ジョージア「シュクメルリ」のレシピ!本場ならではのスパイスで作ろう #世界の料理

ジョージア「シュクメルリ」のレシピ!本場ならではのスパイスで作ろう #世界の料理

ジョージアは東ヨーロッパに位置し、古来シルクロードの要所として栄えた南コーカサス地方に位置する共和国です。面積は日本の1/5ほどで首都はトリビシ。公用語はジョージア語です。

旧ソビエト連邦時代の呼び名は「グルジア」でしたが2015年以降、英語表記に由来する呼び名「ジョージア」へ日本政府も変更しました。ジョージア出身力士栃ノ心の活躍でその名を聞くことが増えたのではないでしょうか。

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ジョージアってどんな国?

コーカサス地方
世界遺産・メスティアの街(画像出典)PIXTA

日本と同じ温暖湿潤気候で四季の変化があり温泉も多く湧き出ている自然豊かで食材も豊富な長寿国。コーカサス山脈はヨーロッパ最後の秘境とも呼ばれ、美しい自然の中でのハイキングやトレッキングが楽しめます。また初夏の高山植物が咲き誇るフラワーハイキングは人気のコースとなっています。

スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂
スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂(画像出典)PIXTA

キリストが磔(はりつけ)にされたとき着ていた外衣がこの下に埋められているという、スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂、6世紀に建設されたジュヴァリ大聖堂、ゲラティ修道院をはじめ古都ムツヘタは町自体が世界遺産に登録されているので世界遺産巡りが楽しめます。

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ジョージア料理の特徴

ジョージアは北にロシア、西にヨーロッパ、南に中東、東にアジアというあらゆる文化に囲まれ、また歴史的に民族が入り乱れる地域だったため、料理も各国の影響を受けています。各地の良いとこ取りをしたジョージア料理は日本人好みの絶品グルメに溢れています。
乳製品が豊富で、パクチー、クルミを使う料理が多いのが特徴です。ジョージア発の食材として日本人に一番有名なのはカスピ海ヨーグルトでしょうか。

また、ワイン発祥の地として知られるジョージア。ワイン造りが始まったのは紀元前6000年と言われています。

ジョージアワイン

最近ではジョージアワインの独自製法が「無形文化遺産」に登録されたことから 再び注目され、世界で人気となっています。このように、ボトルの形も特徴的。
また、香辛料や食材を使った料理に合わせやすいオレンジワイン(ジョージアではアンバーワインと呼ばれる、 白ブドウを使って赤ワインのように造ったオレンジ色のワイン)は、世界の料理人からも支持されています。

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シュクメルリとは

日本では昨年末から「松屋」さんが期間限定で発売したことで一気に有名になった料理がシュクメルリ。今回はこの「世界で一番にんにくを美味しく食べるための料理」とも称されるシュクメルリの作り方をご紹介いたします。にんにくをたっぷり使った、シンプルながら旨味あふれる最後の一滴まで楽しめる一皿です。

シュクメルリのレシピ

シュクメルリのレシピ

松屋さんの公式レシピと異なる点としては、やはり本場ではかかせないコリアンダーパウダーとフェヌグリークパウダーを使う所です。コンソメ等を一切使わないのに驚くほどの旨味あふれる魅惑のシュクメルリ。一度食べたらハマる、本場のレシピでお楽しみください。

材料(2人分)

材料
  • 鶏もも肉 300g
  • にんにく(潰す) 6片
  • 牛乳 300 ml
  • コリアンダーパウダー 小さじ 1
  • フェネグリークパウダー 小さじ 1
  • シュレッドチーズ 60g
  • パクチー 2本
  • 塩 4g
  • オリーブオイル 大さじ 2

作り方

鶏もも肉を食べやすい大きさにカットし、塩をまぶし30分ほど置きます。

フライパンにオリーブオイルを入れ、の鶏もも肉の皮を下にして中火にかけます。

皮がパリッとしてきたらひっくり返し、全体に火が通ったらいったん鶏もも肉を取り出します。

のフライパンににんにく、コリアンダーパウダー、フェネグリークパウダーを入れ香りがたつまで弱火で炒めます。

フライパンにの鶏もも肉を戻し、牛乳も加えて弱火でひと煮立ちさせます。

チーズを加えて完全に溶かし、再度ひと煮立ちさせたら盛り付けます。

最後にパクチーを乗せて出来上がりです。

完成写真
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コリアンダーパウダーとフェヌグリークについて

コリアンダーパウダーはコリアンダー(パクチー)の種をパウダーにしたもの。コリアンダーの葉とは違い、ほのかな柑橘系の穏やかな風味です。

フェヌグリークは最近美容効果が高いことで有名になってきたスパイスで、セロリやカラメルのような甘さと苦味があります。インド料理にはかかせないスパイスで、ジョージア料理にもよく使いますよ。

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