暑い夏を涼やかに。涼を感じさせてくれる夏色のお菓子5選 #トラベルライターのお取り寄せ

暑い夏を涼やかに。涼を感じさせてくれる夏色のお菓子5選 #トラベルライターのお取り寄せ

年々暑さが増しているように感じる日本の夏。外に出るのもためらわれてしまうほどですが、ステイホームが続く今の時期。家のなかをクーラーで涼しくして、目で楽しむ涼しげな夏のお菓子はいかがでしょう。涼を感じさせてくれるかわいいお菓子を5つまとめてみました。

スポンサーリンク

ノスタルジックな和菓子4種を詰め合わせ。山川・朝汐本舗 風流堂の「あまの川」

3種類の上生菓子とあまの川を詰め合わせた「夏空」
(2021年販売)

松江藩中興の祖であり、「不昧(ふまい)」と号した7代藩主・松平治郷公。大名茶人として茶の湯文化を育成し、大きな足跡を残しました。そうした名残から京都や金沢とならび、島根県松江市は三大和菓子処として茶会で使われる和菓子を今日に伝えています。

風流堂は明治23年(1890年)に創業した菓子舗で、大正時代に不昧公が好んだ紅白の落雁「山川」を復刻。ほかにも御歌にちなんだお菓子の製造・販売をしています。

季節の夏棹菓子「あまの川」は、神秘的な夏の夜を表現した羊羹で、繊細な技巧にうっとり。大切な人への夏の贈り物にも最適です。

商品お問い合わせ先

オンラインショップ:https://www.furyudo.jp/

スポンサーリンク

まるで小さな芸術品! 加藤皓陽堂の「うちわ煎餅」

まるで小さな芸術品! 加藤皓陽堂の「うちわ煎餅」

加賀百万石の文化が今も息づく城下町・金沢。藩祖・前田利家や二代藩主・利長が茶の湯を千利休から学び、加賀藩に茶道を定着させました。
松江と同じく、茶席で出される甘味から菓子文化が発展していきました。今も市街地には寺院が数多く残っていますが、浄土真宗が執り行う宗祖・親鸞聖人の法要「報恩講」で庶民にお供え菓子を振る舞われることで、和菓子の文化が大名だけでなく庶民にも広がっていったといわれています。

そんな加賀の伝統的な和菓子づくりを行っている「加藤皓陽堂」の、夏のお菓子といえば「うちわ煎餅」です。赤ちゃんの握りこぶし大くらいの小さなおせんべいに、朝顔や水辺の白鷺など風雅な絵が描かれています。すべて日本画家に描いてもらった絵を元に図案を起こし、職人さんが手作業で絵付けをしているとか。まさに食べられる美術品といえそうです。

商品お問い合わせ先

オンラインショップ:https://katokoyodo.com/

スポンサーリンク

毎年恒例、夏だけのお楽しみ。デルレイの「フリュイ ドゥ メール」

ベルギー・アントワープで1949年に創業した老舗チョコレートブランド「DelReY(デルレイ)」。日本ではダイヤの形をした「ダイヤモンドショコラ」がシグニチャーとしてよく知られています。銀座にあるショップでは、ベルギーから直輸入したボンボンショコラやマカロン、焼き菓子などを販売しています。初夏から秋口にかけては、ソフトクリームもぜひ味わいたい逸品。コクのある味わいは、カカオの風味に負けない濃厚な北海道産のミルクを使用しています。

そして夏にだけ買えるお楽しみが、2016年から販売開始された「fruits de mer(フリュイ ドゥ メール)」のシリーズ。フランス語で貝類や甲殻類を意味する言葉で、直訳すると海のフルーツ。日本の“海の幸”に近いイメージでしょうか。創業地・アントワープが港町であることから、ムール貝やエビを精巧にかたどった6種のショコラが詰められています。センターにはピスタチオやシャンパン、コーヒーなどのガナッシュ入り。自分のために買って楽しみたい、大人向けの上質なチョコレートです。

商品お問い合わせ先

オンラインショップ:https://delrey-online.shop/

本物の貝を使った、夏限定の涼菓。亀屋則克の「浜土産(はまづと)」

京都で三大亀屋といわれた「亀屋良則」。そこで修業した初代が別家として開業し大正5年(1917年)に暖簾分けされて独立。御菓子司「亀屋則克」を創業しました。古い時代に呉服屋で行われていた座売りと呼ばれる、来店客を畳に上げて商品を見せながら売るスタイルを今も行う希少なお店です。現在は4代目を数え、創業当時からの製法を守り続けています。

​代表銘菓の「浜土産」は初代がまだ「亀屋良則」に奉公をしていた頃に、海から離れた京都でも浜辺の風情を味わえる日持ちするお菓子をと考案されたそう。本物の蛤の貝を広げると、なかには寒天を溶かした琥珀糖と味噌風味の浜納豆が一粒入れられています。冷やして食べると、つるんとした甘い寒天と塩気とコクのある浜味噌がほどよく調和する、他にない独特の味わいが人気。海辺からのお土産を思わせる、檜葉を敷いた磯馴籠(そなれかご)に梱包された贈答用がおすすめです。

商品お問い合わせ先

オンラインショップ:https://www.kameyanorikatsu.com/

スポンサーリンク

果物がぎっしり。断面まで美しいUCHU wagashiの「フルーツの羊羹」

「人をわくわくさせたり幸せにする和菓子」をテーマに、京都で新感覚の和菓子を作るUCHU wagashi。100年後、新しい文化になることを目指して現代的な感覚を巧みに取り入れ、カラフルでポップな落雁や、おもちゃ箱のようにかわいいものが詰まった金平糖などを開発。独創的でかわいい創作和菓子はあっという間に話題になり、大人気の菓子舗になりました。

「フルーツの羊羹」も、そんな願いを込めて作られたお菓子で、白あん仕立ての羊羹のなかにモモやブドウ、甘夏といったフルーツをどっさり流し込んでいます。封を切ると甘いフルーツの香りが鼻孔をくすぐり、不思議とわくわくした気持ちに。紫やピンク、黄色のフルーツがみえる色鮮やかな断面も美しく、まさに和菓子の新時代を予感させる逸品です。

商品お問い合わせ先

オンラインショップ:http://uchu-wagashi.jp/

まとめ

まとめ

夏の甘味というと、つるんと食べやすい寒天系の冷たいお菓子が主流ですが、見た目に楽しい夏のビジュアル系お菓子もまたよいもの。在宅ワークをしたりステイホームしたりで季節の移ろいを感じにくくなったという声もありますが、食べ物で四季を感じてみるのも一興。旬の野菜や果物に加えて、ご紹介したようなお取り寄せで少しでも楽しく夏をお過ごしください。

【当記事につきまして】
ライター大浦春堂さんがおすすめ商品を選定し、掲載許可を得て記事を作成しました。

関連記事

>hitotema

hitotema

贅沢・丁寧は、難しい。でも、節約・時短ばかりじゃつまらない。日々の生活を彩る、嬉しい情報を届けます。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。
Cookieなどの設定や使用の詳細については詳細をよくお読みいただき、これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになりますので、ご了承願います。

同意する