宮城県のお気に入りを3品 #日本おつまみ漫遊記 vol.8

宮城県のお気に入りを3品 #日本おつまみ漫遊記 vol.8

新型コロナの影響で、気ままな旅がむずかしくなって早数か月。日本各地をまわって地元の味を楽しむのが何より好きな私には、さびしい日々が続いております……。

そうだ、せめても自宅飲みで旅気分を楽しもう。せっかくなら「日本おつまみ漫遊記」のネタにもさせてもらおうということで、今回は宮城県をテーマに大好きな3品を選びました。私は4歳から12歳までを宮城で過ごしたんです。思い入れのあるあれこれ、ぜひ一緒に味わってください。

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「しそ巻き」

しそ巻き

しそ巻きを食べたのはいつが最初だったかな。気がつけばおなじみの存在になっていました。どこのスーパーでも売っていて、普段のおつまみ、おかずとして定番のもの。おおぜいが集まったとき、卓のメイン料理の脇に必ずあるような、そんな存在なんです。味噌に唐辛子やクルミ、あるいはゴマなどを加えて青じそで巻いて、揚げ焼きにして作られます。

しそ巻き断面

断面図、クルミがあるの分かります?パリッと揚がった青じそとナッツの香ばしさ、味噌のコクがいい相性なんですよ。砂糖をきかせた甘いものと、唐辛子をきかせた辛いものと2パターンあって、私は辛いほうで飲むのが好きだけど、「甘いのと酒が合うんじゃないか」という人もいますねえ。

「冷蔵庫にいつも入ってるイメージなんだよね、しそ巻きって」とは、仙台の友人の談。そうそう、そうだったな。なんだか急に、しそ巻きの入っていない今のうちの冷蔵庫がさびしく思えてしまった。しそ巻き、ルックスは地味に見えると思いますが、宮城の人々に愛されているんですよ。

「いつでも冷蔵庫に入ってる定番フード」って、日本各地にありますよねえ。いつか特集してみたい。

高政「揚げかまぼこ たこ」

揚げかまぼこ たこ

宮城名物というとよーく挙がるのが、笹かまぼこ。練り物メーカーさんがとても多くて、県民それぞれに“ごひいき”があります。笹かま(県民はこう略すること多いんです)以外でも各社いろいろオリジナル製品を作っていますが、女川町『高政』さんの揚げかまぼこシリーズ、偏愛してます。なかでも「たこ」が、好きでねえ……。

高政さんの揚げかまぼこすべてに共通してることですが、まず食感がフワフワで、噛んでて実に心地いい。そして魚の自然なおいしさがしっかりと感じられるんです。すり身になる魚自体を自社で調達、すり身を白くするための「水さらし」の工程を1~2回と最小限におさえるなどの工夫が独自のおいしさの理由と聞きます。

揚げかまぼこ たこ カット

これね、タコの身とあおさのり、紅ショウガが具として入ってるんですよ。そう聞くとジャンクに思うかもですが、ジャンキーになりすぎず、さりとて上品すぎることもなく、バランスがうまいんだなあ。このまま炙ってつまみにするのもいいけど、だしで煮てうどんの具にしても最高なんだ……。

ちなみに、宮城では笹かまやかまぼこ類も「いつでも冷蔵庫に入ってるイメージ」ですね。おやつ代わりによく食べてました、笹かま。何かしらでもらったり、おすそわけされたりするんですよ。

松倉「パパ好み」

パパ好み

「ママも喜ぶ パパ好み」ってキャッチフレーズを目にするたび、心の中が懐かしさでいっぱいになります。見てのとおりのおかき詰め合わせですが、味わいがなんとも、やさしくて、さっぱりしてて。そこが好きなんだ。

食べてすぐ「醤油!」とか「塩気!」とかが来ない。お米をじっくり噛んだときのおだやかな甘みが感じられます。そう、「おだやかー」なんですよ。今回あらためて味わって、「お米の味を大事にされてるなあ」と感じ入りました。米菓とはかくあるべき、とも。

大崎市の古川というところにある『松倉』さんが製造元。HPを見たら「パパ好み」は1960年に誕生とあります。なんと今年は生誕60周年だったんですね、おめでとう、パパ好み。

仙台駅の売店でも買えるので、私はいつも2袋ほど買って、新幹線でビールのつまみにするんです。今はもう親も住んでいないのですが、心のふるさとと感じている地なので、年に一度ぐらいは訪ねています。ああ、また早く宮城に行きたいな。

3品

今回ご紹介した3点は、東京・池袋にあるアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」でも買えますので、お近くのかたはぜひ寄ってみてください!

<参考価格>
しそ巻き(3串入り) 370円
揚げかまぼこ たこ(1個) 140円
パパ好み(1袋) 108円

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hitotema

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