埼玉・飯能「ノーラ名栗」にグランピング施設!ナイトサウナも!

埼玉・飯能「ノーラ名栗」にグランピング施設。ナイトサウナも!

ムーミンバレーパークが誕生した埼玉県飯能市は、ムーミンの生まれ故郷の“北欧”を体験できる施設が多くあります。今回ご紹介する「ノーラ名栗(Nolla naguri)」もそのひとつ。飯能・名栗地区の緑豊かな自然に囲まれ、北欧風のBBQ、フィンランド式のテントサウナ®、北欧雑貨や地元の名産品、ドリンクなどを販売するカフェ&ショップなど北欧文化を体験できる複合施設です。

そんなノーラ名栗に、2021年4月、「グランピングフィールド」が誕生!オープンを心待ちにしていたアウトドア&北欧好きの私は早速取材に行って参りました。

緑が深く心地良い雰囲気のノーラ名栗に、1泊2日で身も心もほぐれてホロホロに……。私が体験したことをそのままお届けいたしますので、皆さまも滞在した気分でぜひご覧ください。

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「ノーラ名栗」とは?

埼玉県飯能市は、市面積の約75%を森林が占める緑豊かな町。「ノーラ名栗」のNollaは、フィンランド語でゼロという意味があるのですが、そこには、飯能・名栗の自然に囲まれて過ごし、リラックスしたゼロの状態に近づいて欲しいという想いが込められています。

“わたしのちょうどいいをみつける場所”をコンセプトに、のんびりとした北欧時間が流れるようなロケーションで、北欧文化体験ができる下記5つのコンテンツが用意されています。

北欧雑貨や名栗の名産品、ドリンクなどを購入できる「カフェ&ショップ ヤマセミ」

北欧風のBBQが楽しめる日帰りBBQ施設「コッコバーベキュー」

フィンランド式のテントサウナ®を体験できる「サウナクラブ」

ハイキングの休憩にふらっと立ち寄れる「ドリンクスタンド」

グランピング施設「グランピングフィールド」

そして、2021年4月にオープンしたのが、今回の記事でご紹介するこのグランピングフィールド!

ノーラ名栗マネージャーの近野さんが、ノーラ名栗およびグランピングフィールドのオープンへの想いを語ってくださいました。

「飯能市の中で緑が深い名栗エリアにも北欧体験をできる場所を作りたいと、ノーラ名栗をオープンしました。ノーラ名栗の魅力は、都心からの近さと、大自然の中で北欧体験ができること。飯能周辺にキャンプ場は多くありますが、グランピング施設はありません。ノーラ名栗がアウトドア初心者の入口になり、アウトドア人口を増やせたらいいなと思います。そして、名栗に来ていただく方が増えたら嬉しいですね」

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1泊2日で北欧グランピング体験!

2021年4月29日のオープンに先駆け、1泊2日の宿泊体験会に参加させていただきました。宿泊日は晴天でグランピング日和。ノーラ名栗に到着すると、澄んだ空気と緑の香りが私を包み込み、急に時が緩やかになったようなのんびりとした北欧時間が流れていました。

15時、総合受付(レセプション)でチェックインを済ませグランピングフィールドへ。扉を開けると、森の緑に映える真っ白なテント、木のぬくもりを感じるウッドデッキ、ゆるりと流れるBGM……北欧の世界へと誘う洗練された空間が出迎えてくれました。

フィールド内にはグランピングテントが10棟あり、うち2棟がワンちゃんと泊まれるテント。各区画の中にはテント、テラス、ガーデンがあり、テラスにはBBQスペースとハンモックが設置されています。まず驚いたのは各区画の広さ。ガーデンを含め1区画約40平米と贅沢なつくり。また、フィールドと外との隔てがほとんどなく、名栗の自然との一体感を感じます。

さあ、中に入ってみましょう~。テントの中にはベッドが2台、ソファやテーブルなども設置され、内装は北欧らしさを感じるシンプルなデザイン。冷暖房、冷蔵庫、空気清浄機、電源、ライト、Wi-Fiなどが完備されているのでどのシーズンでも楽しめます。これならアウトドア初心者でもお子さん連れでも気軽に泊まれますね。

テント内にはバスタオル、歯ブラシ、ガウン、スリッパ、外用スリッパがあり、宿泊に必要なものはほとんど揃っています。翌日の服、ルームウエア、女性であれば化粧品類さえ持参すれば宿泊できちゃう手軽さが魅力ですね。

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スカッと爽快!レンタサイクルで名栗湖へGO!

支度を済ませたら「カフェ&ショップ ヤマセミ」で電動自転車をレンタル。ノーラ名栗から5分くらいの場所にある名栗湖へサイクリングに行ってみました。なんて絶景でしょう~!太陽に照らされた水面がキラキラ、空の青と山の緑のコントラストが美しく爽快な気分に。途中カヌー工房でカヌー作りも見学し、往復40分ほどのおでかけを満喫しました。

※レンタサイクルは有料(1台1000円/1時間、3000円/1日)

サイクリングを楽しんだ後は、テントに戻りハンモックに揺られてリラックス。すっぽりと体を包んでくれるハンモックは心地良さ抜群です。気持ち良すぎて一度寝ころんだらなかなか起き上がれません……。

グランピングディナーで北欧グルメに舌鼓

そうこうしているうちにディナータイム。宿泊プランには、北欧グルメが楽しめるグランピングディナーが含まれ、フィンランド名物のザリガニを使った前菜、グリッリマッカラ(北欧風ソーセージ)、ベーコンマッシュルーム、マッシュポテトなどが味わえます。

ドリンクはレモンウォーター付き。アルコールなどは各自で準備してもOKですし、施設内の「ドリンクスタンド」で購入も可能です。

※ザリガニは5月上旬~10月頃までの提供となるため、秋冬シーズンは季節のスープとなります。

ザリガニと聞くとちょっと引いてしまうかと思いますが、北欧では日本のたこ焼きパーティーのようにザリガニパーティーが開かれるほど身近な料理なんです。そしてここでいただくザリガニは、北海道の阿寒湖産のレイクロブスター(名前を変えただけで美味しそうな響き)。塩茹でされていて塩気が強いのですが、エビとカニの間のような味で美味しくいただきました。北欧体験のひとつとしてぜひ。

食材はWeberのバーベキューグリルで豪快に!BBQコンロ(ガス式のグリル)・網・トング・テーブル・イス・人数分の皿・カトラリー・ウェットティッシュ・ゴミ箱など、バーベキューに必要なものは全て揃っているので、本当に手軽です。

飯能の新鮮な無農薬野菜、オージービーフのステーキや国産豚のグリルもあり、ボリュームたっぷり。

ディナーは追加代金にて他プランへのアップグレードや、それぞれの単品追加も可能です。ちなみに、プラス1,000円で「ヤルビプラン」にアップグレードした場合、こちらの「ひのきの香りのプランクサーモン」とマシュマロ「森のスモア」が付きます。
ひのきの板ごと焼き、木のいい香りで燻した北欧BBQ風サーモンは絶品!

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焚き火で癒しのスモアナイトを

フィールドの中央にあるファイヤーピットに火が灯り、トワイライトタイムに。テントサイトがライトアップされた幻想的な雰囲気の中、先ほどのマシュマロを焚き火で焼いてみました。ふわっふわに焼けたマシュマロをおともに、焚き火と星空を眺めて過ごす時間は至福のひととき。日々のあれこれを忘れさせてくれます。

※森のスモアは500円で単品購入も可能です(大きいマシュマロ2個/クラッカー付き)

ナイトサウナで“整う”を体感

宿泊者はなんと「サウナクラブ」でのナイトサウナ付き!熱したサウナストーンにアロマ水を掛け、水蒸気で体感温度を上げるロウリュを体験できます。(15:00~21:00の間、12名定員の大テントに自由に出入り可能)

しばらくサウナ内にいると体の中がじわじわと温まり発汗。その後シャワーで汗を流し、外気浴するサイクルを数回行いました(冷水プールの利用も可)。こうすることで体中に血が巡り、“整う”を体感。このスッキリ感がクセになりそう~!こんな体験がグランピングでできるなんて驚きです。

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鳥のさえずりをききながらのモーニング

サウナのおかげでしょうか。ぐっすり眠れて朝の目覚めが驚くほどスッキリ!テントの目の前に広がる自然と鳥のさえずりに出迎えられながら清々しい朝を迎えました。朝食はオムレツ、ウィンナー、2種のパン、サラダ、スープ。中でもミートソースがたっぷり入った北欧風オムレツが絶品でした。
コーヒーやジュースなどのフリードリンクも用意されます。

※朝食内容は変更になる場合があります。

隣接の日帰り温泉「さわらびの湯」へ

宿泊者は隣接の天然温泉「さわらびの湯」のチケットが付いていて、滞在中(またはチェックアウト日)に利用できます。前日は時間がなかったのでチェックアウト後に温泉へ。地元優良⽊材「⻄川材」を贅沢に使った⽊のぬくもりを感じるお風呂や、緑の⽊々と川のせせらぎを感じる露天風呂もあり、とっても癒されました。

※さわらびの湯の営業時間は基本的に10:00~18:00

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「ノーラ名栗」でリラックスしたゼロの状態へ

今までさまざまなグランピング施設に宿泊してきましたが、アウトドアサウナに入れる場所ははじめて。サウナやグルメなど北欧体験のコンテンツが楽しく、何より北欧のような自然に囲まれたロケーションが最高でした。ゆるりとした時間の中で過ごし、宿泊後は「ゼロ」の状態というのでしょうか、リセットされたような清々しい気持ちに。このゼロをまた体感したくなってリピしたくなりそうです。今後、音楽イベント、野外映画鑑賞会、サウナイベントなどを開催されるそうなので、今後のノーラ名栗も要チェック!

ノーラ名栗の基本情報

住所:埼玉県飯能市下名栗607−1
電話番号: 042-978-5522
アクセス:(電車)飯能駅よりバスで約40分(車)圏央道狭山日高ICより約40分
URL:http://www.nolla-naguri.jp/

【当取材記事につきまして】
ノーラ名栗様よりメディア内覧会のご招待を受け、取材させていただき、記事を作成しました。

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