春はもうすぐそこ。公園にお出かけしたくなる時期になりますが、みなさんはどこかにお出かけの予定はありますか?今回、トラベルライターの中島誠子が訪れたのは、南町田グランベリーパークにオープンした「スヌーピーミュージアム」とそのお隣の「PEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)スヌーピーミュージアム」(以下、ピーナッツ カフェ)。
到着してすぐお腹がペコペコだったので、まずはピーナッツカフェで腹ごしらえ。「ピーナッツ」の世界観が楽しめるカフェは、とってもかわいくて、お食事も最高でした!お隣のスヌーピーミュージアムや公園にも立ち寄ってみたので、併せてレポしたいと思います。
目次
「南町田グランベリーパーク」とは?
![「南町田グランベリーパーク」とは?1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-1.jpg)
ピーナッツ カフェをご紹介する前に、簡単に「南町田グランベリーパーク」についてご紹介します。南町田グランベリーパークは、2019年11月、田園都市線・旧南町田駅(現:南町田グランベリーパーク駅)の南側エリアに誕生した街。以前あったアウトレットモールや鶴間公園などが再開発され、ひとつの大きな街として生まれ変わりました。
それと同時に、南町田駅が南町田グランベリーパーク駅という名称に変わり、スタイリッシュで広々とした駅に進化。駅から始まる街の中には、巨大な商業施設「グランベリーパーク」、公園、子どもクラブ(児童館)、スヌーピーミュージアムなどが設けられ、ショッピングだけでなく、さまざまな体験や遊びができる場所になっています。
![「南町田グランベリーパーク」とは?2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-2.jpg)
その南町田グランベリーパークの中に、目黒店に続いて2号店となる「ピーナッツ カフェ」が2019年11月13日にオープン。そして、2019年12月14日にカフェの隣に「スヌーピーミュージアム」がオープンしました。
まずは「ピーナッツ カフェ」へ!
![まずは「ピーナッツ カフェ」へ!](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-3.jpg)
駅から5分程歩くと、カフェに到着。アウトレットなどのショップが近いので、ショッピングの途中で気軽に立ち寄ることができます。また、ミュージアムとは別の棟になっているので、ミュージアムには入らず、カフェだけの利用も可能です。
高原リゾートのように清々しい店内
![高原リゾートのように清々しい店内1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-4.jpg)
店内の大きな窓からは、隣接する公園の木々を臨むことができ、明るく開放感たっぷり!高原のリゾートにでも来たかのような、清々しさを感じました。そして、「ピーナッツ」のかわいい世界感に包まれつつも、スタイリッシュで大人な雰囲気があります。
![高原リゾートのように清々しい店内2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-5.jpg)
大きな赤い屋根のドッグハウスがど~ん!大胆で遊び心のある空間に、ワクワク!このドッグハウスの中の席に座ることもできるんですよ。スヌーピーの気分が味わえる特等席かもしれませんね。
![高原リゾートのように清々しい店内3](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-6.jpg)
壁や椅子など、至るところにピーナッツ・ギャングたちが描かれ、「ピーナッツ」の世界観にどっぷり浸ることができます。天井から吊るされた、こちらの特大モビールも必見。
![高原リゾートのように清々しい店内4](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-7.jpg)
壁には1950、60、70年代の四足歩行のスヌーピーの大きなタイルアートも。ここで知りましたが、スヌーピーって、昔は四足歩行だったんですね。
おすすめのメニューはこれ!
![おすすめのメニューはこれ!1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-8.jpg)
メニューはフード、スイーツ、ドリンクがあり、それぞれテイクアウト用のメニューも用意されています。ランチやディナーはもちろん、スイーツタイムやピクニックも楽しめる品揃えは嬉しいですね。店内用のメニューは、各席に置いてあるタブレットから注文が可能です。
![おすすめのメニューはこれ!2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-9.jpg)
私たちがランチにチョイスしたのは、ピーナッツ・ギャングたちの持ち寄りピクニックをイメージしたバスケット「ピクニックバスケット&プレート」。ウッドストックの巣(フライドポテト&ミニアメリカンドック)、フルーツ、サラダ、ビスケットが詰め込まれたバスケットに、スキレットが2つ付いています。
スキレットはミートボールかローストチキンを選べるのですが、欲張りなわたしたちはひとつずつ頼んでシェアすることに!
![おすすめのメニューはこれ!3](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-10.jpg)
いろんな物がちょっとずつ入ったシェアセットは、ワイワイ楽しみたい女子にぴったり。価格は1セット(2名分)4,180円(税込)とちょっとプチ贅沢なランチになりますが、お食事のレベルは価格以上!お肉料理は、どちらも味わい深く、ビスケットとの相性が抜群です。サクふわなアメリカンドック、新鮮なサラダやフルーツも美味しかったですよ。
![おすすめのメニューはこれ!4](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-11.jpg)
ちなみにこちらがビスケット。バターの風味がたまりません。
![おすすめの5メニューはこれ!5](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-21-1.jpg)
フードメニューは、他に、スヌーピーが大好きなピザも。ふっくらした生地の中からたっぷりのソースが溢れ出すピザは、アウトドアブームで人気のスキレット ピザです。他、ハワイで人気のポケボウル、サラダ、キッズメニューなど、フードメニューは約10種類。追加代金でドリンクやスープのセットにもできますよ。
![おすすめのメニューはこれ!6](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-12.jpg)
カラトリーやペーパーナプキンも、ついつい見入ってしまうかわいさ!カラトリーは気に入ったら、店内で購入も可能ですので、ぜひ。
甘い物好きを魅了するスイーツやドリンク
![甘い物好きを魅了するスイーツやドリンク1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-13.jpg)
スイーツは、季節のパンケーキ、マスカルポーネクリームフルーツサンド、チョコレートハンバーガーなど、甘い物好きにはたまらないラインアップ!スタッフおすすめは、季節ごとに変わるフルーツのパンケーキ「季節のパンケーキ」。(取材時はりんごを使ったパンケーキ)「ピーナッツ」のコミックでおなじみの擬音がステンシルで描かれていて、ファンにはたまらないメニューです。
![甘い物好きを魅了するスイーツやドリンク2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-14.jpg)
また、ドリンクメニューも豊富で、スヌーピーが大好きなミルクセーキをピーナッツ カフェスタイルにアレンジしたドリンクもあります。いただいたのは、プリンの甘さとタピオカの食感が楽しめる「タピオカ・プディング ミルクセーキ」(写真左)とチョコレートソースをからめ、焼きマシュマロを乗せた「チョコレートスモア ミルクセーキ」(写真右)。
こってりとした甘さを想像しましたが、意外にも甘すぎず、ミルクの風味が広がる優しい味でした。食後のデザートとしてもおすすめです。
テイクアウトして、隣の公園へピクニック!
![テイクアウトして、隣の公園へピクニック!1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-15.jpg)
隣の公園でピクニックができるよう、テイクアウトメニューも充実しています。 「ピーナッツ・ギャング・ピクニックボックス(2,420円税込)」は、レジャーシート付き。このままお隣の公園でピクニックが楽しめます。
レジャーシートは持ち帰りOKなので、おうちでも使えますよ!お天気がいい日はもちろんのこと、店内が混雑している時はテイクアウトをするといいでしょう。
![テイクアウトして、隣の公園へピクニック!2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-22-1.jpg)
テイクアウトメニューは他に、ミートボールホットドッグ、オニオンスープやアイスサンドクッキー、ルーシーのホームメードレモネード、焼きマシュマロラテなどがあり、写真映えも抜群。
![テイクアウトして、隣の公園へピクニック!3](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-16.jpg)
キュートなデザインのカップは、テイクアウトドリンクの魅力のひとつかもしれませんね。
ピーナッツカフェ スヌーピーミュージアムの限定商品も
![ピーナッツカフェ スヌーピーミュージアムの限定商品も](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-17.jpg)
店内入口には、「ピーナッツ」のグッズがそろう物販コーナーがあり、店内メニューでも使用されているドライフルーツやジャムなども販売されていましたよ!また、ピクニックやアウトドアで活躍するグッズも充実しているので、お帰りの際にチェックしてみて。
2019年12月にオープンしたばかりのスヌーピーミュージアムへ!
![2019年12月にオープンしたばかりのスヌーピーミュージアムへ!](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-18.jpg)
食後は、2019年12月にオープンしたばかりのスヌーピーミュージアムに行ってみました!スヌーピーミュージアムは、アメリカ・カリフォルニア州にあるシュルツ美術館の世界で唯一の公式サテライト(分館)です。美術館所蔵の原作コミックの原画を展示するほか、作者チャールズ・シュルツ氏に関するコーナーなど、貴重な資料がたくさん展示されています。
知らなかったスヌーピー誕生の物語や「ピーナッツ」の魅力を知る
![知らなかったスヌーピー誕生の物語や「ピーナッツ」の魅力を知る1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-19.jpg)
まず向かったのは、貴重な展示が集められた3階。3階入口の「オープニング・シアター」では、マルチスクリーンを駆使した、新作オリジナルアニメーションが上映されています。かわいいピーナッツ・ギャングたちのお出迎えに、思わず目が釘付けに!
![知らなかったスヌーピー誕生の物語や「ピーナッツ」の魅力を知る2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-20.jpg)
作者シュルツ氏の人生や創作の歴史の展示も。作者の「ピーナッツ」への想いやスヌーピー誕生のエピソードなどを知ることができ、スヌーピーを深く知らない方も楽しめる場所です。スヌーピーはビーグル犬ですが、実際にモデルになっていた犬は、シュルツ氏が幼い頃に飼っていた愛犬で、ビーグル犬とは全く異なる犬種でした。ちょっと驚きでしたが、そんな発見ができるのも、ミュージアムならでは。
また、シュルツ氏がキャラクターを生み出す映像もあり、思わず見入ってしまいました。白飛びしているように見える部分に映像が映し出されますが、写真撮影は接写禁止でした。どのような映像が観られるかは当日のお楽しみに!
![知らなかったスヌーピー誕生の物語や「ピーナッツ」の魅力を知る3](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-21.jpg)
スヌーピーやその飼い主チャーリー・ブラウンなど多彩なキャラクターたちが登場するコミック「ピーナッツ」は、アメリカで、1950年~2000年まで50年間、シュルツ氏がたったひとりで描き続けた新聞の連載コミック。日常の何気ない出来事を少し哲学的に、ちょっと笑えるエピソードで描かれたコミックは、今でも世界中で愛されています。そんな「ピーナッツ」やピーナッツ・ギャングの定番エピソードやトリビアなどもあり、見ごたえたっぷり。
巨大スヌーピーが登場!
![巨大スヌーピーが登場!1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-22.jpg)
見てください!この巨大スヌーピー!「スヌーピー・ルーム」には、すやすや寝る、全長8メートルの巨大スヌーピーを中心に、ものまねをしたり、スケートをしたり、あまり見かけないユニークなポーズのスヌーピーがずらり。スヌーピーファンには天国ではないでしょうか。
![巨大スヌーピーが登場!2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-23.jpg)
同じく2階にある、スヌーピーの親友の黄色い小鳥、ウッドストックをイメージした「ウッドストック・ルーム」。
![巨大スヌーピーが登場!3](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-24.jpg)
ウッドストックのふわふわ感が表現された空間は、衝撃のかわいさでした!ここでは、「ピーナッツ」を読んだり、オリジナルのショートムービーが楽しめたりしましたよ。
![巨大スヌーピーが登場!4](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-25.jpg)
2階はこれだけではありません。シュルツ美術館から借用した原画が公開されている企画展もありました!アメリカに行かなくとも、貴重な展示を間近でみられるんです。ファンならこれは行くべきですね。半年ごとに内容が変わるので、次の企画展も楽しみです。
企画展「ビーグル・スカウト」
開催期間:2019年12月14日~2020年6月28日
ワークショップでオリジナル作品を!
![ワークショップでオリジナル作品を!](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-26.jpg)
ワークショップルームでは、スヌーピーのキャンドル作り、トートバッグ作り、ぬいぐるみ作りなど、多彩なプログラムが用意されていました。人気のワークショップは予約開始とともにチケットが売り切れてしまうようですので、どんなワークショップが開催されているかは、公式サイトでチェックしてみてくださいね。
世界でここにしかないグッズがたくさん!「ブラウンズストア」
![世界でここにしかないグッズがたくさん!「ブラウンズストア」1](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-27.jpg)
最後は、ミュージアムショップ「ブラウンズストア」でショッピング。チャーリー・ ブラウンをイメージした店内には、ミュージアムオリジナルグッズが約300点。書籍以外、ほとんどのグッズがスヌーピーミュージアムショップの限定品だそうです。ちなみに限定品は、スヌーピー ミュージアムと書かれたシールが目印です。
![世界でここにしかないグッズがたくさん!「ブラウンズストア」2](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-28.jpg)
普段使いできるステーショナリーや雑貨がずらり。あれこれ欲しくなってしまうかわいさに、ついついお財布の紐がゆるんでしまいました……。
![世界でここにしかないグッズがたくさん!「ブラウンズストア」3](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-29.jpg)
ふわふわの手触りにこだわったオリジナルのぬいぐるみは、触り心地抜群です。
![世界でここにしかないグッズがたくさん!「ブラウンズストア」4](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-30.jpg)
缶のデザインがキュートなお菓子のお土産は、友人や職場のお土産にもぴったり。
![世界でここにしかないグッズがたくさん!「ブラウンズストア」5](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-31.jpg)
2020年の「ピーナッツ」70周年を記念した商品、ウォータードーム。台座には、「70th anniversary」の文字が刻まれています。
![世界でここにしかないグッズがたくさん!「ブラウンズストア」6](https://hito-tema.net/wp-content/uploads/2020/01/3998-32.jpg)
ショッピング後は、お隣の鶴間公園を散策。今回のおでかけでスヌーピーにまつわるアレコレに詳しくなり、スヌーピーにぐっと近づけた気がしました。スヌーピーファンだけでなく、スヌーピーを知らない方もきっと好きになるはず。ぜひ、ピーナッツ カフェとスヌーピーミュージアムに足を運んでみてください。
スヌーピーミュージアム/PEANUTS Cafe(ピーナッツ カフェ)スヌーピーミュージアムの基本情報
住所:東京都町田市鶴間3-1-1
電話番号:042-812-2723(10:00-20:00)
アクセス:田園都市線「南町田グランベリーモール」駅から徒歩4分
営業時間:10:00~20:00(入場は19:30まで)
※PEANUTS Cafeの営業時間は、10:00~22:00(ラストオーダー21:00)
公式サイト:https://snoopymuseum.tokyo/
【当取材記事につきまして】
hitotema編集部が企画、ライター中島誠子さんが取材依頼し、記事を作成しました。