横浜・みなとみらいエリアにこの秋、横浜初進出の「ヒルトン横浜」が新規オープンしました!
ヒルトン横浜があるのは「ミュージックテラス」と名付けられた街区。ほぼ同時に開業した、約2万人のキャパシティを誇る話題沸騰の音楽専用アリーナ「Kアリーナ横浜」にも隣接しています。
横浜駅や新高島駅からも行きやすく、パシフィコ横浜も近いため、コンサートや旅行、ビジネスにも便利です。
今回は話題のホテル「ヒルトン横浜」をご紹介します!神奈川県の地元食材を多く使った大人気のビュッフェも体験してきました。
手前に見える低層の建物がエントランス棟で、1階はメインエントランスと駐車場、2階にサブエントランスとレストラン、3階はフロントとバー&ラウンジ。奥に見える2棟の高層建物の左側がホテル棟です。
目次
アートと音楽の街ミュージックテラスに誕生したリバーサイドホテル
メインエントランスから一歩ホテルに足を踏み入れると迎えてくれるのが、アート作品!
ヒルトン横浜の建築デザインコンセプトは「YOKOHAMA Déco」。
横浜が日本のジャズの発祥地として名を馳せていた時代に流行した建築様式「アールデコ」をモチーフに、モダンな横浜の要素を組み込み再構築し、デザインされました。
アールデコのメインカラーである黒・白・ゴールド、そしてアートと螺旋階段の曲線が優美です。
螺旋階段またはエレベーターでフロントのある3階へ上がると、目の前にバー&ラウンジ「メロディー」、そしてフロントとロビーラウンジがあります。
客室紹介
ヒルトン横浜の客室数は339室。全客室、31㎡以上の広さがあります。
プレミアムルーム(ツイン)
全339室のうち167室と、全8タイプの客室の中でもっとも室数の多い「プレミアムルーム」をご紹介します。客室の広さは39㎡。Anker(アンカー)のBluetoothスピーカーと55インチのハイビジョンテレビがあります。
広々とした洗面台、ガラス戸で仕切られた独立バスルームには、バスタブとレインシャワーを完備しています。『循環』をテーマにした国産ブランド「マーガレット・ジョセフィン」のスキンケアアメニティも嬉しいです。
デスクにはヒルトンオリジナルのメモとボールペン、しっかりとしたデスクマットもあります。Kアリーナ横浜でのコンサートの感動をファンレターにしたためたり、お仕事をしたりするのにも十分な広さがあります。
ヒルトン横浜では、全客室共通でセパレートのパジャマが備えられています。
また、ご紹介したのは帷子川やKアリーナ横浜正面入り口が見える客室ですが、みなとみらいのシティビューを眺望できる「デラックスルーム(31㎡)」もあります。
エグゼクティブスイートルーム
7〜25階の各フロアに1部屋のみの「エグゼクティブスイートルーム」は、ゆったりとした81㎡の広さがあります。
部屋の中央にテレビが設置された壁があり、リビングルームとベッドルームが緩やかに仕切られています。引き戸で閉められるので、落ち着いて眠れそうです。
スイートルームは、キングとツインの2タイプがあります。ベッド周りのしつらえやカーペットは、このホテルのためにデザインされた特注品。ベッドのヘッドボードや照明、フットベンチの統一感が、上質な空間を演出しています。
洗面台は2ボウル。ボウルとボウルの間にもドレッサーと椅子があり、さらに卓上ミラーもあります。身支度の時間が重なっても大丈夫ですね。
奥に見えるのはウォークインクローゼット。スイートルームだけの設備で、長期滞在にも対応可能です。
スイートルームのアメニティーは、スキンケアは雪肌精です。バスアメニティーは、全室イギリス発のフレグランスブランド「クラブツリー&イヴリン(Crabtree&Evelyn)」のほかに、「モルトンブラウン(MOLTON BROWN)」が置かれています。
ヒルトン横浜は、全客室にBluetoothスピーカーを設置。
スイートルームはMarshall(マーシャル)製、スイートルーム以外はAnker(アンカー)製です。
コンサートの余韻をお部屋で楽しんだり、滞在中に好きな音楽と過ごしたりするのもいいですね。
スイートルームは冷蔵庫内のミニバーが滞在中無料です。水はペットボトルではなく瓶詰めがヒルトン流。SDGsにも配慮しています。
そのほか、全室共通でコーヒーメーカーとコーヒーカプセル、ティーバッグが設置されており、お部屋でいれたてのコーヒーや紅茶を楽しめます。
ホテル5階には、エグゼクティブルームとスイートルームの宿泊者専用のエグゼクティブラウンジがあります。着席チェックイン・チェックアウトサービスのほか、1日を通じて朝食、ティー、カクテルタイムのサービスが受けられます。
ヒルトン横浜の3つのレストラン
宿泊しなくても利用できるヒルトン横浜のレストランは3つ。
特にオールデイダイニング 「パレード」のビュッフェは、一日中異なるメニューが楽しめることで大人気です。
オールデイダイニング 「パレード(Parade)」
朝・昼・デザート・夜と1日中楽しめるパレードの食事は、ビュッフェスタイル。例えば朝食には、約150種類の料理が並びます。
パレードのビュッフェは4つの時間帯で提供。ラストオーダーまでめいっぱいお料理を楽しめます。
■オールデイダイニング 「パレード」
朝食(7:00~10:00 L.O. 9:30)
ランチ(11:30〜14:00 L.O. 13:30)
デザート(15:00〜17:00 L.O. 16:30)
ディナー(18:00~21:30 L.O. 21:00)
※朝食は予約不可
この記事では、ランチビュッフェ(大人5,500円 子供2,750円)をご紹介します。
季節によってメニューは一部変わり、今回は2023年10月の取材時です。
「パレード」の内装デザインテーマは、港町・横浜の公園。庭園のガゼボ(西洋風あずまや)をイメージして曲線を取り入れた柱や、葉っぱをモチーフにしたパーティション、目に爽やかなグリーンが置かれています。
前菜のサラダが並ぶ、サラダアペタイザーのコーナー。彩り豊かな野菜たっぷりの6種類のサラダが並びます。隣のテーブルにはレタスやきゅうり、ミニトマトなどを自分で盛り合わせてオリジナルサラダにできるコーナーも。ここでは人気の柑橘・湘南ゴールドを使ったドレッシングもあり、神奈川県産へのこだわりを感じられました。
ランチタイムにお寿司も並ぶのが嬉しいです。平日にもかかわらず、180席の座席がほぼ満席の人気ぶりでしたが、お寿司も他の料理も、すぐに出来たてが追加で提供されていました。わさび抜き(別添え)なので、お子さんや辛味が得意でない方も安心していただけます。
中国料理も充実しています。五目炒飯、油淋鶏に春巻、怪味鶏(蒸し鶏)や焼豚、ピータンやザーサイと、一通りそろっていました。
さらに嬉しいのが、点心を乗せた飲茶ワゴンが各テーブルをまわってくれること!できたての熱々点心は、中華街のある横浜のホテルならでは。
ダイニングの名前を冠した、片手で食べられる「Paradeクラシックバーガー」は名物になる予感!お肉の旨味がぎゅっと凝縮された小さめのバーガーは、お腹と相談せず、ぜひお皿にとってもらいたい逸品です。
ご飯よりスイーツが好き!食事よりもスイーツをたくさん食べたいと思っていた筆者が思わずおかわりしてしまったのが、自家製麺パスタです。
パスタは日替わりで、ラディアトーリ、ジッリ、カサレッチェ、パッケリ、ピーペ、スパゲッティ、ラザニアなどの中から、3種類登場します。
なじみ深い細い紐状のスパゲッティは、乾麺との違いが際立ちました。自家製麺のもちもち具合、ソースとの相性にも感激しました!
ランチビュッフェといえど、スイーツも大充実しています。
カップケーキ、サブレ、マドレーヌなどの焼き菓子。ショートケーキやシフォンケーキ、パリブレストなどのケーキもたくさん!ケーキはあらかじめ小さめにカットされ、少しずついただけるのも嬉しいです。
ペストリーシェフはショコラティエとしても経験豊富なので、チョコレート系のスイーツは特におすすめ。プリンはカスタード、マロン、かぼちゃの3種類、ドライフルーツやドライナッツもありました。
紅茶のブランドは「HARNEY & SONS(ハーニーアンドサンズ)」です。ブランド一番人気のフレーバー、「ホット・シナモン・スパイス」もあります。スパイシーな紅茶が好きな方は、ぜひお試しあれ!
バー&ラウンジ「メロディー(Melody)」
昼と夜でガラッと雰囲気の変わる、バー&ラウンジ「メロディー(Melody)」。
バーカウンターの中には摩天楼に見立てた天井まで届く約7.2mのボトルタワーがそびえたちます。
パティシエ特製のスイーツやセイボリーがいただけるほか、2024年からは予約限定のアフタヌーンティーがスタートします。
奥には、グループで楽しめるソファー席もあります。大きな窓からはKアリーナ横浜が目の前に広がる特等席です。
バータイムは毎夜のピアノ演奏に加え、木~土の夜は生演奏ライブも開催されます。特に人気なのは、窓に面した、14席あるカウンター席です。
■バー&ラウンジ「メロディー」
ティータイム:11:00~17:00
バータイム:17:00~23:00(L.O. 22:30)
フードメニュー:12:00〜(L.O. 22:30)
スペシャリティレストラン「オーシャンミラノ シーフード&ローストビーフ(Ocean Milano Seafood & Roast Beef)」
「オーシャンミラノ シーフード&ローストビーフ」は、ディナー帯での営業のレストラン。
横浜の海と客船をイメージした落ち着いた内装に、ソムリエが厳選した約100種類のワインが並ぶワインセラーのあるダイニングです。
シェフのスペシャリティであるローストグリルビーフとフレッシュな新鮮魚介をコース料理で堪能できます。
■スペシャリティレストラン「オーシャンミラノ シーフード&ローストビーフ」
ディナータイム:17:00~21:30(L.O. 21:00)
料金:コース16,000円、20,000円
最後に
Kアリーナ横浜が開業し、盛り上がるみなとみらい。ヒルトン横浜はコンサート前後の食事や遠征時の宿泊、そして美食を楽しむためのレストラン利用にもよさそうです。
ヒルトン横浜の基本情報
住所:神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-13
電話番号:045-641-8000
公式サイト:https://hiltonhotels.jp/hotel/kanto/hilton-yokohama
※記事内の料金はすべて税サ込
【当記事につきまして】
当記事はhitotema編集部が企画・取材しました。記事作成にあたり、ヒルトン横浜様よりランチビュッフェをご提供いただきました。