一粒のいちごで笑顔&元気に。仙台「一苺一笑」のいちご狩り #東北くだもの便り

一粒のいちごで笑顔&元気に。仙台「一苺一笑」のいちご狩り #東北くだもの便り

赤くて瑞々しくて甘酸っぱいいちご。味はもちろんのこと、皮をむかなくてもいい手軽さや、鮮やかでキュートな赤色がとても魅力的なフルーツです。私はフルーツの中でも、いちごが大好き。以前、インフルエンザと肺炎で全く食欲がなかったときも、いちごだけは食べることができました。

今月ご紹介するのは、宮城県仙台市にある「一苺一笑(いちごいちえ)松森農場」さん。東日本大震災で津波被害にあった宮城県山元町の農業者さんたちが結成した農業生産法人「株式会社一苺一笑」が運営しています。
一苺一笑松森農場さんでは、宮城県産のいちご“もういっこ”他、全部で5種類のいちごの収穫体験(いちご摘み)ができます。40分食べ放題で、おかわり自由の練乳つきですよ!

リード
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“一粒の苺から一つの笑顔を”がコンセプト

株式会社一苺一笑の本社がある宮城県山元町は、東北の中でも有名ないちごの産地。会社のコンセプトは、“一粒の苺から一つの笑顔を”。一粒の苺で一人ひとりを笑顔にしたいという想いがいっぱい詰め込まれているのです。

そんな一苺一笑松森農場さんを取材させていただき、早速ほっこりと笑顔になったいちごがコチラ!

猫耳いちご

猫ちゃんのお顔のような形のいちご。猫耳みたいで超キュートです!

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いちごの収穫体験の流れ

実際にいちごの収穫体験をしてきましたので、写真を交えて実際の様子をお伝えしていきますね。

入場から受付まで

行列用スペース

駐車場のすぐ横に、入場を待つためのスペースがあります。3つに仕切られており、右端が個人客がいちごの収穫体験を待つスペース。真ん中が団体予約済みの人が待つスペース。左端がお買い物のみの人が待つスペースです。

一苺一笑松森農場さんのいちごの収穫体験はとても人気があり、週末には多い時で数百人の待機列ができることも。
なお、いちごの収穫体験を事前予約できるのは15名以上の団体のみ。個人の予約はできないため、開場の10時より前から並ぶ人もいるそうです。

プレハブ

待機スペースのすぐ目の前がハウスで、ハウス横に立てられている“本日の状況”の看板で、いちごの収穫体験(いちご摘み)や販売についての状況確認をすることができます。

受付

入場すると、収穫体験(いちご摘み)と販売、それぞれに進む方向が示されています。収穫体験の人は右へ進み、受付。料金を支払い、収穫体験の終了時刻を確認します。

人数分の練乳トレーを受け取ったら、いよいよいちごが栽培されているハウス内へと入って行きましょう!

収穫体験開始!

ハウス内

収穫体験ができるエリアは、いちごの生育状況等により、その日その日で決められています。看板を確認し、ロープが張られているエリアには立ち入らないように気をつけましょう。分からない時は、近くにいるスタッフさんに尋ねるといいですよ。
ハウス内はとても暖かいので、厚手の上着を着ていたら脱ぐのがおすすめです。

もぎ方

いちごのもぎ方も掲示されています。摘み取り前に確認しましょう。

いちご畑

さあ、お気に入りのいちごを見つけましょう!

栽培されている品種は、もういっこ・紅ほっぺ・よつぼし・とちおとめ・にこにこベリーの5種類。いちごの生育状況に応じて、摘み取り可能な品種の数は変わることもあります。私が体験した時は、4種類のいちごを食べ比べることができました。

とちおとめ

コチラのいちごは、“とちおとめ”。

“もういっこ”は宮城県オリジナル品種。“紅ほっぺ”はサイズが大きめ。“よつぼし”は果実の中までしっかりと赤い。“とちおとめ”は東日本シェアNo1の品種。“にこにこベリー”は宮城県オリジナルの新品種で、“とちおとめ”と“もういっこ”のハイブリッド。
各品種のお味や食感はぜひ現地で確認を!

もういっこ

広報の大野さんおすすめの品種は、宮城県産の“もういっこ”と“にこにこベリー”。東北生まれのいちごをお腹いっぱい食べてみてください。

ハウス内2

収穫できるスペースは意外と広い!同じ品種のエリアだけで摘み取らず、くまなく歩いて、多くの品種を食べ比べてみるのがおすすめです。
お代わり自由の練乳が置かれた台の横に、いちごのヘタを捨てるゴミ箱も設置されています。

甘酸っぱいいちごとたっぷりの練乳で至福!

練乳といちご

受付でもらった練乳トレーには、練乳を入れるスペースといちごのヘタを入れるスペースがあります。(私はヘタを入れるスペースにいちごを入れて使っていました。)

練乳をつけたいちご

いちごは甘さと酸っぱさの絶妙なハーモニーを楽しむことができるフルーツです。そのまま食べてももちろん美味しいですし、練乳が好きならたっぷりといちごにつけていただいてみて!
練乳がとろ〜り。笑顔で元気になること間違いなし!

練乳

練乳は、おかわり自由ですよ。

ハチさんは優しく見守ってあげて!

ハチ注意書き
ハチ

場内にはいちごの授粉のためクロマルハナバチがいます。大人しくて優しいハチですので、怖くないですよ。そっと見守ってあげてください。

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バリアフリー設計なので、車椅子やベビーカーでもラクラク収穫体験

段差のあるいちご畑

一苺一笑松森農場さんのハウス内は、広々としたバリアフリー設計。車椅子やベビーカーに乗ったままでもいちごの摘み取りができます。また、いちごの棚は高低差がある2段階になっており、小さいお子さんからご年配の方まで、気軽に収穫体験できます。

お買い物も楽しい

もういっこ

一苺一笑松森農場さんでは、真っ赤に熟したいちごの販売も行っています。1パックから購入可能です。

ジャム
にこにこベリー

農場特製のいちごジャムや新品種“にこにこベリー”のマカロンなども売っています。

いちご酢

いち酢(いちず)は、完熟いちごと完熟リンゴで作られたお酢。人気商品です!
ジュースにしたり、お酒と割ったりがオススメです。

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まとめ

大きないちご

宮城県仙台市にある一苺一笑松森農場さん。一粒の苺で一人ひとりを笑顔にしたいという想いで運営されている、人気のいちご収穫体験スポットです。そして、いちごを一粒食べると、あら不思議!笑顔で元気になります!

一番混み合う時期は、春休み。いちごの摘み取りをゆったりと楽しみたい場合は、春休み明けの4月中旬か、GW明けの5月中旬から6月がオススメ。また、例年12月から6月までオープンしており、12月〜2月は冬季の暖かいお出かけスポットとしてもオススメです。

kaoriの取材絵日記

イラスト絵日記
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一苺一笑松森農場の基本情報

住所:宮城県仙台市泉区松森字城前157-1
アクセス:東北新幹線・JR仙台駅から車で約20分
電話:022-346-8731
営業期間:12月~6月
営業時間:10:00~16:10(最終受付15:30)
定休日:火曜日
予約:15名以上の団体のみ予約
駐車場:あり
料金:年齢や時期によって変わりますので公式サイトでご確認ください。
公式サイト http://ichiichigo.jp
公式Twitter https://twitter.com/ichiichigo1518

いちごの育成状況により、早めに営業終了となることもあります。また、新型コロナウイルス感染症の影響により急きょ営業スケジュールが変更になる可能性もあります。来場前に、公式サイトあるいはSNSで営業時間についての最新情報の確認をお願いします。

【当取材記事につきまして】
ライターmikami kaoriが企画・取材依頼して記事を作成しました。

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