材で調理しています。プロ仕様なので、どれも本格的!
![ボロネーゼ](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-03.jpg)
今回はその中から、北海道・倶知安町のイタリア料理店「Otto Uno(オットウーノ)」さんが教えてくれる「ボロネーゼ」を、レシピ通りに実際に作っていく様子と、作ってみた感想をお伝えしていきます。
結論だけ先に言いますと、
いつものボロネーゼと全然違いました!!!
これが本物だとするなら、普段作っているのは「挽き肉入りのトマトソース」という感じです。ボロネーゼじゃなかったことに気づいてしまった……。
というわけで、さっそく調理にまいりましょう。
目次
材料(2人前)
![材料(2人前)](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-04.jpg)
- 牛ミンチ 300g
- 玉ねぎ (みじん切り) 1個
- にんじん (みじん切り) 1/2個
- セロリ (みじん切り) 1/2本
- ホールトマト缶詰 1缶(400g)
- オリーブオイル 50ml+大さじ2
- 赤ワイン 200ml
- ローリエ 1枚
- ナツメグ 小さじ1/3
- 砂糖 小さじ1
- 塩 適量
- ブラックペッパー 適量
- スバゲッティー 160~200g(1人前80~100g)
- 粉チーズ 適量
まず、カメラに収まりきらないのではないかと思うほどの食材の量が衝撃でした。2人前なのに牛ミンチは山盛りあるし、野菜をみじん切りにするだけで大きな達成感。まだまだこれからなのに……!
作り方
1ホールトマト缶をザルで濾す。
![トマト](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-05.gif)
カットトマトではなく、ホールトマトをあえて濾すなんて…!ポテトマッシャーを使うとわりとラクでした。
2鍋にオリーブオイル50mlを引いて、みじん切りにした玉ねぎ・にんじん・セロリを入れ、焦がさないように弱火で10~15分火を通す。
![野菜炒める](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-06.jpg)
オリーブオイルの量が、いつもなにげなく使う量の倍。オイルたっぷりなので、そうそう焦げることはありません。写真は15分後の状態です。
3別のフライパンにオリーブオイル大さじ2を引いて、牛ミンチを入れ、押し付けながら焼く。
![ミンチ1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-07.jpg)
押し付けながら焼く!?
いままで、最初からヘラでかき混ぜてました……。
4底面に焼き色がついたら全体をほぐすように焼く。
![ミンチ2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-08.jpg)
ちょっと焦がしてから混ぜるのがポイント、ってことなんでしょうか。
コンロが2口あれば、野菜を炒めるのと同時進行にすると時短になりますね。
5全体に火が通ったら赤ワインを入れる。
![赤ワイン1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-11.jpg)
6アルコールを飛ばしながら半量くらいになるまで煮詰める。
![赤ワイン2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-12.jpg)
これが半量になった状態。強めの中火で8分くらいでした。
ここまで煮詰めないといけないのか……。赤ワインを入れるとワインくさいソースになるので入れないことが多かったのですが、火を止めるのが早かったんですね。
72の鍋に1のトマトと4の牛ミンチを加える。
![野菜トマト牛ミンチ](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-13.jpg)
87にローリエ・ナツメグ・砂糖を加える。
![ローリエ](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-14.jpg)
ローリエは「本格ソースの定番」というイメージですが、ハンバーグに必須のナツメグも入れるんですね。そしてきっと、小さじ1の砂糖も必要な隠し味なのでしょう。
9弱火で30分煮込み、塩とブラックペッパーで味を調える。
![弱火で30分](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-15.jpg)
グツグツしてきたら完成かな、と思いきや、さらに30分!
これが30分後の状態です。野菜がさらに煮込まれて、ソース全体が一体化したようでした。
10パッケージの表示時間通りにスパゲッティを茹でる。
![スパゲッティ](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-16.jpg)
水の量に対して1%の塩を入れて茹でるのだそうです。
11フライパンでボロネーゼソースを温め、茹でたスパゲッティを入れて絡めたら塩を加えて味を調える。
![ミートソースを絡める](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-17.jpg)
手順では「ボロネーゼソースを温め」となっていますが、ソースを作り置きせずすぐに食べる場合は、最後の30分の煮込み中にパスタを茹でれば効率的ですね。
12お皿に盛り付け、粉チーズをかけて完成。
![完成写真](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-18.jpg)
いやもう、これはお店の味!
ワインくささもないし、セロリの風味が複雑な味わいを生んでいます。麺の量に対して多すぎるくらいのお肉が贅沢で、ときおり感じるにんじんの味。
これは美味しい~!
![ソース残り](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-19.jpg)
麺全体にうまくソースを絡めることができず、これくらい残りました。このソースを使いきって、かつ美しく盛れるのがプロってことなんでしょう。
残ったソースは、バゲットに乗せていただきました。
本格レシピは、ほかにも!
この動画では、ボロネーゼ以外に2品、牛ミンチを使った以下のお料理をご紹介しています。
![ポルペッティ](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-01.jpg)
こちらは「ポルペッティのトマト煮込み」。作り置きに便利なイタリア風ミートボールです。
![パニーニ](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-02.jpg)
こちらは「和牛イタリアンハンバーグのパニーニ」。つなぎなし、ビーフ100%なのでぜひ動画のレシピどおり和牛で作ってみてください。
なお、動画で使っているのはポケットマルシェで購入した佐賀牛ミンチ!
【佐賀県・山下牛舎】https://poke-m.com/producers/172
また下記の2動画も、オリーブオイルやアンチョビの使い方がイタリア料理のプロならではのレシピ動画です。ぜひ、あわせてご覧ください。
きゅうりレシピ3品:https://youtu.be/6o81uj8iz8c
丸茄子レシピ3品:https://youtu.be/zUN0ssYipKs
レシピ提供店:Otto Uno(オットウーノ)
![オットウーノ外観](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-18-1.jpg)
![オットウーノ内観](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/07/12350-19-1.jpg)
海外旅行者からの人気も高い、倶知安町のイタリア料理店。
リーズナブルながらどのお料理も美味しいと評判で、ワインはもちろん日本酒もあるという、特別な日にも普段使いにもおすすめのお店です。
住所:北海道虻田郡倶知安町北2条西1丁目1-1
電話番号:0136-55-8846
営業時間:18:00~23:00
定休日:月曜日
公式サイト(Facebookページ): https://www.facebook.com/ottouno/
Route×Foodについて
Route×Foodの取り組みは、社会貢献も兼ねています。
詳細については、こちらの記事もぜひご覧ください。
「おいしい」で笑顔プロジェクト(YouTube再生リスト):
https://www.youtube.com/playlist?list=PLiWiVZ-KxNlzD2UM9uCwbCpbJwjTL629q
プロジェクト紹介記事(hitotema):
https://hito-tema.net/special-feature/11452