夜景の美しい本格的な高層シティホテル『神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ』。
源泉かけ流しの天然温泉施設や温泉露天風呂付客室があり、シティホテルでありながら和のおもてなしを感じられるのが特徴です。
今回は展望檜(ひのき)風呂付の「クラブジャパニーズスイート」に宿泊。朝食をランチブッフェに替えられるサービスを利用し、温泉とクラブフロアを存分に満喫してきました。
施設に隣接する商業施設にあるホテル直営の『シェラトンマルシェ』で、新鮮な野菜やホテルメイドのサンドイッチや焼き菓子も購入したので、そちらの様子も併せてレポートします。
目次
神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズとは
『神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ』は、神戸・六甲アイランドにある高層シティホテル。
西洋の機能性と日本ならではの和のおもてなしが溶けあう、神戸という街を象徴しているかのようなホテルです。
取材したのは11月末で、クリスマス装飾が美しいシーズンでした。
天然自家源泉 100%「神戸六甲温泉 濱泉」
『神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ』の大きな特徴は、なんといっても自家源泉の天然温泉を100%使った源泉かけ流しの温浴施設「神戸六甲温泉 濱泉」があること。
宿泊者専用の貸切温泉「なごみ湯」(税サ込5,500円)もあります。
湯上り処は、広々と明るいヒーリングラウンジと暖炉のあるシックな雰囲気のウォームラウンジ。湯上り処に用意されている麦とコーンのブレンド茶は、とびきりの美味しさでした。
おすすめは、SPA直通フロア
さまざまな種類の客室がありますが、温泉を満喫したい方におすすめなのはSPA直通フロア(クラブフロア・スパフロア・プリファードフロア)での宿泊。
こちらのフロアにはSPA直通の専用エレベーターがあり、浴衣とスリッパで濱泉へ行くことができるからです。
また、SPA直通フロアの宿泊客専用のラウンジ「SpaLiving」もあり、スポーツドリンク、アセロラドリンク、乳酸菌飲料、コーヒー牛乳などが用意されています。
無料で使えるマッサージチェアもあり、ゆったりと寛げます。
ホテルらしいリラクゼーション施設も
温泉や湯上り処にいるとシティホテルにいることを忘れそうになってしまいますが、エステやタイ式マッサージといった高級ホテルならではの施設も併設されています。
時間に余裕があれば、ぜひこちらも利用してみてください。
温泉露天風呂や展望檜風呂付の和の客室も
『神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ』には、4種類のフロアがあります。
- 専用ラウンジを利用できる「クラブフロア」
- 温泉露天風呂など和のしつらえを備えた「スパフロア」
- 中高層階に位置し、スパ直通の「プリファードフロア」
- 多彩な客室が揃う「シェラトンフロア」
クラブジャパニーズスイートに宿泊
今回宿泊したのは、クラブフロアにある「クラブジャパニーズスイート」。
大きなテレビのあるリビングは、琉球畳の和室。テーブルと椅子もあるので、「和室が落ち着くけど膝が痛いので椅子がいい」といった年配の方との旅行には特にありがたいですね。
角が丸いので、小さな子ども連れにも安心です。
寝室はフローリングの洋室。こちらにも小さいテレビがあります。
3人以上での利用時は、リビングに布団を敷いていただけます。
寝室の隣、窓際には檜風呂。温泉ではありませんが、湯船が大きく、快適で心地よいお風呂です。
昼間の明るさも爽快ですが、夜になると神戸の灯りが!
檜製のリボンからも良い香りが立ち昇ります。たっぷりのお湯なので冷めにくく、長風呂も楽しめました。
夜景の美しいクラブラウンジ
クラブラウンジは、神戸の夜景が一望できる19階にあります。
窓際のカウンターもありますので、空いていればラッキーです。
クッキー、ドライフルーツ、ナッツなどのスナック類とソフトドリンクは、7時から22時まで、終日提供されています。特にクッキーは、手が止まらない美味しさ!
17時から19時まで(2024年2月1日より18時から20時、小学生以下の利用は18時までに変更)のトワイライトサービスと19時から20時半までのイブニングサービスでは、アルコールも提供されます。
お酒の種類は少し変わり、トワイライトサービスの時間帯のみ生ビールがあります。湯上がりの1杯を楽しみたい方はお見逃しなく。
※浴衣・スリッパでのラウンジ利用は不可
トワイライトサービスの時間帯には、1人1皿のオードブルも提供されます。
品数も多く、バランスのいいおつまみでした。
ホテル内には鉄板焼に和食、中国料理と8つもの個性的なレストランやバーがあるので、アペリティフを楽しんだあとの夕食には困りません。
また、ホテル直結の商業施設「シェラトンスクエア」にあるフードセレクトショップ『シェラトンマルシェ』にもカフェがあり、サンドイッチや中華総菜など日替わりのテイクアウトメニューもあります。
今回はせっかくのジャパニーズスイートでの滞在を楽しみたかったので、『シェラトンマルシェ』でサンドイッチやスイーツ、ベビーリーフを購入し、ルームサービスでフライドチキンをオーダー。
部屋でゆっくりと食事を楽しみました。
心地よいオールデイダイニング「ガーデンカフェ」
『神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ』の朝食は、彩り豊かな和洋のブッフェ(アメリカンブレックファストへ変更も可能)。
朝食会場である『ガーデンカフェ』は、高さ8mの吹き抜けの空間にやさしい光が降り注ぐ開放感のあるダイニングで、爽やかな朝を迎えられそうです。
今回はチェックアウト後にランチブッフェをいただいたので、そのときの様子をご紹介します。
『ガーデンカフェ』のランチブッフェ
ランチブッフェのメニューは季節ごとに変わりますが、11月末のこの日、まず目に飛び込んできたのは甘海老のお刺身。ほかにお刺身盛りの小皿もあり、なんとも贅沢でした。
地元兵庫産を含む新鮮野菜のサラダブッフェもカラフル。新鮮でシャキシャキしているととても好評なのだそうです。
スモークサーモンやハムなどの冷菜、肉や魚の温菜に点心、牛すじカレー、茶わん蒸しと、ホテルブッフェで食べたいものばかり!
カレーの右上は、ライブキッチンで作りたてをいただける牛しゃぶです。
写真には写っていませんが、淡路島の玉ねぎを使ったオニオンスープも絶品でした。
丹波鶏の炭火焼と海老とホウボウの天ぷらも、ライブキッチン。焼きたて、揚げたての美味しさはたまりません。
そして特筆すべきは、スイーツの美味しさ!
この日はジュレ、ガトーショコラ、わらび餅、ピスタチオのタルト、ほうじ茶とホワイトチョコレートのドリンクというラインアップでしたが、さすが神戸というクオリティで驚いてしまいました。
同様にパンも、とても美味しかったです。
22時間以上のゆったり滞在
15時にチェックインし、12時のチェックアウト後にゆっくりとランチ。
温泉にも檜風呂にも何度も入り、気付けば22時間以上もホテルステイを楽しませていただきました。
『神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ』は、カップルにもファミリーにも、三世代旅行にもおすすめのホテル。
親子で遊べるキッズスペース『Kobeスイーツキッズランド』やペットホテルも備えた愛犬のためのリラクゼーションハウス『シェラトンドッグ』もあるので、小さな子ども連れやペット連れでも安心して利用できますよ。
『神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ』の施設情報
所在地:兵庫県神戸市東灘区向洋町中2-13(六甲アイランド)
電話番号:078-857-7000
最寄駅:六甲ライナー「アイランドセンター駅」徒歩1分
公式サイト:https://www.sheraton-kobe.co.jp/
【当記事につきまして】
hitotema編集部が有償で宿泊し、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ様の許可を得て記事を制作しました。