酸っぱいビール?ブルックリンベルエアサワーとサーモンの相性が抜群

酸っぱいビール?ブルックリンベルエアサワーとサーモンの相性が抜群

いよいよ本格的な夏到来!
まさにビールのトップシーズンである。
刻々と移り変わるビアシーンのなかで、いま最も夏にぴったりかつ注目のスタイルがサワー。
いや、レモンサワーとかチューハイとかそういうのではない。ビールがそのままsour(酸っぱい)なのである。
今回はサワービールで夏を楽しむ方法をお伝えしたい!

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伝統がある酸っぱいビールが米国で進化。

そもそも皆さんは ビール=苦いもの と思っていないだろうか?

確かにビールの主流派は苦い。
でも、広いビールの世界のなかには「これお酢?」と思ってしまうくらい酸っぱいビールがある。
その代表格がベルギーのブリュッセル近郊で造られるランビック。
普通なら純粋培養した酵母で発酵させるところ、これは空中に浮かぶ野生酵母で発酵させる。
結果、よくわからない菌も入り込んで酸味を帯びるというその名の通りワイルドなビールなのだ。

このベルギー伝統のビアスタイルにインスパイアされたのが、乳酸菌を使ったサワービール。特にクラフトビール先進国のアメリカで人気を博している。
日本に入って来ないブランドが多いなか、キリンと提携しているブルックリン・ブルワリーの「ブルックリンベルエアサワー」は入手しやすい貴重種。ぜひこの夏に飲んでみたい!

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ラベルを鑑賞していざテイスティング!

まず瓶の佇まいがオシャレなのがブルックリン・ブルワリーのズルいところ。
印象的な「B」のロゴは「I♡NY」でお馴染みの世界的デザイナー、ミルトン・グレイザーが手掛けたもので、報酬はビールだけだったという伝説がある。ベルエアサワーのラベルはパステルカラーでキュートな印象だ。

液色はややくすみのあるゴールド。泡持ちはまずまず。香りはホップ由来だろう、パイナップルのようで実にトロピカル。期待を高めながら一口飲んでみると…

かなり酸っぱくて、口のなか爽快!

普通のビールよりレモンサワーの方に味が近いのではないか。アルコール度数は4.5%でややライトなのでゴクゴクいける。本当に夏にぴったりだ。

さて、この一本、どんな食べ物を合わせたらよいだろう。
酸味のある柑橘系の果物は間違いなく合う。ドレッシングのようなニュアンスもあるので、サラダと合わせるのも良さそうだ。
あとは白身魚のカルパッチョなんかにも合いそう。

そうだ、「魚」と夏の風物詩「BBQ」だったらどんなメニューがいいだろう?と考えてたどり着いたのが、「サーモンのたたき」!

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炎でひと炙りしたサーモンでペアリング!

まずお刺身用のサーモンは鉄串を刺してスタンバイ。

これを爽やかでアジアンな香りが広がるレモングラス(我が家では妻が庭で育てている)でわら焼きに。もちろん、普通の稲わらでもOK!

これを熱した炭の上へ置くと…

程なくしてかなりのファイアー具合。辺りに香ばしい匂いが漂う。

すかさずサーモンを20~30秒炙る。

時間が経過したらすぐに氷水で締める。
あとは身を切って、刻んだパセリやナッツなんかを散らした上にポン酢を流して完成。ちなみに、レモングラスがない場合はポン酢にレモングラス(できればフレッシュ、なければ乾燥でも)を一晩漬けておくという手もあり。

これが最高にベルエアサワーと合う!
ポイントは4つ。

サーモンの淡い生臭さをビールの酸味がスカッと吹き飛ばしてくれる。

パセリとホップのハーブ感が共鳴。

ナッツの穀物感とモルトの穀物感も共鳴。

レモングラスの爽やかな香りが終始、ペアリングに奥行きを加えてくれる。

もちろん普通の刺身でも十分楽しめるが、もしBBQが身近だったらぜひこのたたきにトライしていただきたい。炎が上がって盛り上がるし、ビール単体では決して味わえないペアリングの妙が体感できる。

ブルックリンベルエアサワーから始めよう!

これまでの大手ビールになかった酸味、を特徴とするサワービール。
そのまま飲んでもさっぱりしていて美味しいし、今回試したように魚と合わせても抜群だ。
と、いうことは日本の国民食、お寿司とも合うということ!
これはもう間違いなく日本でも流行るだろう。

入門編として、この夏はブルックリンベルエアサワーから始めてみては?

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ブルックリンベルエアサワーの情報

原材料名:麦芽、ホップ
内容量:355ml(瓶)
アルコール度数:4.5%
ベルエアサワー公式ページ:
http://www.brooklynbrewery.jp/beers/brooklynbelairsour/
公式オンラインショップ(DRINX):
https://drinx.kirin.co.jp/beer/brooklyn/bellair6/

【当取材記事につきまして】
キリンビール様よりご案内を受け、試飲させていただいて記事を作成しました。

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