爽やかな甘酸っぱさに感動。岩手沢菊「山ぶどうチーズケーキ」 #東北くだもの便り

爽やかな甘酸っぱさに感動。岩手沢菊「山ぶどうチーズケーキ」 #東北くだもの便り

岩手県久慈市に、とっても美味しい山ぶどうのチーズケーキを販売しているお店があると聞きました。
「お取り寄せしてみたいけど、チーズケーキってお取り寄せできるのかな?」と思いつつ、ネットで検索したところ、できました!
冷凍の「山ぶどうチーズケーキ」を、1個から通信販売で買うことができます。

一口いただいた瞬間、その美味しさに思わず「これはリピ決定だね。」とつぶやいた、絶品のチーズケーキ「山ぶどうチーズケーキ」をご紹介いたします。

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とっても上品なラッピングの中には、とっても繊細なチーズケーキが!

「山ぶどうチーズケーキ」を販売しているのは、岩手県久慈市で昭和5年に開業した沢菊(さわぎく)さん。
久慈市は岩手県の北部に位置し、太平洋に面している街。日本最長のリアス式海岸があることでも有名です。実は、わたしが以前住んでいた青森県八戸市からだと車で1時間ちょっとなので、とても親近感のあるところです。

そんな久慈市の老舗お菓子屋さんからお取り寄せした「山ぶどうチーズケーキ」は、とっても上品にラッピングされて届きました。
ピンクの円形の箱には、薄紫色の柔らかい紙でできたリボンが“ふんわり”とかけられています。なんて上品なラッピングなのでしょう。

それにしても、円形の箱に入ってくるスイーツは珍しいですね。まるでオーガンジーがかけられた華奢な帽子とか、宝石とかが入っていそうな形の箱。どんなふうにチーズケーキが入っているのか、ワクワクしながら、いざ、ラッピングオープン!

「すごい!ぴったり!」と思わず感心してしまった、ビジュアルがこちら。円形の箱にぴったりと入っています。
とても繊細な雰囲気のチーズケーキです。形を保ったまま、よくぞ無事にたどり着いてくれたと嬉しくなりました。
なるほど、だから円形の箱だったのですね。

慎重に箱から出して、ラッピングを外し、ケーキの雰囲気に合わせて小花柄のお皿に乗せてみました。
・・・なんて可憐なの。

この「山ぶどうチーズケーキ」の可憐な上部のデザインは、岩手県久慈地方にある平庭高原の白樺林の中を、姫蛍が乱舞する幻想的な世界が表現されています。
一つひとつ手作業で山ぶどうソースを絞っているのだそう。

この、繊細なふわとろ感、伝わるでしょうか。

「山ぶどうチーズケーキ」は、自然な甘酸っぱさが魅力的な“山ぶどうソース”とふわとろ感がたまらないチーズケーキが見事にコラボレーションしています。

冷凍状態で手元に届く「山ぶどうチーズケーキ」ですが、解凍時間によって、食感が変わるそうです。(解凍は常温で18度が一定の目安)
解凍60〜90分では、シャーベット状でシャリシャリ。解凍90〜120分では、ひんやりアイス状。解凍120〜150分で、ふわとろの食感に。

わたしは、ふわとろ感を楽しみたかったので、解凍150分ほどでいただきました。

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北国の豊かな自然を感じる「山ぶどうチーズケーキ」

下から、ふわふわとしたスポンジ部分。その上に、たっぷりのフレッシュチーズと生クリームで作られているレアチーズケーキ部分。甘酸っぱい山ぶどうソースを挟んで、さらにレアチーズケーキが重ねられ、上部には、山ぶどうソースで久慈地方の蛍の群舞がデザインされています。

写真からはなかなか伝わりづらいのですが、解凍150分後の、レアチーズケーキ部分のふわとろ感が尋常ではありません!
レアチーズケーキ部分は、クリームチーズくらいのやわらかさ。ナイフでなんとか切り分け、この状態にしましたが、もしかしたら、ホールごとスプーンで食べるのが一番いいかもしれません。

ふわとろが好きな方は、解凍120分以上、ぜひ待ってくださいね。

久慈地方の山ぶどうは、酸味が強いけれど甘味も強いのが特徴。また、小粒で種が大きいので、とれる果汁の少ない貴重な果実なのだそう。この山ぶどうを濃縮し糖度30%に仕上げたソースが、山ぶどうソースです。
どんなお味なのかドキドキしてしまいますね。
そして、食べてみて、思わず「これはリピ決定だね。」とつぶやきました。

山ぶどうソースの甘酸っぱさは、爽やかで気持ちが軽くなるような清廉な美味しさ。
甘さからは自然が与えてくれるナチュラルな恵みを、酸っぱさからは北国の山の清らかな空気感を感じます。
また、レアチーズケーキ部分にも、濃厚ヨーグルトのような甘酸っぱさがあります。
「山ぶどうチーズケーキ」は、山ぶどうソースの甘酸っぱさとレアチーズケーキの甘酸っぱさが繊細に組み合わされた、絶品チーズケーキです。

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沢菊さんの和菓子「ぶすのこぶ」もいただいてみました

「#東北くだもの便り」の記事ではありますが、せっかくお取り寄せするなら、他のお菓子も食べてみたい、と思いまして。
沢菊さんのロングセラー商品「ぶすのこぶ」もいただいてみました。

昭和46年、岩手の久慈渓流で社長さんが目にした一枚の看板がきっかけとなり生み出された、沢菊さんオリジナルの和菓子。
「ぶすのこぶ」という商品名がとても印象的ですね。どんな意味があるのでしょう?ぜひお取り寄せして、中に入っている説明書きを読んでみてくださいね。

!?
開けてみてびっくり。
これは、お饅頭?
皮で包んであるというよりは、何かをまぶしてあるような雰囲気です。

「ぶすのこぶ」は、粒あんに特製バターを使った生地をまぶし、高温でさっと焼き上げているのだそう。

あんこがたっぷり!みっちり!
外側はカリッと、中のあんこは程よい甘さ。お饅頭的なフォルムではありますが、餡にまぶしてある特製バターの生地が、お饅頭の皮とは全く違います。味わいとしては、きんつばに似ている美味しさがあり、カリッとした生地と餡の柔らかさの食感のコントラストが絶妙です。
これはまさに、「ぶすのこぶ」というオリジナルの和菓子です!
こちらもぜひいただいてみてほしい逸品です。

まとめ

(画像出典)PIXTA

北東北岩手県の久慈地方には、白樺林の景勝地として名高い平庭高原や、清らかな流れを持つ久慈渓流など、豊かな自然があります。

その自然にインスピレーションを得たお菓子を製造販売している沢菊さん。

自然の甘酸っぱさに感動する「山ぶどうチーズケーキ」や、ロングセラーのオリジナル和菓子「ぶすのこぶ」など、お取り寄せして楽しんでみてはいかがでしょうか。

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kaoriの美味しいもの絵日記

沢菊の基本情報

岩手県久慈市十八日町2丁目1(本店)
0194-52-3555
岩手県内に4店舗、全国での催事出店もされています。

通販サイト

公式サイト兼オンラインショップ

商品情報

山ぶどうチーズケーキ

原材料:ナチュラルチーズ、生乳、クリーム、卵、砂糖、小麦粉、バター、ホエーパウダー、山ぶどう、レモン果汁、ゼラチン、安定剤(カラギナン)、乳化剤、ゲル化剤(増粘多糖類)、pH調整剤(原材料の一部に大豆由来を含む)
賞味期限:製造日より冷凍90日(解凍後は2日以内)
保存方法:要冷凍(-18℃以下) 解凍後は冷蔵庫に保管

ぶすのこぶ

原材料:小豆、砂糖、水飴、小麦粉、卵、マーガリン、バター、寒天、食塩、みりん、トレハロース、膨張剤、香料(原材料の一部に大豆を含む)
賞味期限:常温40日
保存方法:直射日光、高温多湿を避けて常温で保存

【当取材記事につきまして】
ライターmikami kaoriさんが企画・取材依頼して記事を作成しました。

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